2015年12月31日木曜日

ついに200GB microSDカードを購入!大容量への熱き思い



SanDisk Ultra 200GB microSDXCカード(SDSDQUAN-200G-G4A)を購入しました。私にとって念願だった商品。この記事では“大容量に対する憧れ、熱き思い”を語りたいと思います。ベンチマークテスト結果(パソコン・スマホにおける転送速度)も掲載しました。

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はじめてのメモリーカードは64MB

私が初めて手にしたメモリーカードは容量64MBでした。ハギワラシスコムのSDカード64MB。これをパナソニックP2102Vという携帯電話で使っていたのです。本当はPanasonic純正のSDカードを使いたかったのですが、大学生にとっては高級品。4千円ほどで入手できるハギワラシスコムの64MBを購入しました。服やアクセサリー、CD、インテリアにお金をかけたい大学生にとって、メモリーカードという実用アイテムに4千円を出費することすら大きな決断で、ずいぶんと躊躇した思い出があります。

かくして手に入れた64MBのSDカードをパナソニックP2102Vに挿し込み、“ムービースタイル”(ヒンジ部が可動する特殊ギミック)による動画撮影の楽しさを味わった記憶は、いまだに鮮明なものとして焼きついています。XPERIAを手にしてからも動画撮影機能に魅せられている理由はここにあります。一昔前であれば本格的なビデオカメラなくして撮影できなかったビデオが、学生にも入手可能な携帯電話で撮影できる。大学生当時に味わった強烈なイノベーション(変革)、驚きと興奮をもたらしたパナソニックP2102Vという携帯電話、動画撮影を支えてくれた64MBのSDカードに対する熱き思いが消えることなど一生ないだろうと確信しています。




カセットからMDウォークマンへ

中学生の頃にソニーのカセットウォークマン・WM-EX655を購入。リビングの棚にあったGuns N' Rosesの1stアルバムを46分テープに吹き込んで聴いていました。袖に通したイヤホンケーブル、そこから洩れるロックンロールの甘美な響き。退屈な授業とアクセル・ローズの歌声に耳を傾けていたのが中学時代の思い出。ソニー・カセットウォークマンとロックンロールの古い記憶です。以来、私の選択は常にソニー・ウォークマンでした。

MDとの出会いは高校1年生のとき。クラスメイトが机に置き忘れていった、青いMDプレイヤー。PLAYボタンを押すと、イヤホンからL'Arc-en-Cielの「Flower」が流れてきました。スタイリッシュな外観、ミニディスクを挿し込むプレイスタイル、そこから流れ出る鮮やかな音。すべてが新しく、新鮮でした。80分ディスクの登場やMDLP(長時間録音)などによって、カセット時代には考えられない長時間録音が実現したことに喜びを感じていたのが大学時代の思い出。それでも、カセット1枚に録音できる曲数には限りがあり、「どの曲を削るべきか」という悩みが尽きることはありませんでした。




ついにメモリタイプのウォークマン登場

1999年に64MBメモリースティック付属のNW-MS7が登場。2000年にはフラッシュメモリー内蔵型ウォークマンNW-E3が発売。容量64MB。「66kbpsモードで120分の音楽が楽しめる」という触れ込みでした。2007年発売のNW-A808(8GB)はデザインが素晴らしくて、今なお現役で活躍している1台です。2011年にウォークマン初のandroid搭載機・NW-Z1000シリーズが発売。ガラケー愛用者の私には格好の存在で、64GBモデルのNW-Z1070を購入し、アンドロイドの世界を初体験していました。メモリタイプのウォークマンは頻繁に買い替えをおこなっていたため所有端末の全履歴を把握できていませんが、手元には名機を思える4台を残してあります。




XPERIAで使う200GB。ベンチマークテスト結果

最初に購入したmicroSDカードは64GB。次いで128GBを購入。そして2015年12月、ついに念願の200GBマイクロSDカード・SanDisk Ultra 200GB microSDXCカードを手に入れました。実容量は183GB。さっそく音楽に120GB、動画に20GBを割り当て、空き容量は動画撮影と追加する音源のために残しておこうと思います。読み出し速度は公称90MB/秒。ベンチマークテストでは88MB/秒を計測しました(USB 3.0パソコン)。書き込み速度は17MB/秒。決して速いと言える数値ではありませんが、フルHD動画撮影ならば問題なし。スマホに挿した状態でのベンチマークテスト結果は、読み出し42MB/秒・書き込み16MB/秒。読み出しは速く書き込みは平凡、といったところです。SD変換アダプターも付属するので、「SDカード」としてデジタルカメラなどで活用することもできます。

読み出し88MB/秒・書き込み17MB/秒(パソコン USB 3.0)



200GBは理屈じゃない。 大容量への憧れだ

「200GBもあって、どう使うの?」「スマートフォンに200GBも必要?」という声があるかもしれません。64MBのSDカードからスタートして、大容量ウォークマンを経由し、128GB microSDカードとXPERIAスマートフォンで音楽を楽しむ私にとって、200GBのmicroSDカードは理屈で語られるべき存在ではありません。大容量に対する憧れそのものなのです。MD(ミニディスク)規格の策定やウォークマンの発売で日本の音楽業界を牽引してきたソニー。世界最大容量のmicroSDカードや世界最高速microSDカードの発売など、フラッシュメモリのリーディングカンパニーとして君臨してきたサンディスク。2社が誇る技術の結晶を身近に感じることができる存在がXPERIAであり、microSDカードだと思っています。




2016年は、200GBマイクロSDカードで音楽を思う存分楽しみます

200GBという容量は、多くの人にとって価値や必要性が感じられない存在かもしれません。私が大容量に憧れ、200GBのmicroSDカードに魅せられた理由は上述した通り。64MBのSDカードとパナソニックP2102Vが与えてくれた興奮は、今なおXPERIAスマートフォンと200GBのmicroSDカードに宿っています。200GBが大量の音楽を持ち歩く喜びを与え、空き容量を気にすることなく動画撮影に専念できる快適環境をサポートしてくれることでしょう。夢の大容量・200GBを手にすることができて大満足!2016年は200GBをメインのカードとして使用し、長時間撮影にはSanDisk Extreme PRO 64GBを併用する予定。サンディスク2本立てでXPERIAとミュージックライフを満喫していきたいと思います。

サンディスク
200GB microSDXCカード
世界最大200GBのmicroSDXCカード。信頼と実績のSanDisk。読み出し速度最大90MB/秒。サンディスク 200GB microSDXC UHS-I class10



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音楽・動画を大量保存できる200GB。トップブランド・SanDisk製の安心感。私もコレを使っています