2015年5月12日火曜日

XPERIA ZL2 SOL25の良いトコ・ダメなトコ。使用8か月総まとめレビュー



2014年8月末にXPERIA ZL2(SOL25)を購入し、約8か月が経過。良いところ、悪いところも分かってきたので、総まとめレビューしたいと思います。XPERIA Z3やXPERIA Z4との比較もまじえて、各機能の感想・評価を徹底的に行いたいと思います。

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本体の大きさ(高さ137mm×幅72mm×厚さ10.8mm)

サイズに関する不満はありません。5.0インチという大型ディスプレイを搭載していれば、ボディの大型化を避ける事はできません。高さと幅に不満ナシ。厚さ10.8mmは一般的なスマホの中でも上位クラスの分厚さなので、抑えてほしかったという思いはあります。XPERIA Z3は7.3mm、XPERIA Z4は6.9mm。10.8mmのXPERIA ZL2は分厚いスマートフォンです。


重さ 167グラム

ここは大きな不満を感じるポイントです。ケータイの重さは大体使い慣れていくものですが、XPERIA ZL2の167グラムは手のひらにズッシリ感じられる重さです。ボディサイズの都合上、手のひらを大きく広げて支えなければならず、そのことも167グラムをスペック以上に重く感じる原因なのかもしれません。XPERIA Z3は152グラム、XPERIA Z4は144グラム。167グラムのXPERIA ZL2は、近年発売されたスマートフォン端末の中でもトップクラスの重量があります。

■スマホの重さ、大きさ。重要だと思います
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画面サイズ 5.0インチ

5.0インチディスプレイに大満足しています。上を見れば5.2インチのXPERIA Z3、XPERIA Z4、5.5インチのiPhone 6 Plusなど、「大画面スマホ」は数多く存在します。私の中では5.0インチ以上であることが大画面スマホの定義でした。それを満たすXPERIA ZL2の画面サイズに一切の不満はありません。YouTubeなどの動画コンテンツを見たり、webサイトを日常的に長時間閲覧するという使い方をする場合、5.0インチ以上が一つの基準になると思います。これらが使用目的に含まれないのであればXPERIA Z3 Compact(4.6インチ)を選んでもOKだとは思います。私と同じようにYouTube動画やwebサイト閲覧などのコンテンツ視聴を主目的と考えるのであれば、画面サイズ5.0インチ以上のスマートフォンを選択したほうが不満を感じることはなさそうです。以前使用していたandroid端末・ソニーNW-Z1070は、画面サイズ4.3インチでした。画面解像度の低さも手伝って、NW-Z1070を積極的に活用したいと思う機会はグンと減りました。



ディスプレイ解像度 1920×1080(フルHD)

ディスプレイ解像度も、スマホ選びで重視したポイントの一つ。フルHD(1920×1080)は最低条件でした。もはやフルHDすら一般的な解像度となり、今では2560×1440のWQHDディスプレイ搭載スマホも珍しいものではなくなりました(Galaxy S6 edge、isai VL LGV31など)。ディスプレイ解像度が高ければ、動画を高精細で楽しむことができます。一度に表示できる文字や画像の量も多くなるため、ブラウジング(webサイト閲覧)に有利です。最低条件のフルHDディスプレイを搭載したXPERIA ZL2に不満はありません。画面サイズ・解像度ともにXPERIA Z3(5.2インチ・フルHDディスプレイ)との差が無かったため、XPERIA Z3発売間近にもかかわらずXPERIA ZL2購入を決意することができました。

XPERIA Z4とXPERIA Z3の違い(前編)。大きさ・画面サイズ・外観デザインを画像で紹介


電池容量 3,000mAh

「スマートフォンは電池持ちが心配」という声は多く聞かれます。XPERIA ZL2は電池容量3,000mAh。私はこれが不満を感じないバッテリー容量の基準値だと考えました。一般的な使い方であれば、電池切れの心配はありません。フル充電(100%)の状態で外に持ち出せば、夜間の帰宅時でもバッテリーはたっぷり残っています。STAMINAモード(省電力機能)が搭載されているので、オンにすることで電池持ちを伸ばすことが可能です。電池消費の激しい画面の明るさを抑えつつ、一般的な使い方をしていれば、XPERIA ZL2(3,000mAh)、XPERIA Z3(3,100mAh)の電池持ちに大きな不満を感じることはないと思います。ただ、スマホの電池容量、バッテリーを長持ちさせる独自機能は各社が力を入れている分野なので、よりいっそうの進化を期待したいポイントであることは確かです(XPERIA Z4は2,930mAh)。

