SDカードリーダーのおすすめが「Transcend TS-RDF5」である理由

トランセンドのメモリーカードリーダー・TS-RDF5を買いました。Amazonで810円。SDカードやマイクロSDカードのデータをパソコンに移動させるなら、超高速のカードリーダーがおすすめです。

TS-RDF5はUSB3.0対応。UHS-Iにも対応しているので、超高速なデータ転送が可能。最大90MB/秒のウルトラハイスピードでカード内データをパソコンに読み出すことができるのです。

「Transcend USB 3.0 Super Speedカードリーダー」を使って何ができるのか？転送スピードの検証などを、画像たっぷりでお届けします。

トランセンドTS-RDF5超高速USB3.0カードリーダー人気の理由

トランセンド・TS-RDF5で何ができるの？どう使うの？

トランセンドTS-RDF5K

メモリーカード内のデータを移動・閲覧できる

TS-RDF5は「カードリーダー」と呼ばれる製品です。SDカードやマイクロSDカードに書き込まれたデータを、パソコンで読み込むことができます。カード内のデータをパソコンに移動させたり、パソコン内のデータをメモリーカードに移動させることができます。使えるのはSDカードとマイクロSDカードの2種類。ともにSDHC、SDXC対応なので、128GBの大容量マイクロSDカードや、512GBのSDカードなどを使うことができます。
CF（コンパクトフラッシュ）対応のカードリーダーもありますが、TS-RDF5はCF非対応です。

トランセンド USB3.0カードリーダー
TS-RDF5
microSDとSDカードが使えるカードリーダー。USB3.0対応。UHS-I対応。ウルトラハイスピードな転送が可能。Transcend USB3.0カードリーダー TS-RDF5

接続は超かんたん

TS-RDF5をパソコンのUSBポートに直接挿し込みます。次に、メモリーカードをTS-RDF5に挿し込みます。これで接続完了。デジカメの撮影データが書き込まれたSDカードや、スマホで使うマイクロSDカードの中身をパソコンで見ることができます。

パソコンのUSBポートに挿して使う

SDカードとmicroSDカードの2種類に対応

SDカードのデータをパソコンで見ることができる

マイクロSDカードも使える

SDカード変換アダプターを介したマイクロSDカードも使える

1,000円で買える。めちゃくちゃ安い

トランセンドTS-RDF5は約1,000円で買えます。私が購入した時は190円OFFの810円でした（Amazon）。マイクロSDカードと一緒に「ついで買い」しやすいカードリーダーです。

2年間の保証つき

トランセンドのホームページで製品登録を行うと、2年間のメーカー保証が受けられます。Amazon購入の場合は、納品書（白い紙）を保管しておく必要があります。永久保証が受けられる！トランセンド製品登録をわかりやすく解説

Amazonベストセラー1位

めちゃくちゃ安いので、Amazonの外付けメモリカードリーダーカテゴリでベストセラー1位。売れています。186件のレビューが寄せられ、平均評価は4.4（5段階中）。

Transcend USB 3.0 Super Speed カードリーダー (SD/SDHC UHS-I/SDXC UHS-I/microSDXC UHS-I 対応) ブラック 2年保証 TS-RDF5

USB3.0対応。めちゃくちゃ速い

USB3.0対応のカードリーダーです。パソコン側のUSBポートが3.0対応であれば、超高速データ転送が可能。従来のUSB2.0に比べて10倍以上（理論値）の転送スピードがあります。もちろん、USB2.0でも使用することは可能です。

「自分のパソコンがUSB3.0なのかUSB2.0なのかわからない」という方は、USBポートの端子の色をチェックしてください。端子が青ければUSB3.0対応。青くなければ、従来仕様のUSB2.0ということになります。USB2.0ポートでUSB3.0対応の製品を使用することは可能ですが、USB3.0の転送スピードを発揮することはできません。

トランセンドTS-RDF5はUSB3.0対応

左がUSB3.0。青い端子が特徴。右は従来のUSB2.0。

UHS-I対応。最大90MB/秒の読み出しスピード

トランセンドTS-RDF5はUHS-I対応。メモリーカードがUHS-I対応製品ならば、最大限の転送スピードを発揮できます。読み出し90MB/秒、書き込み60MB/秒（最大）。
スピードクラスは10。1秒間に最低10MBのデータ転送速度が保証されています。UHS-I非対応のSDカードやマイクロSDカードを使用した場合でも、最低10MB/秒でデータを読み書きできます。

