サンディスク ULTRA FIT｜超小型なのに高速USB3.0の極小USBメモリ

2016年5月11日水曜日

サンディスク ULTRA FIT｜超小型なのに高速USB3.0の極小USBメモリ

サンディスクの超小型USBメモリ・SanDisk Ultra Fit 32GB（SDCZ43-032G-G46）を購入したので、レビューしたいと思います。

ノートパソコンに最適な極小サイズ。ハイスピードな読み出し速度。トップブランド・SanDisk（サンディスク）の安心感。

「SanDisk Ultra Fit」は、ノートPCに挿したまま邪魔にならないUSB3.0対応の超小型USBメモリが必要な方におすすめの製品です。

サンディスクの超小型USBメモリ、SanDisk Ultra Fit

超小型USBメモリ「SanDisk Ultra Fit」

サンディスクの超小型USBメモリ「SanDisk Ultra Fit」は、なんといっても“極小サイズ”が最大の特徴。実物を手にすると、その小ささに驚かされます。

親指のツメ、あるいは指の第一関節ほどの小ささで、一般的なUSBメモリと比較して明らかにコンパクトであることを実感できます。

「とにかく小さいUSBメモリが欲しい」という方のニーズを満たす、超小型USBメモリのおすすめ製品です。

製品パッケージ

USB 3.0対応｜ハイスピードなUSBメモリ

USB 3.0の証である、「青いUSB端子」

サンディスクのUSBメモリ「SanDisk Ultra Fit」は、USB 3.0対応のハイスピードなUSBメモリ。USB 3.0対応のUSBポートを搭載したパソコンで使えば、最大150MB/秒の超高速な転送スピードを叩き出すことができます。

従来の一般的なUSB 2.0ポートでの使用ももちろんOK。USB 3.0とUSB2.0を見分けるには、パソコンのUSBポート（挿込口）を覗き込みます。内部が青い端子（画像参照）であればUSB 3.0ポート。真っ黒であればUSB 2.0ポートです。

超小型USBは、ノートパソコンとの相性ばっちり

挿しっぱなしでも邪魔にならない

「SanDisk Ultra Fit」に最適な用途は、ノートパソコンやクロームブックなど、モバイルするパソコン。USBポートからはみ出す部分はごくわずかなので、邪魔にならず省スペース。挿しっぱなしでも物理的な干渉リスクを低減してくれます。音楽データを入れて、カーオーディオで楽しんでいる方も。通常のUSBメモリよりもコンパクトなので、車内空間のような狭いスペースでも主張せず、快適に使用することができます。

さりげなく主張する、SanDiskロゴ

アクセスLEDランプ搭載。ストラップホール付き

アクセスLEDランプ搭載。「SanDisk」ロゴが赤く光る

データアクセス中の動作を示す、「LEDアクセスランプ」を搭載。正面にある「SanDisk」ロゴが点灯し、データアクセス中であることを知らせてくれます。派手な光り方ではなく、黒いプラスチック越しにぼんやりと点灯するイメージ。外出先でも目立たちすぎないので良いかもしれません。

SanDiskロゴの下には、ストラップホールが用意されています。「SanDisk Ultra Fit」は超小型USBメモリなので紛失が心配。失くすリスクを低減したいなら、お好みのストラップを通して使用してください。

キャップ付きだから、持ち運びも安心

端子を保護するキャップ付き

「SanDisk Ultra Fit」には、USB端子を保護するキャップが付属します。透明キャップなので、金属面に書かれたメモリ容量を確認することが可能。キャップを装着したまま、「32GB」「USB 3.0」の文字情報を読み取ることができます。

サムスンの超小型USBメモリ「SAMSUNG USB Flash Drive FIT」には、キャップが付属せずUSB端子がむき出しです。挿しっぱなしで使う場合には気になりませんが、単体での持ち歩きが多い方は、キャップ付きの「SanDisk Ultra Fit」が安心です。

