2016年1月28日木曜日

ソニーα7RII、α7SII、α7II、どれを買えば正解なのか?



2016年はα7シリーズが欲しい!ソニーα7RII、α7SII、α7IIの違いや優位性などをまとめました。





2016年、α7シリーズが欲しい

2015年はパソコン環境を整えることに投資した1年でした。2016年はカメラ・写真撮影を充実させたいと考えています。私の頭を悩ませているのはα7シリーズの存在。間違いなく買うことにはなるのですが、3種類のラインナップのうち、どれを買うべきかで迷いが生じています。3種類とは、α7II(スタンダード)、α7RII(高解像)、α7SII(高感度)の3つ。スタンダードなα7IIが189,880円であるのに対し、α7RIIは438,880円。α7SIIは418,880円。いずれもソニーストア価格(税別)であり、価格.com最安値は各-4万円といったところ。




α7RII(高解像)・α7SII(高感度)・α7II(スタンダード)

多くのカメラは「上位機・中級機・普及機」という縦方向の展開であるのに対し、ソニーα7シリーズは「高解像・高感度・スタンダード」の横展開であることもまた、迷いを大きくさせる要因です。「機能全部入りの最上位モデル!」というのがあれば、高いお金を出してでもそれを買えば良いのですが、α7シリーズの場合そうも行きません。高解像・4240万画素のα7RIIにα7SIIほどの圧倒的高感度耐性はなく、ISO409600のバケモノ・α7SIIには有効画素数1220万画素という壁があります。低画素に抑えることで高感度を実現している事情もあるため「デメリット」とは言いがたい部分があるのですが、それでもα7RII(4240万画素)はおろかα7II(2430万画素)にも劣る1220万画素というのはどうしても二の足を踏んでしまうポイントであります。



α7RII・α7SII・α7IIの価格

α7II(スタンダード)と他2モデルの価格差は20万円以上も開きがあり、実売25万円ほどで買えるニコンD810やキヤノンEOS 5D Mark IIIといった各社の代表モデルと比べてもα7RIIの実売38万、α7SIIの実売36万はワンランク上の価格帯となっています。これらと比較した場合、実売15万円台で買えるフルサイズ・ミラーレスのα7IIは相当なお手頃モデルであると感じます。一昔であればデジタル一眼レフの中級機が15万、フルサイズであれば28万~30万円以上を覚悟しなければいけなかったところ、5軸ボディ内手ブレ補正を搭載したフルサイズ・ミラーレス・α7IIがわずか15万円で手に入るのです。旧世代のα7ならば最安10万円台まで値落ちしているため、5軸ボディ内手ブレ補正が不要であればα7を購入して楽しむという方法も用意されています。もっとも、価格差4万円であれば5軸ボディ内手ブレ補正やシャッターボタン位置が改善されたα7IIにおおきな優位性を感じるため、α7IIのほうを選びたいという気持ちはあります。



α7RIIが欲しい理由

α7RIIに惹かれるポイントは、「35mmフルサイズ裏面照射型CMOSセンサーを搭載した唯一のα7機種である」という点。マウントアダプターを介して広角RF(レンジファインダー)レンズを装着した場合、色被り・周辺減光の問題が発生するわけですが、α7RIIとα7R(旧世代)の比較検証レポートを見るに、この点が大きく軽減・改善されていることがわかります。ズミルックスM 35mm F1.4をデジタルで活用すべくソニーNEXや富士のXマウントを試してみましたが、マゼンタかぶりや周辺減光が顕著で、「味わい」として許容できるレベルではありませんでした。α7RIIにビオゴン21mmなどの広角RFレンズを付けた試写作例ではマゼンタかぶり・周辺減光がおおきく改善されており、間違いなく35mmフルサイズ裏面照射型CMOSセンサーの恩恵が感じられる特徴的なポイントであると感じました。高画素であることよりも画期的なセンサーを搭載している点に惹かれているため、半値で買えるα7R(旧世代)がα7RIIの代替とはなり得ず、35mmフルサイズ裏面照射型CMOSセンサーが欲しければ438,880円のα7RIIを買わなければならない点が非常に悩ましいところです。4240万画素の高解像も魅力ではありますが、これに関してはユーザーによって要不要があり、私にとっては最重要ポイントというわけではありません。35mmフルサイズ・Lサイズ(3:2)で記録した場合の記録画素数はα7RIIが7952×5304px、α7IIが6000×4000pxとなっています。α7RIIは写真1枚あたりのデータ容量が20MBをゆうに超えます。

