メタルを聴いたことがない人にはエドガイを聴いてほしい。ドイツ産パワーメタルのカリスマ・Edguy(エドガイ)代表曲おすすめをご紹介します。
パワフルで聴きやすく「これぞメタル!」と言わんばかりの王道サウンド。汗にまみれた疾走感、暑苦しいのにカッコいい。
過剰すぎるほど大袈裟で、コテコテの熱いメタルに涙したい方におすすめのエドガイ名曲・人気曲をサビから始まるYouTube動画で一気にまとめてお聴き下さい。
■この記事で紹介した全ての音源を聴けるYouTubeプレイリストを作成しました。
YouTube:Edguy(エドガイ)人気曲おすすめ
Out Of Vogue
2006年にリリースされた7thアルバム「Rocket Ride(ロケット・ライド)」の2曲目に収録。「Out Of Vogue(アウト・オブ・ヴォーグ)」のサビを聴いていると、まるで自分がヒーローか主人公にでもなったかのような錯覚に陥ります。暑苦しさと謎の使命感に満ちたエネルギッシュな一曲。
Under The Moon
2004年にリリースされた6thアルバム「Hellfire Club(ヘルファイア・クラブ)」7曲目に収録。Edguy(エドガイ)の代表的名盤、その中でも特に高い人気を誇るのが「Under The Moon(アンダー・ザ・ムーン)」。
キャッチーで聴きやすく、「これぞメタル」と言わんばかりのハイトーンシャウトとギターソロを堪能できる5分間。闘志に火を点けてくれるエドガイの名曲です。
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Down To The Devil
名盤「Hellfire Club」の4曲目で圧倒的存在感を放つ「Down to the Devil(ダウン・トゥ・ザ・デヴィル)」。
Devil(デヴィル)、Fire(ファイア)、Babylon(バビロン)…、メタラーたちの心を熱く燃やす中二病キーワード満載のEdguy(エドガイ)。オトナになっても切り捨てることのできないイタい英単語を情け容赦なく繰り出し、熱いギターソロとパワフルなドラムに乗せて押し付けがましくもナチュラルに聴かせてくれるエドガイ。熱い、暑苦しい…!
Babylon
1996年発売の3rdアルバム「Theater of Salvation(シアター・オブ・サルヴェイション)」収録。ハードロック・ヘヴィメタル系バンドが好んで使いたがる「Babylon(バビロン)」をそっくりそのまま楽曲タイトルに使い、壮大なスケールで展開する6分間の演奏が謎の感動を呼び起こします。
アルバムの2曲目にしてこの熱さ。前菜なしで油こってりの和食メニューをぶつけてくるかのような無秩序と遠慮の無さ。3rdアルバム「Theater of Salvation」は全11曲入りの本編に加え、日本盤ボーナストラックを3曲もプラスしてくる気前の良さでお腹いっぱいすぎるほどの満足感を与えてくれる豪勢な一枚。ありがた迷惑と思いつつも、聴かずにはいられないエドガイ初期の名盤です。
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Theater Of Salvation
3rdアルバム「Theater of Salvation」の表題曲。演奏時間はなんと12分。トータルの収録時間が14分にも及ぶ、まるで長文ブログのようなボリュームを誇る超大作となっています。こってり脂(あぶら)ぎった11曲を泣く泣く消化した後に待ち構えるのが、最後の砦とも言うべき「Theater Of Salvation(シアター・オブ・サルヴェイション)」。
Salvationとは“救済”や“救世主”という意味を持った英語ですが、もはやそこに救いはなく、熱すぎるエドガイ濃厚フルコースを締めるにはあまりにヘヴィな14分間。この暑苦しさをなんとか乗り切った末に日本盤ボーナストラック3曲が待ち構えるという地獄の展開を見せる名盤「Theater Of Salvation」はとにかく聴き応え満点。空腹を満たすが如く次々と差し出されるジャーマンパワーメタルの連続に吐き気すら催すほどの一枚に仕上がっています。
Judas At The Opera
Helloween(ハロウィン)の元・ボーカリストとして知られるMichael Kiske(マイケル・キスク)をゲストに迎えた作品、「Judas At The Opera(ジューダス・アット・ジ・オペラ)」。マイケル・キスクは2009年にUnisonic(ユニソニック)を結成。2014年に2ndアルバム「Light of Dawn」をリリースしています。高音シャウトと壮大な演奏があいまって、Queen(クイーン)のロック・オペラ「Bohemian Rhapsody(ボヘミアン・ラプソディ)」を連想させる“エドガイ流メタル・オペラ”と呼べる作品に仕上がっています。
さわやかさ漂う前半から一転、3:45以降にシリアスな展開を用意する抜かりの無さは、さすがエドガイ。7分間のエドガイ流オペラを楽しめば、クールな心がエネルギッシュにほとばしる。「Judas At The Opera」は熱くなることを忘れた現代人のハートに火を点ける名曲です。
We Don't Need A Hero
「俺達はヒーローを必要としない」と高らかに宣言する「We Don't Need A Hero(ウィー・ドント・ニード・ア・ヒーロー)」。青臭さに満ちた10代の心を思い出させてくれるアツいキラーチューン。2004年発売の6thアルバム「Hellfire Club」に収録されました。
アルバム序盤の3曲目にして、花火大会の最後を締める3尺玉のようなスケール感、みじかい夏の終わりを告げるかのような疾走感を与えてくれる「We Don't Need A Hero」。エドガイ屈指の名曲であり、ファンからの熱い支持を得る人気曲です。
エドガイ
Hellfire Club
