Transcend（トランセンド）から128GBのmicroSDXCカード（TS128GUSDU1）が発売されました。価格・性能で競合するSAMSUNG（サムスン）の128GB microSDカードと性能比較を行うほか、「なぜ1万1800円という価格設定が行われたのか？」という理由も探ってみたいと思います。
トランセンド製マイクロSDカードの選び方｜全種類とおすすめ製品
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トランセンド 128GB microSDXCは買うべきか？ サムスンと比較
安くて高品質なmicroSDXCカード128GBを探しているのであれば、トランセンドの128GBを買うべき理由は十分に存在します。トランセンドと同じく｢安くて速い、国内向け販売のmicroSDカード｣を取り扱うサムスンと比較して考えてみたいと思います。トランセンド（1万1800円）はサムスン（1万2400円）を上回る安さ。転送スピードにおいても、最大48MB/秒のサムスンに匹敵する転送スピード最大45MB/秒。両者ともに防水・耐衝撃、耐X線などの共通した安全性能を持ち、動作環境温度も-25度～85度と同じ仕様になっています。トランセンド・サムスン、どちらもAmazonが販売・発送を請け負う｢国内向け販売品｣であるという安心感があります。トランセンド 128GB microSDXCカード （TS128GUSDU1）
■転送スピード：最大45MB/秒 ■SDカード変換アダプター：付属する■UHS-Iスピードクラス1対応（1秒間に最低10MBの転送速度を保証）
■スピードクラス10（1秒間に最低10MBの転送速度を保証）
■保証期間：無期限保証・永久保証（⇒トランセンドの永久保証を受けよう！製品登録をわかりやすく解説）
■Amazon価格：1万1800円（2015年6月4日現在）
サムスン 128GB microSDXCカード （MB-MP128D/FFP）
■転送スピード：最大48MB/秒 ■SDカード変換アダプター：付属せず■UHS-Iスピードクラス1対応（1秒間に最低10MBの転送速度を保証）
■スピードクラス10（1秒間に最低10MBの転送速度を保証）
■保証期間：10年保証
■Amazon価格：1万2400円（2015年6月4日現在）
スペックをご覧いただいてわかる通り、両者に大きな性能差は見られません。違いがあるとすれば、保証年数。そして、SDカード変換アダプターの有無。トランセンド128GB microSDXCカードにはSDカード変換アダプターが付属しますが、サムスン128GBには付属しません。価格差もわずか600円（2015年6月4日現在）となっており、大きな違いは見られません。最終的にはブランドイメージやAmazonレビューの評価などを参考にして、買うべき128GB microSDXCカードを決定することになります。
128GB microSDXCカード
UHS-Iクラス1に対応した、大容量128GBのmicroSDXCカード。安心の国内向け販売品を低価格で買えることが最大の魅力。約11,800円
Transcend microSDXCカード 128GB UHS-I対応 (無期限保証)
128GB microSDXCカード
1万円台前半で買える、10年保証の国内正規品128GB。防水・耐温度・耐衝撃など5つの安全性能を持つSAMSUNG製。サムスンは東芝・サンディスクと並ぶフラッシュメモリ大手企業です。約12,400円
【日本サムスン正規品】128GB microSDXCカード 10年保証 UHS-I class10
トランセンド128GB microSDXCカードが1万1800円である理由
トランセンドmicroSDXCカード128GBの販売価格は1万1800円（Amazon.co.jp）。｢国内向け販売品（海外向けパッケージではない）｣に限れば、128GBのmicroSDXCカードとしては最安値です。1万1800円という価格設定にはサムスン128GBが関係しているのではないか？と考えました。トランセンド128GBに先駆けて販売されていたサムスンのmicroSDカード128GB、こちらのお値段が1万1900円です（2015/6/1の価格）。最安値かつ性能面でかぶるサムスン製128GBをライバルと捉え、100円安い価格設定をおこなったものと推測されます。｢競合に屈しない｣というトランセンドの姿勢が、11,800円という値段に表れているものと思いました。ちなみに6/4現在のサムスンmicroSDXCカード128GBの価格は12,400円。価格は日々更新されるため、サムスンが最安値の場合もあれば、トランセンドがセールを展開していることもあります。
128GB microSDXCカード
UHS-Iクラス1に対応した、大容量128GBのmicroSDXCカード。安心の国内向け販売品を低価格で買えることが最大の魅力。約11,800円
Transcend microSDXCカード 128GB UHS-I対応 (無期限保証)
サムスンがmicroSDカード市場で存在感を放つ理由
サムスンは2014年5月から日本市場へmicroSDカードを投入しました。高性能・ハイスピードであることに加え、最安値（もしくはそれに近い値段）をつけることによって販売数を伸ばしています。サムスンのNAND型フラッシュメモリ市場シェア（2014年第3四半期・7-9月期）は、29.7%で第1位。第2位の東芝（22.6%）、第3位のサンディスク（18.8%）に大差をつけており、市場シェアだけで言えば、まぎれもないトップ企業なのです。そのサムスンよりも先にアマゾンでmicroSDカードを販売していたトランセンド。こちらも「高性能かつ低価格」を売りにしているため、後進のサムスンにお株を奪われるわけにはいきません。Amazonで国内向け販売のmicroSDカードをできるだけ安く購入しようと考えた場合、選択肢はトランセンドとサムスンに絞られます。今までは国内向け販売の128GBをAmazon.co.jpで販売しているのはサムスン1社のみでした。今回、トランセンドが国内向け128GBを用意したことで、サムスンVSトランセンドのmicroSDXCカード128GB対決が勃発したというわけです。
