ブレのない動画や写真を撮影したいなら、三脚は必須です。スマホ用の三脚アタッチメント、「ETSUMI スマートフォンアダプター」をご紹介します。XPERIAで動画撮影をする際には、必ず携帯しているアクセサリー。スマホを固定しての自撮りや、長時間の動画撮影をしたい方は必携アイテム。画像たっぷりで、魅力をわかりやすくレビューいたします。
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スマートフォンで三脚を使うべき理由。メリットは?
スマホを三脚に取り付けるだけで、ほぼブレのない写真を撮影できます。手を伸ばして自撮りする苦労から解放されます。動画撮影機能をフル活用したい方には、特におすすめ。「ブレがない」。たったそれだけの事で、素人っぽさの感じられない映像に近づけることができます。
・ ブレのない画像・映像が撮影できる
・ 両手が自由に使える
スマホで三脚を使う、大きなメリットです。
スマホを三脚アダプターにセットした様子 |
スマホ三脚アダプターは、このような形状をしています。スマホをアダプターに挟み込み、ネジ穴に三脚を取りつけて使います。
動画撮影で活躍 |
試合の様子を定点撮影するのに便利!
私は、ビリヤードの様子を動画撮影するのが好きです。10年前のガラケーにも、ビリヤード風景を記録した映像が残されています。その頃は三脚アダプターは使っておらず、他のビリヤード台に置いて撮影していました。ビリヤード台の高さと同じ視点で撮影されるため、球の動きがわかりづらい。三脚アダプターを使って撮影をすれば、自由な高さと構図で録画することができます。上の写真では、球の動きや人物の動く様子が収めやすいアングルである事がお分かり頂けるかと思います。
縦位置での撮影 |
ホールド性バツグン!スマホを強力に挟み込んでくれる
スマートフォンをはさみ込む力は、とても強力です。縦向きで使っても、落下を心配する必要は全くありません。私がスマホ三脚アダプターの購入を検討した際に、最も心配したポイントが「挟み込む力」でした。
「しっかり挟むだけの力があるのか?」「こんな頼りない作りで大丈夫か」
疑わずにはいられませんでしたが、そうした不安も吹き飛ぶほどに強力なホールド性能です。指と指でぎゅうううっと力を込めて掴んだように、がっちりと挟み込みます。無造作に三脚を「ドン!」と置いた程度の衝撃では、スマホがズレる事などありません。がっちりホールド、それでいてウレタン素材のクッションがスマホのボディを優しく包み込んでいるのです。
スキー場にて撮影 |
ETSUMIスマートフォンアダプターを選んだ理由4つ
Amazonには多数のスマホ三脚アダプターが、数百円程度で売られています。ETSUMIスマートフォンアダプターの513円というのは、特別安い値段ではありません。では、なぜETSUMIを選んだのか。4つの理由をご説明します。1. 写真用品で有名なETSUMI販売の製品
私が購入したのは、【アマゾンオリジナル】ETSUMI 三脚アクセサリー スマートフォンアダプターL。ETSUMIは、写真用品・カメラのアクセサリ―を扱う会社です。社名を聞き慣れない方がいるかもしれませんが、1955年設立の歴史ある会社です。フィルムカメラを経験された方なら、ケーブルレリーズなどの小物でお世話になった方も多いはず。私もいくつかのETSUMI製品を所有していたことが安心材料となり、ETSUMIスマートフォンアダプターを選択しました。
分厚いスポンジが特徴的 |
2. ETSUMIによる輸入・販売。トラブルが起きても安心
ETSUMIが販売するスマホ三脚アダプターは、自社製造ではありません。中国からの輸入品、MADE IN CHINAです。スマホ三脚アダプターといった、廉価な製品カテゴリに属する商品のほとんどは中国製です。中国製である事を嫌う方もいるかもしれませんが、513円で日本製を買うことは不可能でしょう。需要の多い製品ではないだけに、日本で製造してコストをかける意味もありません。必然的に中国製品からスマホ三脚アダプターを購入しなくてはなりません。そこで重要になってくるのが、輸入元。1955年設立の写真用品メーカー・ETSUMIが輸入・販売するものであれば、私たちが納得できるレベルの検品体制は取られているでしょう。また、万が一トラブルがあった時にも、無名メーカーとETSUMIでは安心感が違います。数百円を惜しんで無名メーカーを選ぶより、513円で買えるETSUMIを選んだほうがお得だと感じました。
上部にあるギザギザの一つ一つが、高さ調整できる一段階分。 細かな調整が可能 |
3. 三脚メーカーからはスマホ用ホルダーが発売されていない
国内の三脚メーカーに、スリック(SLIK)やベルボン(Velbon)などの会社があります。両社から製品が発売されていれば、それを買うつもりでいました。しかし、スリック、ベルボンのどちらからも、スマホ三脚アダプターの発売はありません。Amazonで「スマホ 三脚アダプター 三脚ホルダー」と検索して出てくるのは、いずれも無名メーカーのものばかり。その中で唯一、写真用品メーカーとしての歴史をもった会社がETSUMIだったのです。ちなみにソニーからは、スマホ・ホルダーと三脚が一体になった製品、SPA-MK20が発売されています。
【 Amazon.co.jp 】 ソニー SPA-MK20 スマートフォン用ホルダー付ミニ三脚
XPERIAをセットした様子。 スマホのボタン類に気をつける必要がある |
4. スマホをはさむウレタン製クッションが分厚い