「Mysteria」「We Don't Need a Hero」「Down to the Devil」「Under the Moon」収録。2004年に発表されたEdguyの名盤。エドガイ『ヘルファイア・クラブ』
Save Me
2006年発売の7thアルバム「Rocket Ride」に収録された「Save Me(セーヴ・ミー)」。コッチが助けてほしいと訴えたくなるほど情け容赦ないパワーメタルの6曲連続攻撃を繰り出したのち、7曲目でようやくクールダウンを許してくれる慈悲深さに感謝しつつ噛み締めるようにして聴きたい名バラードです。
Rocket Ride
2006年発表の7thアルバム「Rocket Ride」表題曲、「Rocket Ride(ロケット・ライド)」。暑苦しさ120%のジャーマンパワーメタルの幕を開ける2曲目に収録されました。この曲を聴けば、ダサいアルバムジャケットとは裏腹に聴き応えのある名盤であることを確信できるはず。
ITやデジタルが進化を遂げる2000年代にリリースされたとはにわかに信じがたい化石級アルバムジャケットのインパクトに負けず劣らず主張しまくるボリューミーな全12曲。日本盤ボーナストラック3曲追加。さらには12曲入りのDVDをプラスした初回限定盤は卒倒するほどの豪華さでエドガイファンを歓喜させてくれる一枚となっています。
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Mysteria
唸りをあげるTobias Sammet(トビアス・サメット)のボーカルとキャッチーなギターリフで6thアルバム「Hellfire Club」の1曲目を飾る「Mysteria(ミステリア)」。オープニングにふさわしい風格とキャッチーさを併せ持った名作です。
この曲だけを聴いて「ごちそうさま!」と食い逃げしたくなるほどの満足感を提供してくれる名盤「ヘルファイア・クラブ」は全12曲、捨て曲ナシの61分。日本盤にはボーナストラック3曲を追加。香港限定盤にはライブ・バージョンを含む全13曲のボーナストラックを追加し、アジア圏で暮らすメタラーたちのハートを熱くかき乱す一枚へと究極進化しています。
エドガイ
Hellfire Club
「Mysteria」「We Don't Need a Hero」「Down to the Devil」「Under the Moon」収録。2004年に発表されたEdguyの名盤。エドガイ『ヘルファイア・クラブ』
Wake Up The King
1996年発売・3rdアルバム「Theater of Salvation」の5曲目に収録された「Wake Up The King(ウェイク・アップ・ザ・キング)」。これほど騒がしくて暑苦しいジャーマンメタルを聴かされて起きない王様はいないだろうと言いたくなる濃厚なテイストの作品です。
「今が目覚めの時、殻をぶち破れ。お前の誕生をこれ以上待ち切れない」。暑苦しくサビを唱えるTobias Sammet(トビアス・サメット)のボーカルが両耳にうるさく突き刺さる「Wake Up The King」は、目覚めの悪い朝に聴きたいエドガイ流・目覚ましアラーム的名曲です。
Golden Dawn
1分40秒以上にも及ぶ圧巻のギターソロがアツい感動とナミダを誘う「Golden Dawn(ゴールデン・ドーン)」。2001年発売・5thアルバム「Mandrake」の2曲目に収録されています。このアルバムは母国ドイツのチャートで19位にランクイン。自身初のトップ50入りを果たし、エドガイの目覚めを予感させる一枚となりました。
ライブアルバム「Burning Down the Opera」(2003年)の発売をはさんで2004年にリリースされた「Hellfire Club」によって、エドガイはジャーマンメタルにおける絶対的存在へと上り詰めることに成功しました。
Lavatory Love Machine
メタルシーンに脈々と受け継がれてきた「ダサさ」と「カッコよさ」のコントラスト、大真面目と悪ふざけの絶妙なバランスで構成される「Lavatory Love Machine(ラヴァトリー・ラヴ・マシン)」のミュージックビデオ。
2008年の映像とは思えぬ究極のダサさ、ベタなカッコよさが居心地のよさを感じさせてくれるクレイジーな作品です。ポップで聴きやすい楽曲のテイストも相まって、ジャーマンパワーメタルの雄・Edguy(エドガイ)をより身近に感じることのできる一曲だと思います。熱い、アツすぎるエドガイ…!
La Marche des Gendarmes
エドガイの遊び心がたっぷり感じられる「La Marche des Gendarmes(ラ・マルシェ・デ・ジャンダルム)」。フランス語で「憲兵のマーチ」を意味するタイトルの通り、軍隊の行進を連想させる一曲です。クソ真面目にパワーメタル一辺倒で押し通すエドガイの音楽性にあって、「La Marche des Gendarmes」が見せる意外性には思わず頬が緩んでしまいそうです。
1992年、同じ学校に通う当時14歳の友人同士で結成されたドイツのパワーメタルバンド・Edguy(エドガイ)。2014年には最新アルバム「Space Police:Defenders of the Crown」をリリースし、今なお精力的な活動を続けています。気分が落ちてしまったとき、過剰なほど暑苦しい演奏とスクリームで闘争心を掻き立ててくれるエドガイ。普段メタルを聴かない方々にも強くおすすめしたい、ドイツ生まれのアツすぎるパワーメタルバンドです。
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エドガイ
Hellfire Club
「Mysteria」「We Don't Need a Hero」「Down to the Devil」「Under the Moon」収録。2004年に発表されたEdguyの名盤。エドガイ『ヘルファイア・クラブ』
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