2025年1月18日土曜日

Skid Rowの隠れた名曲|マニアックで激しいアルバム人気曲



スキッド・ロウ(Skid Row)の隠れた名曲、アルバム収録曲、カバー曲をご紹介します。

ボーカルのセバスチャンバックがカバーしたSIAM SHADEの「Don't Tell Lies」は特に激しくておすすめできるハードロックな一曲です。

この記事を読めば、シングル・代表曲以外の隠れたスキッド・ロウの名曲を知ることができます。






Don't Tell Lies (2010)




シャム・シェイドの「Don't Tell Lies(ドント・テル・ライズ)」をスキッド・ロウのボーカリスト・Sebastian Bach(セバスチャン・バック)がカバー。

イントロのギターと一発目のシャウトを聴いただけで「本気のカバーだ」と思わせる迫力を感じ取ることができます。

仕事としての商業的なカバーの域にとどまらず、彼らの曲を最高にカッコよく歌いあげてやろうというセバスチャン・バックの気概を感じました。

Skid Rowに憧れていたシャム・シェイドのメンバーも心から喜んだであろうことが容易に想像できる、素晴らしい仕上がりだと思います。

 このアルバムにはMotley Crue(モトリー・クルー)で一時的にボーカルを務めたJohn Corabi(ジョン・コラビ)や、MR.BIGのボーカル・Eric Martin(エリック・マーティン)ら、豪華ゲストが勢揃いしています。

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The Threat (1991)




こちらもSkid Rowというバンドの悪さが際立つ激しいハードロックな楽曲「The Threat(ザ・スレット)」。

「Threat」の意味は「脅し」です。

人間社会や権威、それに対する不満が歌われたシリアスな歌詞となっていますが、ノリの良いロックで社会的なメッセージを主張するのがスキッズ(Skid Row)流であるといえます。



Big Guns (1989)




1989年発売のデビューアルバム「Skid Row(スキッド・ロウ)」の1曲目に収録されました。

アメリカンロックの持ち味であるパワフルなビッグサウンドに包まれた、勢いたっぷりの作品。

ロックシーンに殴り込みをかけるかのごとく、遠慮なく暴れまくる歌と激しいメロディ。

スキッド・ロウがどのようなバンドであるかを知らしめるためにはもってこいの、名刺代わりのド派手な一発だと思います。

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Livin' On A Chain Gang (1991)




2ndアルバム「Slave To The Grind」に収録された「Livin' On A Chain Gang(リヴィン・オン・ア・チェイン・ギャング)」。

ハード&ヘヴィでありながら最高にキャッチーで聴きやすい、Skid Row(スキッドロウ)の音楽性を丸ごと体現したような一曲です。アルバム2作目にして全米1位を獲得する快挙を成し遂げたスキッド・ロウ。ロックシーンを席巻する彼らの勢いと天才的な音楽センス、バズ(セバスチャン・バックの愛称)の突き抜けたキャラクターを抑えることができない、痛快なハードロックナンバーです。



Here I Am (1989)




ハード&ワイルドな楽曲が持ち味のスキッド・ロウですが、この曲「Here I Am(ヒア・アイ・アム)」のように思い切りポップなノリの良さを爆発させた作品も多くみられるのが彼らの特徴です。

セバスチャン・バックのふてぶてしくも自由奔放な性格、スキッド・ロウの“調子に乗りまくってる感”を包み隠さずさらけ出すかのような痛快さが感じられ、ファースト・アルバムの中でもお気に入りの一曲です。



Riot Act (1991)




スキッドロウの魅力は、とにかくワイルドであること。

そして、なによりキャッチーで聴きやすいハードロックバンドであること。

この曲「Riot Act(ライオット・アクト)」という作品においても、ロックシーンや世間に対してケンカを吹っ掛けていくかのような“ふてぶてしさ”が感じられます。

おとなしく留まることを知らないSkid Row。Riot Act(ライオット・アクト)が持つ本来の意味は、暴徒嘯集条例(かつてのイギリスの法律)のこと。

子供にむかって「静かにしろ」と注意する際に用いられる言葉でもありますが、この楽曲では「So stop readin' me the riot act(Riot actを読み上げるな=指図すんじゃねえ)」と歌われており、Skid Rowというバンドが何者にも縛られない存在であることを主張するかのようなメッセージを伝えています。



Beggar's Day (1991)




「Wasetd Time」に続く13曲目(ボーナストラック)として、全米ナンバーワン・ヒットの2ndアルバム「Slave To The Grind(日本盤)」に収録された「Beggar's Day(ベガーズ・デイ)」。