■XPERIA Z3は3,100mAh。XPERIA Z4は2,930mAh
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RAM容量 3GB

XPERIA ZL2購入の決め手となったのが、3GBのRAM容量。RAM4GBのスマホ(ZenFone 2)が登場したとは言え、RAM3GBもまだまだハイスペックを謳える大容量。RAMが大容量であれば、アプリをいくつ立ち上げても動作が重くなることはありません。webサイト閲覧もサクサクです。ゲーム、メール、カメラ、ブラウザアプリなど、10個以上の重たいアプリを起動させたままでも、モッサリ動作に悩まされることはありません。XPERIA Z3との選択を迷ったとき、同じくRAM3GBの端末であるという点がXPERIA ZL2購入を決心させてくれました。2011年購入のandroid端末・NW-Z1070はRAM512MB。約6倍の進化となるRAM3GBは、キビキビ・サクサクな軽快動作によって、私を驚かせてくれました。感動に近い驚きです。

「RAMって何?」という方は、スマホのRAMとROMの違いって何?よくわかる内蔵メモリをご覧ください。私はRAM3GB以上をキビキビ・サクサク快適動作の基準値と考えています。RAM3GBをスマホ選びの重要項目であると感じています(XPERIA Z3はキビキビ動作サクサク操作のRAM3GBで選ぶ)。


ROM容量 32GB (本体内蔵ストレージ)

XPERIA ZL2のROM容量は32GB。ROMというのは、画像・動画・音楽などを保存するためのストレージ領域です。XPERIA Z3のROMも32GB。XPERIA Z3 Compactは半分の16GBです。最大128GBのmicroSDカードを使うことができ、ストレージ領域は拡大することが可能。私は64GBのmicroSDXCカードを使っているので、ストレージの合計は96GB。128GBのmicroSDXCカードを使えば、160GBの大容量化を実現させることも可能です。

microSDカードを使うことでストレージ領域は拡大可能であるため、本体ROM容量を気にする必要はそれほどありません。本体ROMの重要性を挙げるとすれば、microSDカードに比べてデータ破損の心配が少ないということ。いくら優秀なメーカーの製品であっても、データ破損を100%避けることが出来るmicroSDカードはありません。メーカーもこまめなバックアップを推奨しています。信頼性においては本体内蔵のストレージが勝るため、「できることなら本体にデータを収めておきたい」と考えた時、ROMが大容量であることはメリットの一つです。

使用するmicroSDカードの転送速度が遅ければ、4K動画の撮影・保存、高速連写の撮影・保存に影響を与えます。4K対応microSDカードの使用が求められますが、本体内蔵ストレージには4K動画撮影に必要な転送速度があらかじめ確保されています。4K対応microSDカードに頼ることなく本体のみで4K撮影をしたい場合、高速連写撮影をしたい場合には、XPERIA Z3 Compact(ROM16GB)よりも大容量ROM32GBのXPERIA ZL2、XPERIA Z3に分があると言えます。

■microSDカードはどの容量を買えばいいの?という方は、こちらをご覧ください
スマホのmicroSDは64GB・32GBが正解?おすすめ容量を教えます



背面カメラ 2070万画素・焦点距離27mm・Gレンズ

背面カメラに不満はありません。スマホのカメラに求める基準、それを十分に満たしています。1/2.3インチCMOSイメージセンサーで出来ることを追及している、という印象を受けました。数ある制限の中で、ソニーができることを実現しています。XPERIA ZL2搭載のレンズ焦点距離は27mm。XPERIA Z3は焦点距離25mmの広角レンズを搭載しているので、広く写し込みたい私にとっては羨ましく感じられます。XPERIA ZL2のインカメラは31万画素なので存在しないも同然。自分撮りをしたければ背面カメラに頼らざるを得ず、焦点距離27mmよりも25mm(XPERIA Z3)のほうが腕を伸ばして自分撮りする際には有利です(広く写し込むことができる)。

