2014年12月18日木曜日

XPERIAで使えるソニーbluetoothワイヤレスイヤホンおすすめ5本




ラインナップが多すぎて、選ぶのに苦労するスマホで使えるイヤホン。今回はXPERIA Z3やZ2などで使えるワイヤレス・イヤホンに絞って、オススメのソニー純正品をご紹介します。最上位モデルXBA-BT75、ノイズキャンセリング対応のMDR-EX31BN、防滴仕様のMDR-AS800BT、ネックレスのようなSBH80、通話レシーバーDRC-BTNK40Kの5種類。用途・目的にピッタリのソニー純正ワイヤレス・イヤホンを選んでみましょう。






【XBA-BT75】 最上位モデル・妥協なき高音質

約 14,050円 【 Amazon.co.jp 】 bluetooth接続 ワイヤレス・イヤホン XBA-BT75
ワイヤレスイヤホン上位機種 、コントロールボックス廃止、充電機能つきケース、連続再生3.5時間

XBA-BT75は、ワイヤレスタイプのイヤホンとしては最上位に位置するモデルです。価格.comに寄せられたレビューを見ても、音質についてはほぼ全員が満足・納得しています。
「ワイヤレス(bluetooth接続)でこれだけの高音質ならば、大満足」という声が多数。ワイヤレスイヤホンで音質を追求するなら、“XBA-BT75を買っておけば間違いナシ”といえるモデルです。


(前列左) ソニー パーソナル イメージング&サウンド事業本部 パーソナルエンタテインメント事業部1部 2課 シニアエンジニア 高橋 敏氏 (前列右) ソニー クリエイティブセンターCPD統括部パーソナルオーディオデザインチーム プロデューサー/シニアデザイナー 小宮山 淳氏 (後列左から) 大毅、興毅、和毅


コントロールボックスを廃止。 軽量・軽快な装着感を実現

従来のワイヤレスイヤホンにあったコントロールボックスがなくなりました。コントロールボックスには、充電池やbluetooth接続用アンテナが内蔵されています。これを耳元のイヤホン部分に内蔵することで、重くわずらわしいコントロールボックスを排除することが出来たのです。イヤホン本体の重さも約21グラムと軽量です。

左:コントロールボックスが排除されたXBA-BT75  右:コントロールボックスのある従来製品


セットするだけで充電。電池内蔵のキャリングケース

XBA-BT75を持ち歩くためのキャリングケースには、充電池が内蔵されています。ケースに収納するだけで、自動充電が可能。最大で約2.5回分のフル充電ができます。

ケースにセットするだけで充電開始


デメリットはNFC非対応。連続使用3.5時間

デメリットの1点目は、連続使用が3.5時間までであること。下記で紹介するノイズキャンセリング対応モデルMDR-EX31BN(ノイキャンONで約9時間)、防滴仕様モデルMDR-AS800BT(約4.5時間)に比べて短いのです。そのため、わざわざ充電機能つきキャリングケースが用意されたのかもしれません。製品ページでは、充電と使用時間のシミュレーション画像が掲載されていましたが、欠点を欠点と感じさせないための策であるとも感じました。長時間再生する方にはデメリットになりそうな、連続使用3.5時間です。

デメリットの2点目は、NFC接続に非対応であるということ。NFC対応であれば、イヤホンとスマホをかざすだけでワンタッチ接続が可能です。下記で紹介するノイズキャンセリング対応のMDR-EX31BNや、防滴仕様のMDR-AS800BTはNFC対応。手軽なワンタッチ接続のために、XBA-BT75にも欲しかった機能です。
よくわかるNFCとbluetooth。ソニーワイヤレスヘッドホンで出来る事

NFC対応であれば、ワンタッチで接続できる

ソニー bluetoothワイヤレスイヤホン
XBA-BT75
ワイヤレスイヤホンの最上位モデル。bluetooth無線で音質を追及するならXBA-BT75。充電できるキャリングケース付属。約14,050円
【bluetooth無線】ソニーXBA-BT75 ワイヤレスイヤホン



【MDR-EX31BN】 騒音98%低減・ノイズキャンセリング対応

約 7,646円 【 Amazon.co.jp 】 bluetooth接続 ワイヤレス・イヤホン MDR-EX31BN
騒音を最大98%カットするノイズキャンセリング機能、ワンタッチNFC接続、連続再生9時間

MDR-EX31BNの特徴は、ノイズキャンセリング機能を搭載していること。この機能は、騒音を最大98%カットしてくれるものです。イヤホンを耳に挿してノイズキャンセリング機能をONにすれば、騒音がスッと消えてなくなる感覚を味わうことができます。これにより、音楽だけに集中することができ、ボリュームを抑えて聴くことも可能になります。