「純正品以外を使用することで、スマホを傷つける事になったら…」サードパーティのアクセサリーを購入する時に、不安になるポイントです。強い力でスマホを挟み込んで使う三脚ホルダーであれば、なおさらです。
ETSUMIのスマートフォンアダプターは、ウレタン製スポンジが分厚い!6mm~7mmほどありますが、他社製品でこれだけ分厚いスポンジを使ったものはそう見当たりません。スマホにかかる負荷を軽減する上で、優しくホールドしてくれることは重要です。コストカットが迫られるこの手の製品で、大事な部分を手抜きせずに製品化してくれた事に、「ありがとう!」と言いたいです。
安価な製品にもかかわらず、大事な部分は外さない |
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ETSUMIスマートフォンアダプターの使い方
使い方はとっても簡単です。1. 側面にある突起部を押し込む
2. クリップ部分がポップアップする(飛び出す)
3. クリップ部分を下方に押し込んで、高さを微調整する
4. スマホを挟む込み
むずかしい操作は一切ない |
ETSUMIスマートフォンアダプターはAmazonで購入できます
購入する際は、サイズにご注意ください。Lサイズ(幅48~68mm)とLLサイズ(65mm~98mm)の2種類あります。スマホケースを装着している方は、ケースを付けた状態での横幅を考慮してお買い求めください。【Amazonオリジナル】 ETSUMI エツミ
スマートフォン三脚アダプターL
長時間の動画撮影、自撮り、ブツ撮りに便利なスマホ三脚ホルダー。幅48~68mmのスマートフォンで使えます。
【Amazon.co.jp】 ETSUMI スマートフォンアダプターL(E-6451)
スマートフォン三脚アダプターLL
幅65~98mmの大きめスマートフォンで使えます。XPERIA Z UltraやiPhone 6 Plusにも対応する大型タイプです。
【Amazon.co.jp】 ETSUMI スマートフォンアダプターLL(E-6610)
Amazonでの評価と、注意したいポイント
私はETSUMI・スマートフォンアダプターを、Amazonで購入しました。当然ながら、全てのレビューに目を通し、メリット・デメリットを把握した上での購入です。レビューで指摘されていたポイントと、実際に購入してみての感想を述べたいと思います。・ 「クッションの糊付けが甘い」「のりが出ている」
これは、私が購入した製品でもそうでした。クッション自体は斜めにズレているといった事もなく、しっかりと強い力で接着されています。しかし、隙間からノリがはみ出している部分がいくつかありました。目につく部分なので、製品の機能さえも疑ってしまう結果になることは想像できるはず。工場の検品体制を向上させてほしいと願います。「安価な中国製なんてそんなものだろう」などと私は許容はできますが、気になる人は気になります。ETSUMIが自社製造している製品だと勘違いしている方は、「フィルムの時代に比べてETSUMIもクオリティが下がったな」という評価をしてしまうかもしれません。私も、「この程度の事でETSUMIの信頼性やブランド価値を下げてほしくは無い」という思いがあります。
部分的にノリの飛び出しが確認できる。 数回使い込めば粘度が消え、気にならない |
・ 「バネではなく、クッションの力で挟み込む機構に不満」
スマホ三脚アダプターの挟み込む方式には、大きく2通りの方法があります。1. バネの力でスマホをはさむ
2. 上下のクッション幅を調整して、スマホを挟み込む
ETSUMIスマートフォンアダプターは後者、クッションに挟み込む方式です。バネ式で危惧した点は、「バネが何かの拍子で壊れたら、その瞬間、スマホが外れてしまうのでは?」、ということです。
クッション式は、ウレタンを押しのけるようにしてスマホを滑り込ませ、固定します。「スポッ」と云うより、ウレタンの強い反発力に対してギュウギュウ押し込めるイメージです。明らかに強い反発が働いている事がわかり、安心して使うことが出来ています。2カ月以上使っていますが、スポンジの摩耗は見られません。仮にスポンジがすり減ったとしても、幅7mm程度もあるので有る程度の期間は持ちこたえてくれるはずです。
ウレタンスポンジの反発力によって、がっちりホールドしてくれる |
・ 「○○(機種名)を挟むには幅が狭い」「ケースを装着したら幅が足りない」
これについては、しっかりと「固定幅」の注意書きを確認して購入してください。ETSUMIの三脚用スマートフォンアダプターは、2種類のサイズあります。ETSUMI スマートフォンアダプターL ETM-83065
幅48~68mmのスマートフォンに対応。対応するスマホは、XPERIA Z3 CompactやZ1f、A2、AX、SX、VLなど。アイフォン5、5s、5c、4sなどにも対応します。【Amazon.co.jp】 ETSUMI スマートフォンアダプターL ETM-83065
比較的コンパクトな機種に対応 |
ETSUMI 三脚アクセサリー スマートフォンアダプターLL ETM-83926
幅65~98mmのスマートフォンに対応。対応するスマホは、XPERIA やZ2、ZL2、Z1など。iPhone 6 Plusやギャラクシー・ノート・エッジなどにも対応します。【Amazon.co.jp】 ETSUMI スマートフォンアダプターLL ETM-83926
XPERIA Z Ultraや、iPhone 6 Plusにも対応 |
幅72mmのエクスペリアZL2。アダプターLが使えた!