センサーサイズの異なるデジタルカメラとの性能比較に意味は感じません。パソコンで等倍表示してツッコミを入れるためのカメラでもありません。一眼レフやコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)との性能比較、不満を訴えることには意義を感じません。XPERIAで撮影し、主にXPERIAの画面で観賞されることを想定して作られたカメラ・レンズだと思っています。スマホカメラのあるべき姿、設計・開発の意味・目的を汲み取れば、至らない部分に文句を付けることよりも益々の進化に期待しつつ見守りたい、というのが本音です。android搭載ウォークマンNW-Z1070にはカメラ機能が無かったので、ハイスペックカメラを積んだXPERIA ZL2の存在は日々ワクワクさせてくれます。

操作面においては、ボタン配置・アイコン表示などのインターフェースを初心者にもわかりやすくしてほしい、などの要望があります。「誰にとっても使いやすいカメラ」とは言い難い操作性であると感じていますので、無理にアイコンを単純化するのではなく、たとえデザイン性で劣ったとしても「設定」「フラッシュ」「インカメラ・アウトカメラ切り替え」などの文字を小さく添えることで、操作性を優先してほしいと感じました。

■XPERIA Z3、Z4ともに背面カメラには25mm広角レンズを採用
XPERIA Z4とXPERIA Z3の違い(後編)。RAM・ROM・CPU・OS・音楽・カメラを画像で紹介


インカメラ 31万画素

インカメラ31万画素という決定は、XPERIA ZL2(SOL25)における大きな失敗であると感じています。XPERIA Z3(SOL26)が220万画素、XPERIA Z4が510万画素へと進化する様を見れば尚更です。207万画素(1920×1080)のディスプレイに31万画素の写真が通用するはずもなく、粗く汚い表示になることは明らかです。実際にインカメラで撮影し、写真を表示させたとき、「XPERIA ZL2のインカメラは存在しないも同然」との結論に至りました。インカメラによる自分撮りは女性だけのものではなく、旅先や記念撮影で自分を写し込みたいと願う男性にとっても必要な機能です。自分撮りやセルカ棒(自撮り棒)が注目を集める2014年にあって、まさか31万画素のインカメラを搭載するとは思いもよりませんでした。開発陣に女性はいなかったのか。意見する者は一人もいなかったのか。この決定はソニーによるものなのか、auが絡んでいる事なのかと、考えを巡らせることもありました。今後au向けモデルが発売される時、“31万画素の悲劇”が繰り返されないことを祈るばかりです。

■220万画素(XPERIA Z3)から510万画素へ進化した、XPERIA Z4のインカメラ
XPERIA Z4のインカメラはXPERIA Z3からどう進化したか?


動画撮影 4K動画(3840×2160)・フルHD動画(1920×1080)

スマートフォンで4K動画が撮影できる。この事実に感動し、実際に撮影してみてその解像感に驚きました。3分間の撮影で1.2GBもの容量を必要とする4K動画。存在意義を感じない方がいるかもしれませんが、私にはハイレゾ再生以上に「スマートフォンの大きな進化」を身近に感じさせてくれる機能でした。データの扱いには苦労しますが、大抵のスマホ動画撮影でフルHDと4K動画の両方を活用しているので、少なくとも私にとって4K動画撮影は存在価値の高い機能でした。手軽にデータを扱えるフルHD動画の映りが優秀であることも、XPERIA ZL2の価値を高めています。ビデオカメラを用意しなくても、パソコンの大画面視聴にすら耐えうる画質で動画を撮影できる。この感動体験は、ソニーXPERIAならではだと感じました。XPERIA Z3やXPERIA Z3 Compact、XPERIA Z4でも4K動画の撮影が可能です。内蔵マイクの音に関しても、スマートフォンに期待するレベルを軽々超えて、臨場感たっぷりのクリアな音で録音することができています。動画の画質、内蔵マイクの音声、いずれも満足しています。

■4K動画が撮影できるXPERIA。4K対応microSDカードについて解説しています
4K撮影で使うマイクロSDカード64GBのおすすめを教えます
4K対応microSDカードの長所・メリット・使う意味を解説します