価格.comに寄せられた46件のレビューを見ても、音質に対する不満はほとんど聞かれません。
ワイヤレスゆえに音質を不安視する方も多かったようですが、音質面での感想は好意的なものが多く並びます。有線イヤホンとの違いを感じない、ワイヤレス・イヤホンであることを忘れるほどの音質、といった意見も。

MDR-EX31BN 購入レビュー ソニーMDR-EX31BNレビュー。騒音98%カットの快適ワイヤレスイヤホン



デメリットはコントロールボックスがあること

MDR-EX31BNには、コントロールボックスがあります。コントロールボックスには、充電池やbluetooth接続用アンテナが内蔵されています。コントロールボックスは、シャツの襟や胸ポケットなどにクリップ留めする必要があります。スッキリが魅力のワイヤレスタイプでありながら、余計なコントロールボックスがあるのは残念です。

ノイズキャンセリングを搭載したワイヤレス対応イヤホンの現行製品はMDR-EX31BNだけです。MDR-EX31Nを選択する理由は、ワイヤレスかつノイズキャンセリング対応、という点に尽きると思います。
左:コントロールボックスの無いXBA-BT75  右:コントロールボックスのあるMDR-EX31BN

SONY ノイズキャンセリング対応ワイヤレスイヤホン
MDR-EX31BN
ノイズキャンセリング機能で騒音を最大98%カットできます。かざすだけ接続のNFC対応。連続9時間の長時間再生。音質評価も上々です。約7,646円
【ノイキャン対応】ソニーMDR-EX31BN ワイヤレスイヤホン

MDR-EX31BN 購入レビュー ソニーMDR-EX31BNレビュー。騒音98%カットの快適ワイヤレスイヤホン



【MDR-AS800BT】 防滴仕様でスポーツ向き

約 12,400円 【 Amazon.co.jp 】 bluetooth接続 ワイヤレス・イヤホン MDR-AS800BT
防滴仕様、高い装着性、コントロールボックス廃止、ワンタッチNFC接続、連続再生4.5時間

MDR-AS800BTの特徴は、汗や雨、水しぶきなどからイヤホンを守る防滴仕様であること。 防滴の保護等級を示すIPX4は、あらゆる方向からの飛沫に対して本体機能を保護することを意味します。ランニングやスポーツを楽しみながら、汗や雨を気にせずに音楽を聴くことができます。邪魔なコントロールボックスがないため、軽快なリスニングが可能。ワイヤレスイヤホンであることのメリットを存分に受けながら、使用することができます。

MDR-AS800BTは、通常の装着方法にくわえて、耳にかけて使うスポーツスタイルを利用できます。イヤーピースは通常製品よりも1種類多い4サイズ。S、M、Lにプラスして、SSサイズが用意されています。通常のイヤーピースより耳との接地面積が30%広いハイブリッドイヤーピースロングを採用。耳孔だけでなく耳のくぼみにもフィットするアークサポーターも3サイズ付属。
ランニング等の運動中でも落ちにくい、快適で安定した装着性を実現しています。

これらすべてが付属する
ケーブルが長すぎる場合でも、調整バンドを使って短くできる

ソニー ワイヤレスイヤホン(防滴)
MDR-AS800BT
汗や雨に強い防滴モデル。屋外やアウトドアで活躍。動きの激しいスポーツでも安定した装着性。4種のピースと3種のサポーター付き。約12,400円
【防滴モデル】ソニーMDR-AS800BT ワイヤレスイヤホン




【SBH80】 ネックレスのように首から下げる 

9,800円+税(Xperia Store価格) 【 Amazon.co.jp 】 bluetooth接続 ワイヤレス・イヤホン SBH80
防滴仕様、ネックレスタイプの掛け心地、NFC接続、着信時に本体が振動、連続再生6時間

SBH80の特徴は、ネックレスのように首から下げるスタイル。コードの煩わしさを感じることなく、軽快にリスニングできます。イヤホンを耳から外しても、ネックレスのように首の後ろから下げるスタイルで携帯できます。防滴仕様なので、雨や汗に強いイヤホンでもあります。

デメリットは、首に当たるパーツが大きいため、コンパクトな収納ができないということ。夏場に蒸れてしまいそう、という声もありました。
音質に対する評価はそれほど高くない様子。積極的に選ぶ理由があるとすれば、ネックレススタイルかつ防滴であることくらいでしょうか。ハンズフリー通話の着信時には、SBH80本体が振動して知らせてくれます。

