SanDisk ウルトラ デュアル USB ドライブ 3.0 SDDD2-032Gを購入しました。
スマホに挿して使える、小型USBメモリ。
長所・短所、買うべき製品なのかをレビューしたいと思います。
【使用レビュー】 SanDisk ウルトラ デュアル USB ドライブ 3.0 32GB
SanDisk ウルトラ デュアル USB ドライブ 3.0は、スマートフォンに挿して使うタイプのUSBメモリ。
片側がmicroUSB(USB Micro-B)。反対側がおおきなUSB(USB Standard-A)形状になっています。
SanDisk ウルトラ デュアル USB ドライブ 3.0は、超小型。
1円玉と比べても、極小サイズであることがわかります。
反対側にはUSB端子(USB Standard-A)があります。
これをパソコンに挿してデータを詰め込み、スマホで再生するときにはmicroUSB端子に挿してデータを認識させます。
SanDisk ウルトラ デュアル USB ドライブ 3.0は、USB 3.0。
パソコンのUSB 3.0ポートで使用すれば、高速でデータ転送可能。
ベンチ結果は、読み出し110MB/s・書き込み45MB/s。
USB 3.0対応USBメモリとしてはごく普通。ですが、スマホ対応のデュアルタイプであることを考慮すれば、まずまずの数値だと思います。
スマホで使わないのであれば、スタンダードなUSBメモリを買ったほうが良いです。
製品パッケージ。
32GBが約1,280円、64GBが2,680円でした。Amazonにおける並行輸入品価格です(2016/3/8現在)。
長所
・ SanDiskブランド
・ 小型USBメモリ
・ パソコン・スマホ両方対応
・ USB 3.0で高速転送
・ 並行輸入品の値段が安い
短所
microUSBにも対応したデュアルタイプということもあり、サイズ感による取り回しのしやすさも含め、本家のUSBメモリに使い勝手で及びません。パソコンでガンガン使うタイプの製品ではなく、スマホで使うという明確な目的が無ければ無用の長物。
フォルダ階層をたどってファイルにアクセスするため、microSDカードや本体ストレージのアクセスと比べて快適な操作性に欠けます。
届いた直後に困惑するであろうポイントは、USB⇔microUSBの切り替え。USBメモリの側面にある突起(プラスチックでできた灰色のボタン)を押し込みながらスライドさせて切り替えます。シルバーの金属部分が目立つのでそれが操作ボタンだと勘違いしがちですが、そこはストラップホールであり、操作系とは無関係です。
スライド機構の作りについて「チープ」「つくりが雑」というレビュー評価も見られました。たしかにオモチャのような操作感覚で上質さは感じられませんが、私は実用できればOKなので許容範囲内。スライドを繰り返すことで内部機構がヘタる、ということがなければ問題ありません。
総評
スマホで使えるUSBメモリに興味がある方にとっては、お試し感覚で導入してみるのもオススメです。SanDiskブランドの超小型USBメモリ、という信頼・安心感があります。
32GBが約1,280円、64GBが2,680円ほどで購入可能なので高くはありません。ただし並行輸入品なので国内メーカーサポート・保証はありません。
スマホ本体ストレージやmicroSDには入れたくないファイル、1本あたり数GBの映画などを突っ込むのには適しているので、用途を明確にイメージできる方は有用な製品だと思います。
反対に、使い方を具体的にイメージできないのであれば引き出しの奥で永久の眠りにつくこと間違いナシなので、サンディスク Extreme USB3.0メモリのような超高速・ド定番のUSBメモリを買ったほうが高い満足感を得られるはずです。
サンディスク Ultra Dual USB Drive 3.0
32GB|64GB
サンディスク Extreme USB 3.0
32GB|64GB(amazon)
32GB|64GB(楽天市場)
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