東芝 microSDカード新製品「EXCERIA PRO M402」の特徴・メリットを解説したいと思います。
読み書き95MB/sの超高速。128GBの大容量。安定したランダム性能を示す「アプリケーションパフォーマンスクラスA1」対応など、スペックを紹介。
どのような用途・ユーザーに適したマイクロSDカードなのかが分かります。
東芝 EXCERIA PRO M402の特徴
・ 容量 128GB/64GB/32GB/16GB
・ 従来「PRO」シリーズにはなかった128GB 新登場
・ 読み出し95MB/s・書き込み95MB/s
・ UHS-I スピードクラス3(U3)対応
・ 4Kビデオ撮影に最適なハイスピード
・ アプリケーションパフォーマンスクラス A1対応
・ ランダムリード 1500IOPS/ライト 500IOPS/シーケンシャル 10MB/s
ついに128GB!「EXCERIA PRO」が大容量で使える
従来の東芝 EXCERIA PROシリーズは、128GBが発売されておらず、最大64GBである点が「残念なポイント」でした。
性能は良く、転送スピードも超高速。しかし128GBが無いので、長時間ビデオ撮影や4K動画撮影、ハイレゾなどの大容量コンテンツを満喫するには心もとない。
そんな不満を解消したのが、新発売のEXCERIA PRO M402。最大容量128GBをラインナップ。超高速と大容量を両立させた点が、「進化したポイント」です。
真のハイスピード!読み出し95MB/s・書き込み95MB/s
東芝 EXCERIA PRO M402の特徴は、ハイスピードであるという点。
読み書き95MB/sはクラス最高。このスペックを超えるUHS-I対応microSDカードはごくわずかなので、EXCERIAブランドを抜きにしても検討する価値のある1枚です。UHS-Iクラス3(U3)対応なので、安定した書き込みにより4Kビデオ撮影にも最適。
今までのUHS-I規格最上位「EXCERIA PRO M401」は、読み出し95MB/s・書き込み80MB/sでした。最上位を名乗るには、あと一歩物足りない書き込み速度。
新発売・M402は、書き込み速度が15MB/s向上。トップクラスの書き込み速度・95MB/sを実現しています。他社の最上位モデルに差をつける「真のハイスピード」、読み書き95MB/sが、EXCERIA PRO M402の「進化したポイント」です。
アプリケーションパフォーマンスクラスA1対応
東芝 EXCERIA PRO M402は、アプリケーションパフォーマンスクラス規格に対応。
アプリケーションパフォーマンスクラス規格とは、ランダムの読み書き速度を保証することで、「スマホアプリを快適に実行・保存できる」メリットを示すものです。
EXCERIA PRO M402はA1対応なので、ランダムリード 1500 IOPS/ランダムライト 500 IOPS/シーケンシャル 10MB/sが最低保証されています。スマホやタブレットのアプリをmicroSDに保存&起動させたいユーザーにとって意味のある規格です。
不満点を解消した、EXCERIA PRO M402
「64GBまでしかない」という不満を解消し、「書き込み80MB/sは物足りない」という不満まで解消した、EXCERIA PRO M402。
ハイスピードが要求されるビデオ撮影、転送にかかる時間的コストを低減したいユーザーにとって、価値のある1枚だと思います。
あとは、この製品が「日本国内発売」となればパーフェクト。
EXCERIA PRO M402 ヨーロッパ市場向け 型番
16GB|THN-M402S0160E2
32GB|THN-M402S0320E2
64GB|THN-M402S0640E2
128GB|THN-M402S1280E2
EXCERIA PRO M402
amazon|楽天市場
日本での発売に期待
EXCERIA PRO M501(国内発売)
EXCERIA PRO M402
EXCERIA PRO M401
EXCERIA M302
EXCERIA M301(国内発売)
EXCERIA MUH-B(生産終了)
東芝 EXCERIAブランドのmicroSDカードは、こんなにも種類豊富。
しかし国内発売モデルは、規格外の性能をもった「EXCERIA PRO M501」、低スペック「EXCERIA M301」の2種類だけ。
言うなればトヨタ自動車がレクサスLFAとヴィッツの2台を店頭に並べているような状態であり、EXCERIA マイクロSDは「国内モデルのラインナップが貧弱すぎる」「選択肢が少ない」という点で、サンディスク&サムスンに劣っていると感じます。
東芝EXCERIA|マイクロSDカード全種類&選び方をアドバイス
東芝メモリに期待
各社のエイプリルフールネタをぶっ潰すべく、4月1日に新会社「東芝メモリ」発足。
今度はEXCERIAのラインナップを拡充することで、メモリブランド各社に中指を立ててほしい。シェア1位の背中にドロップキックをかましてほしい。メモリ戦争を勝ち抜いてほしい。
そして、いつかの4月1日に「NAND売上高シェア1位奪還!」ネタをぶっこんで、世界を驚かせてほしい。日本を沸かせてほしい。そう感じています。
当面は、LFAとヴィッツしかないmicroSDのラインナップ拡充に期待しています。
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