■SBH80の魅力を、画像たっぷりでご紹介しています
ソニーSBH80はネックレスのように使えるワイヤレスイヤホン

ホワイトモデルは2014年12月19日発売

ソニー ワイヤレスイヤホン
SBH80
ネックレスのように首から下げるタイプのワイヤレスイヤホン。防滴モデル。着信時にはイヤホン本体が振動します。約11,365円
【防滴】ソニーSBH80(ブラック) ワイヤレスイヤホン
【防滴】ソニーSBH80(ホワイト) ワイヤレスイヤホン




【DRC-BTN40K】 リモコンで受話・終話が可能

約 5,400円 【 Amazon.co.jp 】 bluetooth接続 ワイヤレス・イヤホン DRC-BTN40K
手元で受話・終話ができるリモコン、4サイズのイヤーピース、ワンタッチNFC接続、連続再生8時間

DRC-BTNK40Kの特徴は、ハンズフリー通話の快適性に重点を置いているということ。リモコン中央に配されたおおきな電話ボタンを押せば、スマホの着信を受けたり、通話を終わらせることが可能。通話レシーバーとしての性格が色濃いイヤホンです。音の善し悪しで選ぶタイプの製品ではありません。

音質は良くも悪くもない、普通、という声が多く聞かれます。付属品のイヤホンをそのまま使うのではなく、愛用イヤホンに挿し替えて使っている方が多いようです。イヤーピースは通常製品よりも1種類多い4サイズ。S、M、Lにプラスして、SSサイズが用意されています。

リモコンを装備したワイヤレス・イヤホン、DRC-BTN40K

ソニー 通話レシーバー式ワイヤレスイヤホン
DRC-BTN40K
手元で受話・終話操作できるリモコン付きのワイヤレスイヤホン。大きなボタンで快適操作。連続8時間のスタミナ。ハンズフリー通話のおすすめモデル。約5,400円
【通話レシーバー】ソニーDRC-BTN40K ワイヤレス・イヤホン





ワイヤレスイヤホンは、用途に合った機能優先で選ぼう

以上、ワイヤレス・イヤホンを5本、ご紹介しました。ワイヤレス(無線接続)であること、SONY製品であること、ヘッドホンではなくイヤホンであることに絞った、おすすめ製品です。
ワイヤレス(無線接続)と有線イヤホンを比べれば、音質では有線が有利です。ワイヤレスイヤホンに必要な充電を面倒と感じる方もいるでしょう。連続再生時間の短さは、長時間聴き続ける方にとって致命的な欠点となり得ます。bluetoothによる接続なので、接続が途切れる、ラグ(遅延)が生じる、といったことも考えられます。あえて無線接続を選択するからには、音質や使い勝手にある程度の妥協が必要だと感じます。

ワイヤレスイヤホン、5本の特徴

・ ワイヤレスで高音質を求めるなら、最上位のXBA-BT75
・ 騒音98%カットのノイズキャンセリングが必要なら、MDR-EX31BN
・ ランニング運動をしながら音楽が聴きたければ、防滴仕様のMDR-AS800BT
・ 首から下げるネックレススタイルで使いたいなら、SBH80
・ ハンズフリー通話を重視するなら、手元で受話・終話操作できるリモコン搭載DRC-BTNK40K

ワイヤレス・イヤホン選びのポイントは、用途目的に合った製品を見極めて選択するという事に尽きます。

妥協するんじゃないぞ、興毅


ワイヤレス以外なら、ノイズキャンセリング対応MDR-NWNC33がおすすめ

ワイヤレスに限定せず、有線のイヤホンを含めれば、数多くのSONY純正品から選ぶことが出来ます。有線のノイズキャンセリング対応モデルであれば、XPERIAのために用意されたMDR-NC31EM(約5,500円)というイヤホンがあります。XPERIAの製品ページにも「XPERIA用」として掲載されている、いわばXPERIA専用モデルです。

私はMDR-NWNC33(約4,200円)を愛用していますが、ノイズキャンセリングの効果はバツグン。
音質も要求を満たすレベルのもので、非常に満足しています。イヤホン製品ページには“ウォークマン専用”と書かれていますが、XPERIA Z3やZL2のページにはノイズキャンセリング推奨イヤホンとして記載のある製品です。安くて音質の良いノイズキャンセリングイヤホン(有線タイプ)ならば、MDR-NWNC33オススメです。

