Kelly Clarkson（ケリー・クラークソン）は、オーディション番組出身の女性シンガーです。ブリトニー・スピアーズやマドンナほどの派手さ、カリスマ性こそ感じられないものの、努力して夢を勝ち取った（オーディション番組｢アメリカン・アイドル｣優勝）彼女だからこそ歌える、力強さが持ち味です。
サビや聴きどころから再生されるよう時間指定してあります。「どこがサビ？」「どこを聴けば良いのかわからない」という心配はありません。再生ボタンを押して、ケリー・クラークソンのおすすめ代表曲・名曲を聴いてみてください。パワーがほしい、元気がほしいと願う人たちを勇気づけてくれるパワーがあります。
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YouTube：Kelly Clarkson（ケリー・クラークソン）人気曲おすすめ
Kelly Clarkson（ケリー・クラークソン）の魅力とは？
ケリー・クラークソンは、1982年生まれの女性歌手。アメリカン・アイドルという人気オーディション番組で優勝、デビューを果たしました。デビューシングルで全米1位獲得、デビューアルバムは全米初登場1位を獲得。日本でも高い人気を誇るシンガーの一人です。
歌声はパワフルで、歌詞にも力強いメッセージが込められています。パワフルといっても、けっして押しつけがましさが感じられるものではありません。苦労と努力の末に歌手デビューを果たした彼女だからこそ歌える、芯のある力強さが魅力です。ご紹介する「Breakaway」、「Catch My Breath」の2曲では、彼女の生き様が色濃く反映されています。
Breakaway （2004）
アメリカ・テキサス州出身のケリー・クラークソンが人気番組｢アメリカン・アイドル｣のオーディションを受けた2002年当時、彼女はウェイトレスでした。この曲「Breakaway（ブレイクアウェイ）」のサビで歌われる｢I gotta take a risk, Take a chance, Make a change, And breakaway（リスクをおかし、挑戦し、変化して、飛び立つの）｣という歌詞に、ケリーの強い覚悟、力強さの原点が込められています。Avril Lavigne（アヴリル・ラヴィーン）が作曲に参加しています。
人気オーディション番組・American Idol（アメリカン・アイドル）からは、Adam Lambert（アダム・ランバート）やChris Daughtry（クリス・ドートリー）といった実力派ミュージシャンが多数発掘。特にアダム・ランバートはQUEEN（クイーン）のボーカリストとしてワールドツアーを回るなど大成功を収めています。
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Catch My Breath （2012）
2012年に発表された、「Catch My Breath（キャッチ・マイ・ブレス）」。
Catch one's breathは、一息つくという意味。一息ついて、本当の自分を取り戻す。メッセージ性の強い歌詞と芯のある力強さは、ケリー・クラークソンの真骨頂。私もこの曲を聴いておおいに励まされました。
ケリー・クラークソンの作品の中で一番すきな曲です。素晴らしいカバーもあるので、2つ合わせて聴いてみてください。
Catch My Breath （Cover）
このカバー・バージョンを聴いて、オリジナルの「Catch My Breath（キャッチ・マイ・ブレス）」がさらに好きになりました。Alex Goot（男性ボーカル）とChrissy Costanza（女性ボーカル）の歌声が心地よく響き、彼らのカバーでも最高クラスと言える作品だと思います。
このカバーが気に入った方は、ALEX GOOT人気曲｜洋楽カバーの鬼才・アレックスグート名曲まとめで紹介している彼らのカバー曲も聴いてみてください。圧巻の歌唱力に驚き、聴き惚れるはずです。
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Heartbeat Song （2015）
こちらもケリーの力強さが感じられるアップテンポな楽曲、「Heartbeat Song（ハートビート・ソング）」。ミュージックビデオの監督は、Marc Klasfeld（マーク・クラスフェルド）。
彼女の歌声とサウンドには幸せなエネルギーが満ちています。聴くと元気になれるだけでなく、どこか幸せな気持ちが漂い、余裕が生まれるので私はケリー・クラークソンが大好きです。
発売は2015年1月12日。ニューイヤーの幕開けにふさわしいすがすがしさ、クリスマスのような幸福感にあふれた曲だなと、リリース当時に感じたことを思い出します。
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I Do Not Hook Up （2009）
アップテンポでノリのよいナンバー「I Do Not Hook Up（アイ・ドゥ・ノット・フック・アップ）」。
hook upにはキスする、いちゃつくなど性的な意味が含まれますが、I do notということで転じて「私は軽い女じゃない」という、ケリーらしさと強い女性像が歌われた痛快な一曲です。
Already Gone （2009）
4thアルバム「All I Ever Wanted」6曲目に収録された「Already Gone（オーレディ・ゴーン）」。
アルバムの中盤で一際存在感を放つ作品です。作曲はケリー・クラークソン、そしてOneRepublic（ワンリパブリック）のボーカル・Ryan Tedder（ライアン・テダー）。
ライアン・テダーは、ケリー・クラークソンの4thアルバム「All I Ever Wanted」に収録された「If I Can't Have You」「Save You」「Impossible」「Tip of My Tongue」の作曲・プロデュースも手掛けています。
