2015年9月30日水曜日

サンテメディカル10 レビュー|たった5分で充血赤目が消えた!



定価1200円のサンテメディカル10(参天製薬)を購入。3ヶ月使用したのでレビューします。

製品の特徴やメリット(長所)、どんな人におすすめか?というポイントをご紹介。ライバル商品・ロートV11(ロート製薬)との比較も行いました。

サンテメディカル10を購入した動機が「ロートV11との比較」だったので、同じく2製品の購入を検討されている方の参考になれば幸いです。






サンテ・メディカル10は、どんな症状の人におすすめ?

「パソコン作業やスマホの見すぎで目を酷使している方」、「クルマの運転などで長時間目を酷使している方」「目の奥がズッシリ重い・重度の疲れ目を感じている方」「目のピントが合いにくいと感じる方」「充血・赤目が気になる方」「目の凝りを感じる方」におすすめです。サンテ・メディカル10には、これらの症状に対して有効な成分が含まれています。

参天製薬「サンテ・メディカル10」。実売価格1000円~1200円程度



サンテ・メディカル10ってどんな目薬? 4つの特徴

サンテ・メディカル10は、眼疲労・結膜充血を改善し、眼病予防・炎症の抑制などが期待できる成分を含んだ目薬です。参天製薬の製品で、定価は1,260円(税別)。インターネット通販であれば、1,000円前後から買うことができます。私はAmazonを利用して1,029円(送料無料)で購入しました。

眼疲労を改善
サンテ・メディカル10には、「ビタミンB12」と「ネオスチグミンメチル硫酸塩」が含まれています。これらはピント調節をおこなう「毛様体筋」に働きかける成分です。毛様体筋や末梢神経に作用することでピント調節機能の低下を改善。眼の疲れも改善してくれます。

疲れ眼の疲労回復
サンテ・メディカル10には、「タウリン」「L-アスパラギン酸カリウム」「パンテノール」「ビタミンB6」が含まれています。これらの成分は眼組織の栄養物となったり、新陳代謝を促進することで「目の疲れ」や「かすみ目」を緩和してくれます。

かゆみ・充血の改善
サンテ・メディカル10に含まれる「クロルフェニラミンマレイン酸塩」は、かゆみや痛みの原因となるヒスタミンの作用をブロック。かゆみなどの炎症症状を改善してくれる成分です。「塩酸テトラヒドロゾリン」は充血を除去する成分。末梢血管を収縮させることで、白目の充血を抑えます。

炎症を抑制
サンテ・メディカル10の主な効能は「疲れ目の改善」「かゆみ・赤目・充血の改善」ですが、炎症に効く有効成分も配合されているので、炎症の抑制にも効果があります。

参天製薬
サンテメディカル10
重い疲れ目に効く目薬の代名詞。高価格帯(1,000円~)目薬のなかで特に人気の高い製品です。【第2類医薬品】サンテメディカル10 12mL

amazon
サンテメディカル10

楽天でも購入できます
サンテメディカル10

ルビーのように輝くボトルはインパクト大。手に取りたくなるカラー、試してみたいと思わせる赤です



価格.comランキング7位。サンテ・メディカル10は売れてる目薬

サンテ・メディカル10は、価格.comの売れ筋ランキング(目薬カテゴリ)において堂々の第7位に輝いています(2015年9月30日現在)。第1位~4位を独占しているのも参天製薬の目薬。Amazonにおける目薬の売れ筋ランキングを見ても、サンテ・メディカル10は第17位にランクインしています。17位はたいした事が無いと感じる方がいるかもしれませんが、上位にランクインしている製品や、18位以下の製品の多くが「300円~800円以内で買えるスタンダードな目薬」ばかりです。

これらの安価な製品群を押しのけて、実売価格約1,000円(定価1200円)の高級目薬・サンテ・メディカル10がランクインしていることは、人気がある・支持されている・売れていることの証明であると感じます。また、高価格帯の目薬について多少でも調べたことのある方であれば、サンテ・メディカル10の名を知らぬ者はいないと言えるほど、知名度を持った目薬でもあります。「売れてる人気の高級目薬を試してみたい」という方には、サンテ・メディカル10をおすすめいたします。

価格.com売れ筋ランキング・目薬 (2015年9月30日現在)
1位:参天製薬 サンテFXネオ 12mL
2位:参天製薬 サンテFX Vプラス 12mL
3位:参天製薬 サンテボーティエ 12mL
4位:参天製薬 ソフトサンティア 5ml×4本
5位:ロート製薬 ロートVアクティブ 13mL
6位:小林製薬 アイボンWビタミン 500mL
7位:参天製薬 サンテメディカル10 12mL