音楽再生 ウォークマンアプリ・Media Go・ノイズキャンセリング

音楽再生機能にも満足しています。ウォークマンアプリの基本操作は可もなく不可もなく、及第点を与えられるレベルだと思います。音質も良く、3台を使い分けていたウォークマンの活用機会は激減しました。前面に配されたフロントステレオスピーカーも、スマートフォンとは思えない迫力と音質を実現。イヤホンばかり使用している私でも、YouTube視聴時にはスピーカーを活用することが多くなりました。

しいて不満を挙げるなら、「全アプリ終了」を押すことによりウォークマンアプリまで終了(音楽再生まで停止)してしまう点は、非常に残念な仕様です。いかなる操作を停止させたとしても、音楽だけはそのまま聴き続けるというシチュエーションは容易に想像できたはずです。アップデートによって「全アプリ終了時も音楽は停止しない」設定が出来るようになれば嬉しく思います。この点はアンドロイドの仕様上クリアできない事なのかもしれないので、あまり強くは言えません。「アルバム情報更新」機能によるアーティスト写真の不備などは、あいかわらずのソニーらしさであると感じます。

楽曲データの管理は「Media Go」(ソフトウェア)を使って行います。ソニーの楽曲管理ソフトウェアと言えば、過去には「SonicStage」や「x-アプリ」などがリリースされ、いずれも評判の悪いものでした。重い、使い勝手が悪い、画面上部をデカデカと占有する広告表示など、私も不満を感じてきました。それらに比べれば、Media Goはシンプルで使いやすく、特段不満に感じる点は見当たりません。優秀だとも思いませんが、過去苦しめられてきたソフトウェアに比べれば、快適に使うことができています。

周囲の騒音を最大98%カットするデジタルノイズキャンセリング機能も優秀です。音楽や動画視聴はもちろん、何も再生してない時でもノイズキャンセリングは有効。電車やバスの車内、騒がしい室内など、騒音が気になる場面においてデジタルノイズキャンセリングが活躍します。対応イヤホンも約4千円で購入することができるため、騒音カットを手軽に実感することができます。

■ハイレゾよりも手軽なデジタルノイズキャンセリング機能を推しています
XPERIA Z3は騒音98%低減のノイズキャンセリングで選ぶ
MDR-NWNC33を激しくおすすめしたい5つの理由。ノイズキャンセリングイヤホン本命


ハイレゾ音源再生

XPERIA ZL2はハイレゾ音源の再生が可能です。とは言え、それを実現するにはハイレゾ対応のUSBホストケーブル、DAC(Digital to Analog Converter、デジタル/アナログ変換器)、対応のヘッドホン(別売り)が必要となります。これらを用意するための手間と出費を考えれば、決して気軽に手をだせる機能とは言えません。XPERIA Z3やXPERIA Z3 Compactでハイレゾ音源を再生するために必要な機器は、対応ヘッドホンのみ。XPERIA本体にヘッドホンを挿すだけでハイレゾ再生が可能です。一定の満足度を満たすだけの音質が確保されていれば十分と考える私にとって、手間とお金のかかるXPERIA ZL2の「ハイレゾ対応」はそれほど魅力的には映りませんでした。ただし、「音楽のソニー、高音質のXPERIA」を印象づけるためには必要な機能であったと思います。5ヵ月後に発売されたXPERIA Z3の仕様(本体+ヘッドホンでハイレゾ再生可能)を見るに、XPERIA ZL2でそれを実現させることは出来なかったのかと疑問は残ります。

■ハイレゾってどこが凄いの?という方は、こちらをご覧ください
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防水性能 IPX5/IPX8 防塵性能 IP5X

防水・防塵であることも、XPERIAにおける目玉機能の一つです。水に濡れても安心、水洗いでキレイにすることができます。防水性能には細かな条件があり、風呂に浸かりながら使いたいとは思いません。「風呂や水中で使えるスマートフォン」というより、「水に強くて濡れても安心なスマートフォン」であると考えています。

■防水性能の条件をしっかり確認して使う必要があります
XPERIA Z3やZ2はホントに使える防水スマホなのか?