縦横無尽に暴れまくるSebastian Bach(セバスチャン・バック)の容赦ないシャウト。
そのワイルドな歌声に笑うしかない痛快なロックナンバーです。

これほどまでにパワフルかつキャッチーな楽曲さえも、スキッドロウにとっては“ボーナストラックの扱い”でしかないというあたりに、このバンドの末恐ろしさを感じます。



Beat Yourself Blind (1995)


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1995年発売の3rdアルバム「Subhuman Race」に収録されたワイルドな楽曲「Beat Yourself Blind(ビート・ユア・セルフブラインド)」。

セバスチャンバックのシャウトが炸裂しています。

デビューアルバムで全米6位、2ndアルバムで全米1位を獲得したSkid Rowのキャリアにおいて、全米35位と奮わなかった3rdアルバム「サブヒューマン・レース」は一見すると地味な存在ではありますが、「My Enemy」「Frozen」「Into Another」、ファンからの支持が強い人気曲「Breakin' Down」などを収録。全体的にうねるような、コシのあるハードロックを聴かせてくれる名盤だと思います。

デビュー時からのメンバー5人によるオリジナルアルバムは、3枚目の「Subhuman Race」が最後となってしまいました。

その後、セバスチャン・バック(vo)とロブ・アフューソ(dr)が脱退。2003年に残るメンバーが中心となって新生Skid Rowが誕生し、復活アルバム「Thickskin(シックスキン)」、2006年に「Revolutions Per Minute(レヴォリューション・パー・ミニット)」をリリースします。


I Remember You Two (2003)




スキッド・ロウの名バラード「I Remember You(アイ・リメンバー・ユー)」をセルフカバー。

バンドの代表曲をパンクアレンジに変えてしまったことから、ファンからの評価はすこぶる悪く、蛇足としてとらえられる傾向にある一曲でもあります。

しかし、90年代の輝かしい過去に別れを告げるメンバーの潔ささえ感じられるため、私には「作られるべきではなかった作品」だとは思えません。

原曲よりもパンクカバーのほうが良いとするスキッズ(Skid Row)ファンは皆無に近いと思われますが、その一方で「遊びとしてはおもしろいのではないか」とする意見が聞かれる“変化球”のような作品でもあります。

この曲を含むアルバム「Thickskin」、復活2作目のアルバム「Revolutions Per Minute」でボーカルをつとめたJohnny Solinger(ジョニー・ソリンジャー)ですが、2015年4月にバンドを脱退したことが発表され、後任ボーカルとしてTNTのTony Harnell(トニー・ハーネル)が加入しました。

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Get The Fuck Out (1991)




スキッドロウの不良っぷりが溢れ出す「Get The Fuck Out(ゲット・ザ・ファック・アウト)」。

「失せろ」というシンプルなメッセージ、痛快なバックコーラス、セバスチャン・バックのワイルドな歌声、それらすべてが「ゲット・ザ・ファック・アウト」というタイトルに集約されています。

ストレスが溜まったときに「Get The Fuck Out」を聴くことで、イライラを吹き飛ばすことが出来るはずです。


Jingle Bells (2007)




ジングル・ベルのロックアレンジ。なんともスキッド・ロウらしい、遊び心にあふれた楽曲です。

季節モノの曲なのでクリスマス・シーズンでなければ似合わない作品ですが、12月がやってくると聴きたくなるキャッチーで愉快な一曲です。

YouTube動画のサムネイルにはSebastian Bach(セバスチャン・バック)在籍時の写真が使われていますが、「Jingle Bells(ジングル・ベルズ)」は2007年発売のクリスマスアルバムに収録された作品ですので、ボーカルは後任のJohnny Solinger(ジョニー・ソリンジャー)です。



Delivering The Goods (Live with Rob Halford)




「メタルゴッド」の異名を持つRob Halford(ロブ・ハルフォード)とデュエットした「Delivering The Goods(デリバリング・ザ・グッズ)」のライブ映像。

1978年にリリースされたJudas Priest(ジューダス・プリースト)の5thアルバム「Killing Machine(邦題:殺人機械)」に収録され、その1曲目を飾ったのが「Delivering The Goods(ユダへの貢物)」。

ロブとバズ(セバスチャン・バック)、HR/HMシーンを代表する二人のハイトーン・ボーカリストが奇跡のコラボを果たした映像です。

「Delivering The Goods」は1992年リリースのEP「B-Side Ourselves」にもライブ・バージョンとして収録されています。


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