ソニー
αR7II
35mmフルサイズ裏面照射型・4240万画素CMOSセンサー搭載
SONY α7RII ボディ ILCE-7RM2



α7SIIが欲しい理由

α7SIIに惹かれるポイントは、「圧倒的な高感度」の一点。最高ISO感度409600、つまり暗所撮影に強いカメラです。ISO409600を活用するかはともかくとしても、ISO3200~12800でも十分使えるノイズレスな高感度耐性はα7SIIでしか実現し得ないもの。夜間のスナップ、夕方以降の街歩き撮影、シャッタースピードを下げるわけにはいかない動画撮影において、α7SIIの圧倒的高感度が強みを発揮します。YouTubeプレイリストにα7SIIの高感度性能がわかる動画をいくつかリストアップしていますが、これらを見ると「写真・動画撮影における表現の新たな可能性」を感じずにはいられません。暗所撮影に強いソニーのミラーレスデジタル一眼を手に入れるなら、α7SIIもしくは旧世代のα7Sに限られます。ダイナミックレンジの広さもα7Sユーザーを満足させているようで、階調の豊かな写真が撮影できるという点においても、αS7・α7SIIの1220万画素が強みを発揮していると感じます。



この動画はα7SIIユーザーの方によって撮影されたものです。真っ暗な夜間撮影においてもブレやノイズの感じられない美しい映像を納めることに成功しています。YouTubeプレイリストにはSONY公式による素晴らしい作例がいくつも含まれていますが、ユーザー(購入者)でもプロのような作品作りが可能であることを皆様にお見せしたく、eiji1783bgさんの作例をご紹介させていただきました。



こちらはα7II(スタンダード)とα7S(高感度)、ニコンD810のISO感度・ノイズ耐性を比較したレビュー動画。α7Sはα7IISの旧世代であり、「5軸ボディ内手ブレ補正が搭載されていない」、「4K動画記録をカメラ単体では行えない」などのデメリットがありますが、最高ISO感度409600や有効画素数1220万画素などの核となるポイントは同じです。この比較検証を見ると、α7Sシリーズの圧倒的なノイズ耐性に驚かされます。

ソニー
αS7II
ISO409600の圧倒的な高感度と広いダイナミックレンジによる高画質撮影
SONY α7SII ボディ ILCE-7SM2



α7IIが欲しい理由

α7II最大の魅力は、「実売15万円台で購入可能である」という点です。α7RII(高解像)、α7SII(高感度)ともに40万円近くしますが、α7IIであれば15万円。一括でも購入しやすい価格帯ですし、12回の分割払いであれば月1万円台で手軽に「5軸ボディ内手ブレ補正を搭載したソニーのフルサイズ・ミラーレス」をスタートすることができます。おなじく12回払いとした場合でもα7RIIやα7SIIでは月3万円台となり、明らかな出費(負担)として毎月の支払いに占める割合が大きく感じられることとなるでしょう。この2機種がニコンD810やキヤノンEOS 5D Mark IIIと同じく25万円ほどで入手できるのであれば、毎月2万円×12回払いという計算も成り立つのですが…。そもそもこのような計算、無理をしなくてはいけない時点で冷静さを欠いているようにも思うし、買うのであれば今あるレンズ資産をお金に換えて40万円を用意して買うべきであるとも感じています。

そう考えると、実売15万円ほどで買えるα7IIは非常に現実的な選択肢であると言えます。「裏面照射型CMOSセンサーのα7RIIは魅力ではあるが、α7IIでも表現できることはたくさんある」、「α7SIIの高感度は非常に魅力的ではあるが、ISO6400やISO12800を必要とするシチュエーションがどれほどあるか」といったことを自身の撮影スタイル、撮影時間帯や出動回数などに応じて熟考する必要があるといえます。

ソニー
α7II
マウントアダプターの母艦に最適。ソニーのフルサイズ・ミラーレス一眼
SONY α7II ボディ ILCE-7M2



使ってみたいレンズは、FE 16-35mm F4

使ったみたいのはVario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS(SEL1635Z)。各所で絶賛されており、試写を見た限りでも素晴らしい写り。広角ズームはこれ1本あれば間違いないと思えるレンズです。私は望遠よりも広角のほうが好きなので、16mmから35mmまでをカバーできるVario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS(SEL1635Z)は最初に買うべき1本であると確信しています。

ソニー
FE 16-35mm F4
ソニーEマウント用・広角ズームレンズ(フルサイズ対応)。Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS(SEL1635Z)





オールドレンズの母艦として

α7シリーズを購入したい理由の一つに、「あらゆるオールドレンズをそのままの画角で使える」というものがあります。これはフルサイズならではのメリットであり、ソニーα7やライカM8以降のフルサイズ・ミラーレスに限定されるメリットです。APS-Cやマイクロフォーサーズでは換算焦点距離が1.5倍~2倍となるため、25mmの広角レンズをつけても50mm相当、8mmの円周魚眼レンズを付けても16mm相当の超広角レンズへと変化してしまいます。私の所有レンズはほとんどが魚眼・広角~50mm前後の標準レンズであるため、“フルサイズではなくてはならない理由”がそこにあります。

今までにもソニーNEXや富士フイルムのミラーレス(APS-C)、パナソニックのマイクロフォーサーズを使ってオールドレンズを日常的に楽しんできたものの、画角変化によって「広角レンズが広角でなくなる」、「魚眼レンズがただの広角レンズへとレベルダウンする」といったデメリットは受け入れがたいものでした。フルサイズ・ミラーレス一眼のα7シリーズでれば、画角の変化はありません。8mmの円周魚眼も、8mm相当の画角のままで使うことができます。