■サムスン128GBマイクロSDカードを購入しました。画像たっぷりで詳しくレビューしています
夢の128GB microSDカード購入レビュー。スマホの大容量化を実現
128GB microSDXCカード
1万円台前半で買える、10年保証の国内正規品128GB。防水・耐温度・耐衝撃など5つの安全性能を持つSAMSUNG製。サムスンは東芝・サンディスクと並ぶフラッシュメモリ大手企業です。約12,400円
【日本サムスン正規品】128GB microSDXCカード 10年保証 UHS-I class10
海外向けパッケージの128GB microSDXCカード、何が違う？
海外向けパッケージ（輸入品）に目を向ければ、9千円台で購入できるサンディスクやTeam（チーム）の128GB microSDXCカードもあります。しかし販売元はAmazon.co.jp以外のショップである場合が多数。もしも信用の低いショップや評判の悪いショップだった場合、万が一トラブルが生じた際の対応へ不安が残ります。仕入れルートに関しても、Amazonが販売する製品であれば信頼できるでしょう。もちろんショップであっても信頼できるお店がいくつもありますが、多数出店されているショップの中からそれを見極めることは困難かつ面倒。Amazon.co.jpが販売・発送を手掛けるトランセンドとサムスンのmicroSDXCカード128GBであれば、そうした不安や手間から解放され、安心・安全に｢国内向け販売品｣を手にすることが可能です。9000円台で128GB microSDXCカードを買いたい場合、Team（チーム）やSanDiskの海外向けパッケージを信用できるショップから購入して下さい。Amazonレビューの評価や、ショップの出品者情報をチェックして見極めることが大事です。スポンサーリンク
TeamのmicroSDXCカード128GB。 9,320円で買える海外向けパッケージ
Amazonで9,320円で販売されているTeam（チーム）の128GB microSDXCカードは、｢秋葉原メモリ問屋｣が販売を行い、Amazon.co.jpが発送を行います。秋葉原メモリ問屋というのは、株式会社エムディーネット（神奈川県横浜市）による運営サイトで、以前は楽天市場にもショップを構えていました。台湾メーカー・Teamの日本向け製品を取り扱う企業であり、モーションゲームの開発・販売を手掛ける会社でもあります。販売者の実体がしっかりしており、発送はAmazon.co.jpが行うため、海外向けパッケージ（輸入品）のmicroSDXCカード128GBを安く買いたいという方は、9,320円で買えるTeamのmicroSDXCカード128GBがおすすめです。
128GB microSDXCカード
安さで売れてるTeamの128GB・海外向けパッケージ。書き込み20MB/秒、読み出し60MB/秒。UHS-Iクラス1、スピードクラス10対応。約9,320円 Team microSDXC カード128GB SD変換アダプター付き
トランセンド対サムスン。 “高品質・低価格”で競合する2社の戦いは続く
トランセンドは、転送速度に優れたmicroSDカードを低価格で販売していることが特徴です。一方のサムスンも、ハイスピードな転送速度をもつmicroSDカードをトランセンドとほぼ同じ低価格帯で提供しています。Amazon.co.jpにおけるトランセンドとサムスンの価格競争を見れば、両者の対立構図は明らか。3,800円のサムスン64GBに対して、トランセンド64GBは3,779円。わずかな金額差でも安さを徹底追求するトランセンドの姿勢に、低価格で支持されてきたメーカーの意地とプライドを感じます。トランセンドの新製品128GB microSDカードは、価格1万1800円。1万1900円で販売されているサムスン製128GBマイクロSDカードよりも100円安い価格設定です。転送スピードなどの性能面においても両者は互角。スペックシートを見る限りでは、どちらかが性能で大きく劣ったり勝っている、といった印象は受けません。今後も100円単位の熾烈な価格競争が展開されると見られ、サムスンVSトランセンドの仁義なき戦いが終わりを迎える気配はありません。
■ソニーも128GB microSDカードを発売しました
ソニー4K対応128GB microSDカードに3万円の価値はある？
トランセンドとサムスン、どちらも安心して購入することができます
このブログではトランセンドってどんな会社？という記事を書くなど、ひっそりとTranscendをイチオシしています。私も64GBのTranscend製microSDカードやメモリ製品を活用しているため、新製品の128GBmicroSDXCカードが非常に気になります。サムスンの128GBは、“国内向け販売品”としては唯一Amazon.co.jpが販売・発送を手掛ける製品でした。性能・価格・評判などが安定していたため、このブログを通じて購入される128GB microSDカードの売れ筋1位でもあります。私も｢サムスンのmicroSDカードってどうなんだろう？｣と思い、16GBを購入してみました（⇒サムスンmicroSD 16GBを買ってみた。激安、10年保証、超高速！）。トランセンドとサムスン、どちらも低価格・超高速のmicroSDカードとしておすすめすることができます。スポンサーリンク
トランセンド製マイクロSDカードの選び方｜全種類とおすすめ製品
一番売れてる64GB。安さで人気のTranscend製。アマゾンで2015年最も売れたマイクロSDカード
大容量128GBマイクロSDカード。「安心」で選ぶなら、高信頼＆高品質のトップブランド・SanDisk製
音楽・動画を大量保存できる200GB。トップブランド・SanDisk製の安心感。私もコレを使っています