私のスマホは、幅72mmのXPERIA ZL2です。本来ならばスマートフォンアダプターLL(固定幅65~98mm)を買うべきです。しかし、両者に300円の違いがあること、5mmの違いならばギュウギュウ押し込んでイケるんじゃないか?という考えで、スマートフォンアダプターL(固定幅48~68mm)を購入。Amazonレビューでも「AQUOS PHONE ZETA SH-06E(幅70mm)で使えた」との報告があった事も決め手です。スマートフォンアダプターLの最大幅(68mm)で固定して使えるため、微調整の手間がなく快適です。
ただし、対応幅から外れたものを推奨しているわけではありません。お使いのスマホ横幅にしっかり合ったものを購入してください。特に、スマホケースを装着している方は、横幅が増している事も考慮して検討する必要があります。
LサイズとLLサイズの違い |
もうひとつのETSUMIスマートフォンアダプターは簡易構造
Amazonの製品ページでは、幅45~70mmの製に対応した「ETSUMI 三脚アクセサリー スマートフォンアダプター E-6450」を見つけることができます。しかしこれは「簡易的な固定やブラウジング・アプリの操作に適した」製品です(ETSUMIによる説明)。動画を見たりするためのメディアスタンド的な使い方をするための、簡易構造。長時間の固定や、動画撮影にはスマートフォンアダプターLもしくはLLを使用する事が推奨されています。一見すると同じタイプの製品に見えるが、簡易的な固定に限られる |
スマホ用三脚アダプターで、写真・動画のクオリティが劇的アップ
手持ち撮影、三脚撮影。どちらにも良いところがあります。手持ち撮影にブレは付き物ですが、撮影者視点の息遣いが感じられる映像を撮影できます。ブレのない三脚撮影であれば、撮影者の気配を排除した、客観的な画を収めることができます。使いどころによっては、味気なさも感じられるため、手持ちのほうが適した撮影シーンは多々あります。三脚撮影が良くて、手持ちがダメ、という事ではありません。三脚の持ち運びにはそれなりの面倒があります。 セッティングもやや手間に感じるでしょう。
撮影動画を確認する際のメディアスタンドとしても重宝する |
長時間の撮影に、スマホ三脚は必須
私の動画撮影スタイルは、食事しながらのだらだらした会話。またはビリヤードのような長時間撮影。連続して10分、20分と撮影し続ける必要があります。撮る人の気配を消した、第三者視点の映像を求めているため、三脚撮影が適しています。このほかにも、自分撮りやブツ撮り(商品撮影)をする方にも、三脚撮影はぴったり。私もXPERIA ZL2を使ってテーブルフォト(卓上撮影)や、ブツ撮りを楽しんでいます。
ボタン配置に注意してセッティングする |
スマホ三脚には、スマホ三脚アダプターが必須
わずか数百円で購入できる、ETSUMIのスマートフォンアダプター。長時間の動画撮影や、自撮り、ブツ撮りをされる方には必携アイテムだと思います。ブレを無くして、素人っぽさから抜け出した画像・映像を手に入れてください。スマートフォンだけでなく、大型のウォークマンやiPod touchをはさむ事も可能です。ウォークマンNW-Z1070をセットした様子 |
iPod touchをセットした様子 |
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ETSUMIスマートフォンアダプターはAmazonで購入できます
購入する際は、サイズにご注意ください。Lサイズ(幅48~68mm)とLLサイズ(65mm~98mm)の2種類あります。スマホケースを装着している方は、ケースを付けた状態での横幅を考慮してお買い求めください。【Amazonオリジナル】 ETSUMI エツミ
スマートフォン三脚アダプターL
長時間の動画撮影、自撮り、ブツ撮りに便利なスマホ三脚ホルダー。幅48~68mmのスマートフォンで使えます。
【Amazon.co.jp】 ETSUMI スマートフォンアダプターL(E-6451)
スマートフォン三脚アダプターLL
幅65~98mmの大きめスマートフォンで使えます。XPERIA Z UltraやiPhone 6 Plusにも対応する大型タイプです。
【Amazon.co.jp】 ETSUMI スマートフォンアダプターLL(E-6610)
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