UHS-I対応。読み出し90MB/秒、書き込み60MB/秒（最大）

UHS-I対応メモリーカードであれば、最大限の転送スピードで使える

USB3.0とUHS-Iのスピードを検証してみた

マイクロSDカードを使って、トランセンドTS-RDF5の転送スピードを検証してみました。使用したのはサンディスク社のmicroSDHCカード32GB。UHS-I対応、スピードクラス10の製品です。転送スピードは最大48MB/秒。

下記画像は検証結果をまとめたものです。
Readは、1秒間に何MBのデータをメモリーカードから読み出せるかを表す「読み出し速度」の数値。
Writeは、1秒間に何MBのデータをメモリーカードに書き込めるかを表す「書き込み速度」の数値。
1000MBのデータをマイクロSDカードに読み書きさせて、計5回の結果から最速だったものを表示しています。

USB3.0ポートで使えば、ほぼMAXスピードで読み出し可能

VAIOのUSB3.0ポートでカードリーダー・TS-RDF5を使った時の読み出しスピードは約46MB/秒。マイクロSDカードの最大スピードは48MB/秒なので、ほぼMAXとなる数値を叩きだしています。
USB2.0ポートでTS-RDF5を使った時の読み出しスピードは約33MB/秒。USB3.0には劣るものの、じゅうぶんなスピードです。
VAIO搭載のSDカードスロットでは読み出しスピードが約22MB/秒。トランセンドのカードリーダーTS-RDF5を使ったほうが高速転送できるという結果になりました。
最後に、買い替え前のカードリーダー（USB2.0対応・UHS-I非対応）をVAIOのUSB2.0ポートに挿して検証。読み出しスピードは約18MB/秒。もっとも遅い結果となりました。

トランセンド・TS-RDF5の読み出し速度は最大90MB/秒。90MB/秒のマイクロSDカードを使っているユーザーは、最大速度に近い数値で使用できたとの報告がアマゾンレビューに寄せられています。USB3.0とUHS-Iに対応したTS-RDF5を使えば、ウルトラハイスピードでデータの読み出しが可能です。

実測。1GBのデータを24秒で移動できた

マイクロSDカードに保存した1GBのデータを、パソコンに移動させてみました。タイムは24秒。転送スピードは41.6MB/秒ということになります。使用したマイクロSDカードの最大速度は48MB/秒なので、ほぼMAXの数値で転送することができました。転送状況を示すゲージがグングン伸びていく様子は見ていて快感でした。

重要なのは書き込みよりも、読み出し速度

書き込み速度に注目してみると、約15MB/秒～12MB/秒とそれほど速くはありません。「それしかスピードが出ないの？」と思うかもしれません。しかし、使用状況をイメージしてください。デジカメの撮影データをSDカードからパソコンに移動するときの転送スピードは、「読み出し速度」によるものです（メモリーカードから“読み出す”）。多くの場合は、カード内のデータをパソコンに移動させる、という使い方になると思いますので、重視すべきは書き込みよりも読み出し速度、ということになります。
上記の検証結果はサンディスクUltra（最大48MB/秒）によるものですが、さらに高速のメモリーカードを使用すれば、TS-RDF5の上限である書き込み速度60MB/秒を実現することも可能です。

隣のUSBポートを塞いでしまうのか？検証してみた

Amazonのレビューに多数寄せられているのが、「TS-RDF5を挿し込むと、隣のUSBポートまで塞いでしまう」という意見。カードリーダーのサイズがやや大きめであることから、隣のポートまでせり出してしまうのです。自分のVAIOノートではどうなるのかを検証しました。