ベンチマークテスト結果

USB 3.0接続のパソコンでベンチマークテストを実施。転送スピードを検証しました。結果は、読み出し速度124MB/秒（公称値150MB/秒）。書き込み速度39MB/秒。

読み出し速度は公称値に届きませんでしたが、Amazonレビューでは140MB/秒以上を出せたという報告も散見されます。使用環境・チップ個体差によるものなのかもしれません。いずれにせよ100MB/秒を大きく超えるハイスピードな読み出しが可能、と判断できます。

書き込み速度は39MB/秒。じゅうぶん実用的な転送スピードであると言えます。

使用中の「発熱」ですが、容量いっぱいまでデータ転送を行い検証したところ、金属部分（挿し込まれて隠れる部分）は高い熱を持つものの、指でつまむプラスチックには熱が伝わらないため、「熱くて持てない」といった心配はありません。

サムスンの超小型USBメモリ「FIT」との比較

左：SanDisk Ultra Fit 32GB　右：SAMSUNG FIT 32GB

サムスンの超小型USBメモリ「SAMSUNG FIT」とのスピード比較です。私の環境では、書き込み速度がほぼ同じ。読み出し速度はサムスンが上回る結果となりました。「サムスンFIT」の公称値は読み出し130MB/秒ですが、それを上回る144MB/秒が出ています。

「サンディスクUltra Fit」は公称読み出し速度150MB/秒に対して124MB/秒に留まっています。ただしAmazonレビューでは140MB/秒以上の報告も見られるので、個体差・使用環境によるのだと思われます。

サムスンFITレビュー｜高速転送＆超小型でスマートに使えるUSBメモリ

サンディスクとサムスンの「極小USBメモリ」、どちらが買い？

左：SAMSUNG FIT　右：SanDisk Ultra Fit

外観や大きさはほぼ同じ。転送速度もさほど大きな違いはありません。「SanDisk Ultra Fit」は、アクセスLEDランプ搭載＆保護キャップの安心感があります。

一方の「SAMSUNG FIT」には、5年間の長期保証という安心サービスがあります。2製品に大きな違いは見られないため、見た目やブランドの好みで選んだとしても失敗はないと思います。

ホワイトやシルバーのノートパソコンであれば、「SAMSUNG FIT」のほうが一体感と清潔感があってマッチしそうです。ブラックのノートパソコンをお使いならば、「SanDisk Ultra Fit」の硬派な黒が似合うでしょう。

2製品を使い比べてみた感想として、どちらも優秀な超小型USBメモリであると感じました。

サムスンFITレビュー｜高速転送＆超小型でスマートに使えるUSBメモリ

サンディスク「Ultra Fit」と「Cruzer Fit」の違い

左が「Cruzer Fit」。右が今回購入した「Ultra Fit」

サンディスクの超小型USBメモリは、2種類あります。本記事で紹介したUSB3.0の「Ultra Fit（ウルトラ・フィット）」。USB2.0の「Cruzer Fit（クルーザー・フィット）」。以上2種類です。

2種類のサンディスク超小型USBメモリは、転送スピードが異なります。「SanDisk Ultra Fit」が読み出し速度150MB/秒を叩きだせるUSB 3.0のハイスピードモデルであるのに対し、「SanDisk Cruzer Fit」はUSB 2.0で転送速度はそこそこのノーマルタイプです。

USB3.0の「Ultra Fit」をAmazonで購入するには基本的に「平行輸入品」となり、国内保証を受けることができません。5年保証の付いたサンディスクの国内正規品をお求めの方は、USB 2.0の「Cruzer Fit」を購入してください。Amazon.co.jpが販売・発送する国内正規品。5年間保証という点において、「SanDisk Ultra Fit」よりも安心感があります。

USB 3.0の高速転送なら、「SanDisk Ultra Fit」を選んでください。
5年保証・国内正規品の安心なら、「SanDisk Cruzer Fit」がオススメです。

サンディスク Cruzer Fit レビュー｜1円玉サイズの超小型USBメモリ