デザイン 外観

XPERIA ZL2は全体にやや丸みを帯びたデザイン。表面もマット仕上げで、XPERIA Z3のようなガラスパネルによる光沢感とは質感がまったく異なります。これらは好みの問題で、好きな人とキライな人にはっきり分かれるポイントでもあります。このデザイン、この質感が気に入らず、XPERIA ZL2を敬遠した方も少なくはないと予想します。事実、その外観は「ランチパック(山崎製パン)のようだ」と揶揄され、XPERIA Zから続くガラスパネルを採用しなかった点も大きな失望を買う結果となりました。スマートフォンの高級感、スペックの高さを表現するために、キラキラ輝くガラスパネルの光沢感は適当なものだと感じます。

XPERIA ZL2を除いては、いずれのXPERIA Zシリーズも背面ガラスパネルを継承しており、「XPERIA=ガラスパネルの光沢感」はもはや常識となっています。そんな中にあって、マットな質感を持つラウンドフォルム(丸っこいデザイン)のXPERIA ZL2がユーザーの反発を受けるのは当然の結果とも言えます。私も髪型を気にする10代・20代の頃であれば、XPERIA ZL2のデザインは受け入れがたいものとして映っていたように思います。しかし、完璧な集団の中に存在する外れ者(例えるなら亀田三兄弟)を面白いと感じるようになってからは、スマートフォンのデザインにも“完璧”を求めることはなくなりました。ニコン・フィルム一眼レフのフラッグシップであるニコンFシリーズは、Nikon F、Nikon F2、Nikon F3とデザイン面で正常進化を遂げた後、オートフォーカスのNikon F4でガラリとデザインを変えました。曲線を多用し、外装にはプラスチックを採用。丸っこいカメラボディは不評を買い、今でもニコンFシリーズの中では「不人気機種」として扱われる存在です。しかし、このイケてなさに愛情を注ぐ者もいて、私はXPERIA ZL2にニコンF4のような愛しさを感じます。マットな質感によるオトナの高級感、手に優しくフィットするラウンドフォルムなど、愛すべき理由を幾つも見出すことができました。

不人気だからこそ愛したくなる。人が選ばないモノを選びたい。このような心理も、ユーザーである私がXPERIA ZL2を愛する理由であると感じています。このデザインが主流になることはないだろうし、決してそれは望みませんが、au専売モデルだからこそ実現できたデザイン面での“遊び”は、XPERIAらしさの対極を演出し、購入から約8か月経過した今もなお、私の目を楽しませてくれるものです。



機能が成熟したXPERIA。最新機種でなくとも満足度は高い

XPERIA ZL2(SOL25)を購入したのが2014年8月末。10月にはXPERIA Z3の発売が控えており、スペック等の全容も公開されていました。それでもXPERIA ZL2を選択したのには理由があります。XPERIA Z3と比べても、機能面に大差がないこと。最重要視していたRAM容量、画面サイズ・解像度、背面カメラ、音楽再生、バッテリー持ちなど、主要性能がほぼ同じであること。これらがXPERIA ZL2購入の大きな決め手でした。今夏発売予定のXPERIA Z4とさえ張り合うことができるスペックです。

数か月単位でのリリースを繰り返すXPERIAですが、機能面での大きな進化は見られず、サイズやデザイン、特定機能(音楽再生、インカメラなど)の洗練に焦点が当てられている印象です。自分がどのような目的をもってスマートフォンを使うのか、どんな機能を重視しているのかを見極めることができれば、最新機種でなくとも満足することは可能。そのことをXPERIA ZL2は教えてくれました。XPERIA Z3を買うか、それとも最新のXPERIA Z4を待つべきかで頭を悩ませている方がいるかもしれません。見るべきポイントを絞ってみれば、どちらの端末も共通した機能が沢山あります。本体購入代金にお金をかけたくないのであれば、XPERIA Z3を選ぶのも一つの手です。最新機種へのこだわりが薄ければ、必要十分な機能を持つXPERIA ZL2/Z2でもハイスペックを感じることは出来るはず。「これだけは譲れない」というポイントをクリアしているのであれば、デザインで選ぶ、価格で選ぶ、すぐ手に入る端末を選ぶ。直感を信じて飛びついてみるのもアリだと思います。

私はXPERIA ZL2を購入し、機能とデザインの両面で高い満足を手に入れることができました。XPERIAの購入を迷っている方が、同じようにベストな一台に巡り合うことを願っています。

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