USBポートの並び。青いUSB3.0ポートにカードリーダーを挿して検証

カードリーダー上部に、2つのUSBポートがある

トランセンドのUSBメモリTS32GJF380Gで干渉するか検証

干渉することなくスムーズに挿し込めた。かなりギリギリではある

au純正microUSBケーブル。カードリーダーと接触するも、難なく挿し込めた

モバイルバッテリーcheero Power Plus 3のケーブル。干渉はするが接続可能

ウォークマンのケーブル。カードリーダーを押しのける形でなんとか挿し込めた

iPod Touchのケーブル。カードリーダーと接触するも、難なく挿し込めた

HDMIポート（右から2番目）は、SDカードによってふさがれてしまう可能性がある

一般的なUSBケーブルであれば、干渉する心配無用

合計5個のUSB製品を挿しこみ、検証してみました。カードリーダーにまったく接触することがなかったのは、金色のトランセンドUSBメモリTS32GJF380Gだけ。残り4製品はいずれもカードリーダーとの接触がありました。ウォークマンのケーブルが最も干渉し、挿し込むとカードリーダーがぐううっと押しやられる様子がわかりました。ただし問題なく挿し込むことができ、使用できます。残り3本のUSBケーブルもわずかに接触はあるものの、問題なく挿し込むことができました。反対方向にあるHDMIポートは、SDカードの出っ張りによって使用できない可能性がありました。

私の使用環境では、カードリーダーと他のUSB製品を併用する状況はありません。ですので、この件に関しては特に問題なし。いずれのUSB製品も多少の接触はありましたが、問題なく挿し込めたので問題視していません。ただし、併用するUSB製品のサイズが大きければカードリーダーとの干渉は生じます。ご自身の使用環境、使用イメージを把握された上で購入を検討する必要がありそうです。一般的なUSBケーブルであれば、心配にはおよばないものと思います。

カードリーダーを挿し込んだ時の向きに要注意

カードリーダー・TS-RDF5をパソコンに挿し込んだ時の向きにも注意が必要です。VAIOノートに挿し込んだ時には正常な向きで使用することができました。しかし、デスクトップのDELLに挿し込んだ時は、カード挿入口が下を向いてしまいました。下記画像をご覧いただくとわかります。

このパソコンは机の左端に置いているため、Transcendロゴの反対側を見ながらカードを差し込むことになり、たいへん挿し込みづらい状況です。手探りで挿し込むか、あるいはTranscendロゴのほうを覗きこみながら挿し込むことになります。USBポートの向きによってはこのような不便も生じることを留意する必要があります。

ただし、これはどのカードリーダーでも生じる可能性がある問題なので、トランセンド・TS-RDF5固有の問題ではありません。使用するパソコンとの相性によるものと云えるでしょう。現に、VAIOノートでは然るべき向きで使うことが出来ています。

DELLのデスクトップで使用すると、下部から挿し込む形になった

VAIOノートでは問題なし

トランセンド・ロゴ側にUSB端子の空洞部分がある

1,000円で買える超高速カードリーダーTS-RDF5はおすすめ！

SDカードやマイクロSDカードのデータを、超高速でパソコンに転送したい方におすすめできる製品です。1,000円で買える手軽さも魅力。メモリーカードと一緒に購入しても大きな負担にはなりません。
私が以前使用していたカードリーダーは壊れたわけでも不具合があったわけでもありません。しかしUSB3.0に対応していないため、スピードが遅い。おまけにUHS-I対応でもなかったので、せっかくのUHS-I対応microSDカードの転送スピードを活かし切ることが出来ず、不満を感じていました。
Amazonで通常1,000円のTS-RDF5が値下げされて810円で売られていたため、飛びつきました。

たった810円の出費で、USB3.0とUHS-Iによるウルトラハイスピードな転送が可能になるのです。転送速度がアップすれば、転送時間は短縮され、データ移動が快適になります。わずかな出費で、おおきな快適を手に入れることができました。大満足です。同じように、「壊れてはいないが、転送スピードに不満を感じている」、「UHS-I対応マイクロSDカードを使っているのにカードリーダーがUHS-I対応ではないために転送スピードが遅くて不満」という方に、トランセンド・TS-RDF5は強くおすすめできる製品です。USB3.0とUHS-I、ダブルの超高速を体感してみてください。

1年以上、毎日ガンガン使ってます

わずか800円ほどで購入したトランセンド・TS-RDF5。1年以上、ガンガン使ってます。毎日便利に活用しているので、自信をもってオススメできる製品。使ってほしくてトランセンドTS-RDF5超高速USB3.0カードリーダー人気の理由8つを書きました。購入を検討されている方は、ぜひご覧ください。

トランセンドTS-RDF5超高速USB3.0カードリーダー人気の理由8つ

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2015年2月24日火曜日