■MDR-NWNC33(ノイズキャンセリング対応イヤホン)一押しのワケを書いています
ノイズキャンセリングイヤホンMDR-NWNC33をおすすめする理由5つ

■購入レビューも書きました。画像たっぷりで長所・メリットを紹介しています
MDR-NWNC33購入レビュー。ノイキャン効果でXPERIAと相性最高

4,200円で買えるノイキャン対応イヤホンMDR-NWNC33。 どんなスマホにも合わせやすい5色展開

ソニー ノイズキャンセリング対応イヤホン
MDR-NWNC33
騒音を最大98%カットするノイズキャンセリング対応イヤホン。有線タイプなら手軽に買えるコレがおすすめ。価格と高音質のバランスが良く、私も愛用しています。約4,180円
【騒音98%カット】ソニーMDR-NWNC33 ノイズキャンセリング対応イヤホン



ソニーはbluetoothワイヤレスヘッドホンも充実している

ヘッドホンまで含めれば、さらに選択肢は広がります。CDの3~6倍の情報量を持つハイレゾ音源に対応したモデルが多数ラインナップされています。
私はオーバーヘッド(頭にかけるタイプ)が苦手なので選択肢から外れましたが、音質重視ならヘッドホンを候補に加えるべきでしょう。2014年10月24日には、フラッグシップのMDR-1シリーズ・新製品となるMDR-1Aが発売されました。
【 Amazon.co.jp 】 ハイレゾ対応ヘッドホン MDR-1A 約 24,000円

人気モデルのMDR-1RMK2をはじめ、ハイレゾ対応の高音質ヘッドホンが充実しています。
【 Amazon.co.jp 】 ハイレゾ対応ヘッドホン MDR-1RMK2 約 26,700円

ハイレゾ音源に対応したヘッドホンが充実



価格で選ぶワイヤレスイヤホンは、ノイキャン対応のMDR-EX31BNがおすすめ

有線イヤホンのケーブルを煩わしく感じることが多かったため、ワイヤレス・イヤホン5本を紹介させていただきました。私がヘッドホン・イヤホンを選ぶ場合、頭を覆うヘッドホンは苦手なので選択肢から外れます。ケーブルが鬱陶しいと感じるので、bluetoothワイヤレスイヤホンから選びます。ノイズキャンセリングは必須だと考えるので、対応モデルを選択します。音質は一定レベルをクリアしていればOK。上を見ればキリがありません。価格とのバランスも重要です。1万円以内で収めたい。今回ご紹介した5本の中では、MDR-EX31BNがその要求を満たすイヤホンということになります。
ノイズキャンセリング対応ワイヤレスイヤホン・MDR-EX31BN (約 7,862円)

SONY ノイズキャンセリング対応ワイヤレスイヤホン
MDR-EX31BN
ノイズキャンセリング機能で騒音を最大98%カットできます。かざすだけ接続のNFC対応。連続9時間の長時間再生。音質評価も上々です。約7,646円
【ノイキャン対応】ソニーMDR-EX31BN ワイヤレスイヤホン


多数の製品から自分にあったものを見つけることは、なかなか難しいものです。目的・用途をハッキリさせた上で、製品を選んでみましょう。ワイヤレス・イヤホンをお探しの皆さんが、お気に入りの1本に出会えることを願っています。

MDR-NWNC33購入レビュー ノイキャン効果でXPERIAと相性最高

MDR-EX31BNレビュー 騒音98%カットの快適ワイヤレスイヤホン

h.ear go(SRS-HG1)使用レビュー|購入した理由&惚れ込んだ長所5つ




ソニー bluetoothワイヤレスイヤホン
XBA-BT75
ワイヤレスイヤホンの最上位モデル。bluetooth無線で音質を追及するならXBA-BT75。充電できるキャリングケース付属。約14,050円
【bluetooth無線】ソニーXBA-BT75 ワイヤレスイヤホン

SONY ノイズキャンセリング対応ワイヤレスイヤホン
MDR-EX31BN
ノイズキャンセリング機能で騒音を最大98%カットできます。かざすだけ接続のNFC対応。連続9時間の長時間再生。音質評価も上々です。約7,646円
【ノイキャン対応】ソニーMDR-EX31BN ワイヤレスイヤホン

ソニー ノイズキャンセリング対応イヤホン
MDR-NWNC33
騒音を最大98%カットするノイズキャンセリング対応イヤホン。有線タイプなら手軽に買えるコレがおすすめ。価格と高音質のバランスが良く、私も愛用しています。約4,180円
【騒音98%カット】ソニーMDR-NWNC33 ノイズキャンセリング対応イヤホン