2017年3月10日金曜日

トランセンド TS128GUSDU3Mは、MLCを搭載した128GB microSDXCカード



トランセンドが、MLC NANDフラッシュを搭載した128GBのmicroSDXCカードの発売を開始しました。

Ultimateシリーズは耐久性の高い「MLC NANDフラッシュメモリ」を採用していることで人気の製品ですが、今まで64GBが最大容量でした。

今回 128GBの容量をもつ「TS128GUSDU3M」が発表されたことにより、大容量データを信頼できるマイクロSDに保存したいユーザーの要求が満たされそうです。





トランセンド Ultimate 128GB microSDXCカード「TS128GUSDU3M」の特徴

Transcend TS128GUSDU3M 製品画像

MLC NAND搭載


トランセンド Ultimate 128GB microSDXCカード「TS128GUSDU3M」最大の特徴は、MLC NANDフラッシュメモリを搭載していること。

NAND型フラッシュメモリには3つの記録方式があり、「SLC」「MLC」「TLC」の3種類が存在します。microSDカードは、もっとも耐久性の低い「TLC」が使用されているケースがほとんどで、耐久性の高い「MLC」を用いた製品はごくわずか。

トランセンドは早期から「MLC」を採用したmicroSDカード製品を発売してきましたが、今回発表された「Ultimate」シリーズでも、MLC NANDの採用によって「高耐久」「高信頼」をアピールしています。

耐久性・信頼性の高さでmicroSDカードをお探しなら、「MLC」は一つの目印になります。

MLCが使われているマイクロSDカードまとめ|高耐久&高信頼の目安



128GBの大容量


高耐久なMLC NANDを搭載したmicroSDカードは、トランセンドやパナソニック(Panasonic)、エイデータ(ADATA)などが有名。

しかしどのメーカーも64GB以下の製品がほとんどで、128GBを超えるMLC NAND採用microSDカードを見かけることはありませんでした。

トランセンドも「Ultimate 633x」シリーズでラインナップしていた64GBが最大容量でしたが、今回発表された「Ultimate」シリーズで遂に128GBのmicroSDXCをラインナップ。大容量を必要とするユーザーのニーズに応えています。

サムスン「PRO+ 128GB」はニュースリリース配信時に「MLC使用」とありましたが、製品ページにはNANDの記録方式が書かれていないためオフレコ扱い。

ADATAは「Premier ONE」シリーズにおいてMLC採用の256GBと128GBを発表済みですが、ブランド知名度やAmazonでの販売実績で勝るトランセンドのUltimate 128GB(TS128GUSDU3M)に分がありそうです。

ADATA Premier ONE microSDXCカード256GBは、UHS-II &MLC採用



ハイスピード


トランセンド「Ultimate」シリーズの売りは、MLC。そしてハイスピードな転送速度。

今回発表された128GBの「TS128GUSDU3M」は、読み出し95MB/秒・書き込み60MB/秒。スピードクラス10(C10)、UHS-Iクラス3(U3)、ビデオスピードクラス V30。

安定した高速性能を発揮できるため、ドローンやアクションカムの4K動画撮影にも対応できます。スマートフォン・タブレットを用いた大容量データの記録においても、ハイスピードな転送速度が活躍します。



トランセンド UltimateシリーズのmicroSD 全商品


128GB|TS128GUSDU3M
 64GB|TS64GUSDU3M
 32GB|TS32GUSDU3M
 16GB|TS16GUSDU3M

容量によって、転送速度が異なります。購入時のチェックをお忘れなく。128GBは書き込み60MB/秒ですが、32GBは書き込み45MB/秒となっています。

2017年3月現在の価格は、約15,800円。

Transcend Ultimate 128GB
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