SAMSUNG EVO+ microSDカードの「2017年モデル」が4月30日に発売されます。
SAMSUNG EVO+の2017年モデルは、転送速度がアップ
SAMSUNG EVO+ microSDカードの「2017年モデル」は、転送速度がアップ。
特に64GBと128GBは転送速度が大きく向上。UHS-Iクラス3(U3)に対応するなど、「2016年モデル」との明確な差別化が図られています。
32GB
2017年モデル(MB-MC32GA/ECO)
読み出し95MB/s・書き込み20MB/s・U1
2016年モデル(MB-MC32DA/FFP)
読み出し80MB/s・書き込み20MB/s・U1
64GB
2017年モデル(MB-MC64GA/ECO)
読み出し100MB/s・書き込み60MB/s・U3
2016年モデル(MB-MC64DA/FFP)
読み出し80MB/s・書き込み20MB/s・U1
128GB
2017年モデル(MB-MC128GA/ECO)
読み出し100MB/s・書き込み90MB/s・U3
2016年モデル(MB-MC128DA/FFP)
読み出し80MB/s・書き込み20MB/s・U1
解説|SAMSUNG EVO+ 2017年モデル
32GBの2017年モデルに「劇的な改良点」はありません。読み出しが15MB/s速くなっただけ。200円高いので、安さ優先なら2016年モデルがオススメ。
64GBの2017年モデルは「書き込み速度」が大幅アップ。60MB/sに改良され、U1からU3へ進化。ただし値段も1,000円アップ。2016年モデルには「安さ」というメリットが残されています。
128GBの2017年モデルは「最強microSD」に進化。256GBモデルとほぼ同等性能の「読み出し100MB/s・書き込み90MB/s・U3」。この性能&容量で7,980円は破格。
128GBが、最も魅力的なモデルに進化
最も魅力的なモデルに進化したのは128GB。転送速度が劇的にアップ。上位モデルのPRO、PRO+を喰ってしまうほどのハイスピードにもかかわらず7,980円という値段に抑えているところは、サムスンならでは。買う価値があると思います。
32GBは読み出しが僅かに向上しただけなので、200円安い2016年モデルが魅力的。
64GBは書き込み速度アップ&U3に対応したものの、2016年モデルと比べて1,000円高いので、安さ優先ならば2,980円で販売されている2016年モデルがおすすめ。書き込みの速さを求めるなら2017年モデルです。
まとめ
SAMSUNG EVO+は、「安さ」が売りのモデルです。正確にいえば「安くて速い」からこそAmazonランキング1位を獲得しているモデルです。
2016年モデルでも十分なスピードを備えていただけに、「さらにスピードアップして値上げ」した2017年モデルがユーザーの歓迎を受けられるのかは見もの。
2017年モデルのSAMSUNG EVO+は、上位版のPROシリーズに肉薄するハイスピードモデルへと生まれ変わっていることから、今後PROとPRO+がどのように展開されていくのか。EVOやPROは存続するのか。EVO+とPRO+に絞られていくのか?など今後のラインナップ展開が気になります。
「2017年モデル」として転送速度が刷新されたSAMSUNG EVO+ microSDカード。もっとも魅力的に映るのは128GBモデル。しかし「2016年モデル」が継続販売されているうちは、安さで勝る2016年モデルが支持を得るのではないかと予想されます。
安さこそがSAMSUNG EVO+の魅力。
1,580円で買える32GBはアマゾン1位。2,980円の64GBはアマゾン3位。安さと速さで売れています。
2016年モデル
32GB|64GB|128GB|256GB
2017年モデル
32GB|64GB|128GB
※ 記事内の価格・ランキング順位は、2017年4月12日現在
※ 2017年モデルの発売開始は2017年4月30日
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