サンディスクから発売されている超小型USBメモリ、「Cruzer Fit」を購入しました。
良い点、悪い点、サンディスク「Ultra Fit」との違いについて、レビューします。
超小型USBメモリ、サンディスク「Cruzer Fit」レビュー
「Cruzer Fit(クルーザー・フィット)」は、サンディスクから発売されている超小型USBメモリ。
「邪魔にならない極小サイズ」であることが特徴。ノートパソコンやカーオーディオ用の超小型USBメモリをお探しの方に適した製品です。
一円玉と大きさを比較してみました。サンディスク・Cruzer Fitの驚異的な小ささがわかります。
こんなに小さいのに、ちゃんとキャップが付属します。
USBメモリ本体には「ストラップホール」があります。
失くしそうなほど超小型ですが、ストラップを通すことで「紛失リスク」を軽減できます。
東芝「chromebook 2」に挿し込んだ様子。
一体化していると思えるほど、ノートパソコン本体になじみます。
上から見下ろしても、「邪魔にならない極小サイズ」であることを実感できます。
極小であるがゆえに「取り外しにくい」という意見もありますが、その点についてもストラップなどを付けることで、取り回しがしやすくなると思います。
ベンチマークテスト結果
ベンチマークテストの結果は、読み出し24MB/秒・書き込み5MB/秒。
サンディスク・Cruzer Fitは、「USB 2.0」。覚悟はしていたものの、転送スピードがめちゃくちゃ遅いです。頻繁なデータの書き込みにはまったく向きません。
本製品を購入した方の使い道でもっとも目立ったのが、「カーオーディオ」。車内で音楽をたのしむ使い方であれば、転送スピードはそれほど重要ではありません。
パッケージと内容物。
SanDiskのロゴ入り白封筒で届きます。内容物はCruzer Fit本体と取扱説明書。
amazon.co.jp が販売、発送する「国内正規品」として売られており、16GBが942円、32GBが1179円、64GBが2179円という「値段の安さ」も魅力です。
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16GB|32GB|64GB
楽天市場
16GB|32GB|64GB
サンディスク Cruzer Fit 型番
16GB|SDCZ33-016G-J57
32GB|SDCZ33-032G-J57
64GB|SDCZ33-064G-J57
サンディスク「Ultra Fit」との速度比較
左が、今回購入した「Cruzer Fit」。右が、以前に購入した「Ultra Fit」。
どちらもサンディスクから発売されている超小型USBメモリです。
大きさもほぼ同じ。どちらも「極小サイズ」であることに変わりはありません。
2製品の違いは、Cruzer Fitが「USB 2.0」規格であるのに対し、Ultra Fitは「USB 3.0」というハイスピード規格に対応している点にあります。
赤枠で囲ったのが、今回購入した「Cruzer Fit」。右が、「Ultra Fit」。
圧倒的なスピード差があります。今回購入したサンディスク・Cruzer Fitは、読み書きどちらも低速。今どき「USB 3.0」に対応していないのは致命的で、これが本製品のデメリット(短所)であるといえます。
それに対し、サンディスク・Ultra Fitは「USB 3.0」対応なのでハイスピード。Cruzer Fitと比較して、読み出し速度で5倍、書き込みでも6~7倍のスピード差をつけています。
転送スピードの速さを重視して超小型USBメモリを選ぶなら、サンディスク・Ultra Fitのほうをオススメします。
▼ サンディスク Ultra Fit (USB 3.0)
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32GB|64GB|128GB
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レビュー記事
サンディスク ULTRA FIT|超小型なのに高速USB3.0の極小USBメモリ
まとめ|サンディスク・Cruzer Fitの良い点、悪い点
良い点(メリット)
・極小サイズ。1円玉とほぼ同じ小ささ
・国内正規品として販売されているので安心
・安い。64GBでも2100円くらい
悪い点(デメリット)
・USB 2.0であること。USB 3.0非対応
・転送スピードが遅い
・超小型サイズなので取り回しはしづらい
左が今回購入した「Cruzer Fit」。おすすめは右の「Ultra Fit」 |
使用してみた感想・総評は、「転送スピードが遅いので、日常使いのUSBメモリとしては使い物にならない」。ただし「国内正規品が安い」というメリットがあるため、使い道によっては買う意味の感じられる製品です。
転送スピードが遅いので、日常使いには不向き
以前に購入したサンディスク・Ultra Fitと比較検証するために買ってみましたが、予想以上にスピードが遅く、頻繁なデータ転送には不向きであることを体感できました。もっとも、「極小USBメモリ」という性質上、コレを用いてがんがんデータ移動をするという使い方は想定されていないと思われます。
国内正規品が安い、メリットはそれだけ
「サンディスク製が国内正規品として売られていて、しかも安い」。これ以外にメリットを見出すことはできず、国内正規品にこだわらないのであれば「USB 3.0」に対応したハイスピードな極小USBメモリ、サンディスク・Ultra Fitのほうがオススメできる製品です。
用途はノートPC・カーオーディオ
今回ご紹介したサンディスク・Cruzer Fitは「小さいこと」が唯一最大の特徴です。ノートパソコンに挿しても邪魔にならない超小型USBメモリをお探しの方にはピッタリ。「カーオーディオ」用のUSBメモリとして、車内音楽のために購入する方も多い製品です。
ハイスピードで取り扱いやすいUSBメモリなら…
この記事では「超小型USBメモリ」をご紹介しましたが、極小サイズと引き換えに「取り扱いにくい」「紛失しやすい」といったデメリットがあります。
デスクトップパソコンでがんがんデータ転送する使い方や、ぎゅっと握れるサイズ感で「取り回しの容易さ」を優先するのであれば、サンディスク・Extreme USB 3.0 フラッシュメモリーがおすすめ。私もコレを日常使いでガンガン使っています。
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