ミュージックビデオの映像監督は、Joseph Kahn（ジョセフ・カーン）。「Behind These Hazel Eyes」「Walk Away」「Never Again」もジョセフ・カーンがディレクターを務めています。
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My Life Would Suck Without You （2009）
フジテレビの「めざましテレビ」占いコーナーでもBGMとして使われていた楽曲「My Life Would Suck Without You（マイ・ライフ・ウッド・サック・ウィズアウト・ユー）」。
お出かけ前や、朝めざめた時に聴くとパワーを貰えるかもしれません。全米1位、全英1位獲得。
ミュージックビデオの映像監督は、Wayne Isham（ウェイン・アイシャム）。ハードロック・ヘヴィメタル系の映像作品で有名な、ミュージックビデオ界の巨匠です。
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Someone （2015）
著名なEDMシンガー・Matthew Koma（マシュー・コーマ）が作曲した「Someone（サムワン）」。
マシュー・コーマ特有のロマンティックな世界観、ケリー・クラークソンの美しいボーカルが見事に調和した作品です。
マシュー・コーマはZEDD「Spectrum」「Find You」などのEDMヒット曲でボーカルを務める他、Carly Rae Jepsen（カーリー・レイ・ジェプセン）やHilary Duff（ヒラリー・ダフ）といった女性歌手の作曲も手掛けるなど、マルチな才能を発揮するシンガーソングライターです。
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Invincible （2015）
ケリー・クラークソンの7thアルバム「Piece by Piece」に収録された「Invincible（インヴィシブル）」は、Sia（シーア）による作品。SiaはYouTube再生数9億回突破の世界的ヒット曲「Chandelier」で知られるオーストラリア出身の女性歌手。
ケリーが2012年のツアーでSiaの「Breath Me」を歌い、それがきっかけで両者は接近。シーアはケリーのために作曲していたことを明かしました。Siaと共に作曲に携わったJesse Shatkin（ジェシー・シャトキン）は、Kelly Clarksonの7thアルバム「Piece by Piece」、クリスマス・アルバム「Wrapped in Red」でもサウンドエンジニア、プロデューサーとして関わっています。
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Stronger （2011）
2011年リリースのパワフルな楽曲「Stronger（ストロンガー）」。
Kelly Clarkson（ケリー・クラークソン）のミュージックビデオで最もYouTube再生回数が多い作品です。再生数1億6764万回を突破。5thアルバム「Stronger」の2曲目に収録されました。
オリジナルタイトルは「What Doesn't Kill You」。アルバムにもWhat～の曲名で収録されていますが、2012年1月リリースのシングルでは「Stronger（What Doesn't Kill You）」として発売されました。
Silent Night
「Silent Night（きよしこの夜）」のライブバージョン。
Trisha Yearwood、Reba McEntire、ふたりの歌手に挟まれて歌うケリーの表情がとても気持ちよさそうです。彼女たちを見つめる眼差しからもリスペクトが感じられて、歌うことを心から楽しんでいる様子が伝わってきます。
Breakaway （Avril Lavigne version）
Avril Lavigne（アヴリル・ラヴィーン）による「Breakaway（ブレイクアウェイ）」原曲デモ。
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YouTube：Kelly Clarkson（ケリー・クラークソン）人気曲おすすめ
ケリー・クラークソンおすすめアルバムは「Greatest Hits」「All I Ever Wanted」
Kelly Clarkson（ケリー・クラークソン）を初めて聴く方におすすめしたい入門アルバムは、2012年11月に発売されたベストアルバム「Greatest Hits – Chapter One」。冒頭でご紹介した「Breakaway」や「Catch My Breath」などのパワーバラード、「I Do Not Hook Up」や「My Life Would Suck Without You」のような元気になれるポジティブ・ソングなど、人気曲・代表曲が網羅されています。オリジナルアルバムのおすすめは、全米1位を獲得した4thアルバム「All I Ever Wanted」。アルバム全体を通しても聴きやすい1枚となっています。アルバム序盤は1曲目の「My Life Would Suck Without You」、2曲目の「I Do Not Hook Up」といったキャッチーかつパワフルな作品で展開され、中盤にはじっくり聴かせるシリアスな作品を配しており聴き応え抜群です。
Greatest Hits
「Breakaway」や「Catch My Breath」、「I Do Not Hook Up」など、この記事でも紹介した曲が収められたベストアルバム。
Kelly Clarkson - Greatst Hits Chapter One
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