ホリ(HORI)が発売する、【Nintendo Switch対応】マイクロSDカード32GB for Nintendo Switch。
書き込みテストに適合した任天堂公式ライセンス取得製品。
本製品のメリット・デメリットを紹介し、ニンテンドースイッチ用に買うべきmicroSDなのかを解説します。
【Nintendo Switch対応】マイクロSDカード for Nintendo Switch
ゲーム周辺機器メーカー・HORI(ホリ)が発売中の、【Nintendo Switch対応】マイクロSDカード for Nintendo Switch。
容量は、32GB(NSW-043)と、16GB(NSW-042)の2種類のみ。
最大の特徴は、任天堂公式ライセンス製品であること。「書き込みテストに適合」しているので、ニンテンドースイッチで安心して使用できます。
HORIのマイクロSDカード32GBを買ってみた【Nintendo Switch対応】
製品仕様・スペック
・ 読み出し速度 80MB/秒
・ 書き込み速度 15MB/秒
・ UHS-Iクラス1(U1)対応
・ スピードクラス10対応
HORI マイクロSDカード for Nintendo SWITCHのスペックを一言で表現すれば、「読み出しが速くて書き込みが遅い」。
ニンテンドースイッチを快適に遊ぶために必要な条件は、読み出しの速さ。任天堂「Nintendo Switch サポート」公式サイトでは60~95MB/秒を目安としています。
HORIのマイクロSDは読み出し80MB/秒なので、ニンテンドースイッチ推奨の読み出し速度に適合。UHS-Iクラス1(U1)対応なので安定した速度も保証されています。
デメリット・おすすめしない理由
読み出しは確かに高速ですが、書き込みが遅く、これと同じ転送速度の製品はいくつもあります。
SAMSUNG EVO+
読み出し80MB/s・書き込み20MB/s
TEAM COLOR CARD
読み出し80MB/s・書き込み15MB/s
東芝 EXCERIA M302
読み出し90MB/s
これらはHORIと同じ転送速度(もしくはそれ以上)。ニンテンドースイッチを快適に遊ぶための目安である「読み出し60~95MB/s、UHS-Iクラス1(U1)」にも適合。
上記3製品には「値段が安い」というメリットがあります。HORIのマイクロSDカード for Nintendo Switchは「値段が高い」というデメリットがあります。
HORI(ホリ) 32GB
3,758円
SAMSUNG EVO+ 32GB
1,580円
TEAM COLOR CARD 32GB
1,598円
東芝 EXCERIA M302 32GB
1,598円
上記はAmazonでの価格(2017年3月5日現在)。サムスンなどに比べて2倍以上高価。32GBで3,758円は、アマゾンで敬遠される価格。高価な値段の理由は、ライセンス取得費用が影響しているものと推測されます。
また、「任天堂公式ライセンス製品」という看板があることで「どれを選べばいいか分からない」ユーザーがこの製品に流れる、無条件に購入することが約束されているため、強気な価格につながっているものと考えられます。
ラインナップ容量が最大32GBというのも難点。ライトゲーマーには十分。しかしドラゴンクエスト(32GB)やゼルダの伝説(13.4GB)などの大容量ゲームをダウンロードしたいユーザーにとっては物足りないはずです。
ニンテンドースイッチで快適に使える、マイクロSDカードのおすすめ5選
任天堂公式ライセンス製品だからおすすめ
HORI マイクロSDカード for Nintendo Switchは、マイクロSDのことがよく分からない方におすすめ。
任天堂公式ライセンス製品なので、動作保証がされていて安心。書き込みテストに適合しているので、転送速度がニンテンドースイッチ推奨の条件に達していないということもありません。
microSDのスペックや転送速度のことが分からなければ、任天堂公式ライセンス取得の本製品を選ぶのが手っ取り早く、大きな安心が得られるものと思います。
HORI マイクロSDカード 32GB for Nintendo Switch
amazon|楽天市場
任天堂公式ライセンスよりも「値段の安さ」を優先したい方は、ニンテンドースイッチで快適に使える、マイクロSDカードのおすすめ5選をご覧ください。
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