ソニーα7シリーズ(Eマウント)のフランジバック長は18mmなのであらゆるオールドレンズ(CマウントやライカMマウントなど)を使うことができますが、キヤノンEFマウント(44mm)やニコンFマウント(46mm)はフランジバックの長さゆえに装着可能なオールドレンズが少数のマウントに限定されます。「画角変化のないフルサイズ」、「フランジバック長18mmのEマウント」、この2つを同時に満たすのはソニーα7シリーズだけであり、オールドレンズの母艦として最大限活用するにはこの上ない選択であると言えます。



α7RII、α7SII、α7II、どれを買えばいいのか?

やはり価格がネック
α7RII(高解像)、α7SII(高感度)、α7II(スタンダード)、3モデルの特徴を紹介しましたが、価格的に買いやすいのはα7II(実売15万円)。α7RII、α7SIIが飛びぬけて高く、38万円前後の実売価格となっています。もしもこの2機種を買うにしてもローンを組むつもりはないため、一括購入できるだけのキャッシュを用意するか、諦める、という潔い選択が必要になると思っています。38万円を用意するためにはレンズ資産の重要部分にも手をつけなくてはいけないため、すぐさま即決できるものではありません。おおいに悩んでいます。

現実的な選択は15万円のα7IIか
スタンダードモデルのα7IIで実現できることも数多くあり、5軸ボディ内手ブレ補正が使える点は他2モデルと共通しています。なにより15万円で手に入るというメリットは魅力的なもの。20万円以上もある価格差はα7RII、α7SIIの購入を躊躇させる要因です。とはいえα7RIIの35mmフルサイズ裏面照射型CMOSセンサーがもたらす恩恵は唯一無二のものであり、α7SIIで可能な動画撮影・写真表現というのもまた唯一無二のもの。しかしそれらの要素に40万円近いお金を支払う覚悟があるかと問われれば、それもまた大きく迷うところです。

10万円台のα7II、α7なら買い増しも可能
実売15万円のα7II(スタンダード)、11万円のα7(旧世代)であれば、買い増し(2台目)も現実的な選択肢として考えることができます。たとえば最初に上記のどちらかを購入し、高感度がほしければα7S(初代)を買って“夜間(高感度)専用機”とする、あるいは高価なα7RIIを買い増す、など。まず最初に手頃なα7II・α7を入手して使い込み、そこで見えてきた不満点・実現したい撮影表現などを踏まえて、2台目を買い増すという手段も考えられます。オールドレンズを使う場合、何本もの古いレンズを頻繁に交換することになり、センサーへのゴミ付着が懸念されます。予備機としての2台目を“オールドレンズ専用機”としてラフに使いこなすのも魅力的。

広角RFレンズを活用するならα7RIIか
ライカやコンタックスなどのレンジファインダー・広角レンズ(35mm以下)の活用を考えた場合、周辺減光や色かぶりの問題を軽減・改善したα7RIIが使いたくなります。35mmフルサイズ裏面照射型CMOSセンサーによる恩恵であり、旧世代・α7Rとの比較でも顕著に違いが見て取れます。低画素に抑えたα7Sシリーズも広角RFレンズに有利とされていますが、両者を比較した場合でもα7RIIが圧倒していたように思います。

オールドレンズを使うなら
純粋にただオールドレンズを使う目的を果たすだけならば、旧世代のα7でも十分。そこに5軸ボディ内手ブレ補正が欲しければα7IIを選ぶべきでしょう。シャッターボタンの位置も改良されています。レンジファインダーの広角レンズを使いたい方は、集光能力に優れた35mmフルサイズ裏面照射型CMOSセンサー搭載のα7RIIを検討すべきだと思います。無音シャッター(サイレント撮影モード)も大きな魅力。

まだまだ悩むことになりそう
3つのモデルに与えられた価格、他社ミラーレスにはない“独特な立ち位置”の関係性も相まって、多くのα7シリーズ購入予定者たちが頭を悩ませていることと思います。私もめちゃくちゃ悩んでいます。過去にも各社のデジタル一眼レフ、ミラーレスを多数購入してきましたが、こんなにも悩んだのは初めてです。まだしばらくは頭を悩ませることになりそうですが、2016年中、撮影機会の増える春頃までには決断できれば良いなあと思っています。すでに決断を下してα7生活を楽しんでいる皆さんが羨ましい!



ソニー
αR7II
世界初35mmフルサイズ裏面照射型の有効約4240万画素CMOSセンサー搭載
SONY α7RII ボディ ILCE-7RM2

ソニー
αS7II
ISO409600の圧倒的な高感度と広いダイナミックレンジによる高画質撮影
SONY α7SII ボディ ILCE-7SM2

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α7II
マウントアダプターの母艦に最適。ソニーのフルサイズ・ミラーレス一眼
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