赤いパッケージは目立ちまくり。店頭でも一際目立つ存在です



実際に使って実感できた、サンテ・メディカル10の「赤目・充血解消」効果

サンテ・メディカル10を数ヶ月間使用してみて、強く実感できた効果は「赤目充血の改善」でした。夜更かしなどの睡眠不足、スマホやパソコンの使いすぎで充血・赤目になることがよくあります。サンテ・メディカル10は目薬をさしたわずか5分後に、真っ赤だった充血が無かったかのように引いていきました。白目の部分から赤目・充血が完璧に消えたのです。

「疲れ目の解消」という点に関しては、同じ高級目薬カテゴリに分類される「ロートV11」と同程度の効き目を実感することができました。さした瞬間の爽快感が数時間続く、といったものです。2製品の効き目に大きな違いは感じられなかったため、さし心地の違いで選ぶことになるかと思います。サンテ・メディカル10は、ややピリッとするような刺激系で疲れ目が吹っ飛ぶ印象です。ロートV11は眼球全体をヒンヤリした冷気が包み込むような感覚で、北極にでもトリップしたかのような爽快感が得られました。さし心地で比較すれば、個人的にはロートV11のヒリッとしないクールな爽快感がおすすめです。一方で、「充血・赤目の解消」をハッキリと実感できたのはサンテ・メディカル10のほうです。充血・赤目が気になる方、アパレルや接客販売などをされている女性の方、おでかけ前に赤目を解消したいという方には、サンテ・メディカル10がおすすめだと言えます。

ロートV11 1300円の目薬ロートV11を買ってみた。11の成分が疲れ目に効く

充血・赤目の解消は、さして5分で実感できました



ここぞという時に、用法・用量を守って使いたい

サンテ・メディカル10は、「赤目・充血をすぐに解消できる目薬」であると実感しました。私は「赤目」であることや充血している状態をそれほど気にしませんが、女性の方はメイクをばっちり決めたのに白目が充血して赤くなっていては困る!という方が多いかもしれません。万人に効果を保証できるものではありませんが、私がサンテ・メディカル10を使用した場合、充血・赤目は目薬をさして5分程度で完璧に消えます。まるで先ほどまで赤目だったのがウソだったかのように消えるので、最初は唖然としました。この効果にはハッキリとした理由があります。含有成分「塩酸テトラヒドロゾリン」による効果なので、「効いて当然」と言えるかもしれません。

赤目解消の効果は、さして5分で実感できる



血管収縮剤(塩酸テトラヒドロゾリン)は危険?

充血・赤目を解消。その効果の理由は、「塩酸テトラヒドロゾリン」です。塩酸テトラヒドロゾリンは、末梢血管を収縮させることによって結膜(白目)の充血を抑える効果があります。目薬の効能・成分について調べたことのある方ならご存知だと思いますが、「塩酸テトラヒドロゾリン」というのは俗に言う「血管収縮剤」のことです。血管が収縮すれば充血は改善されますが、使いすぎると血管が太くなり、常に充血したような状態になると言われています。サンテ・メディカル10の用法・用量は「1回1~3滴」「1日5~6回」と定められています。過度に使いすぎないこと、用法を守ることが大事です。「赤目を解消したい」「充血を抑えたい」など、ここぞという場面に抑えて上手に付き合うのが良いと思います。

1回1~3滴・1日5~6回の用法・用量を守ることが大事





眼科医に訊くのが一番。 薬剤師へ相談してみるのもおすすめ

「血管収縮剤」の危険性について訴えるサイトは多々あります。眼科医の方によるウェブサイトにも「使いすぎは危険」「製薬会社が商品を売りさばくために、即効性のある血管収縮剤(塩酸テトラヒドロゾリン)を使用している」などと書かれているので、多くの方にとって「ヤバい成分」と感じることと思います。

私が訴えたいのは、まずこれらの情報に関して「ネット上の情報ではなく、眼科医に直接訊いてみてほしい」ということです。極論、眼科医ではない・医療の知識も無い私の話などアテにはならないので、疑問点は眼科医に聞くのが一番だということです。眼科に行く機会が無いのであれば、薬局・ドラッグストアで薬剤師の方に訊いてみるのもおすすめです。親切・真面目な薬剤師の方であれば、真摯に答えてくれるでしょう。もしも「商品を売るためにイイ事だけを言っている」と疑念を持たれるのであれば、やはり眼科医に相談してみるのがベストだと思います。あなたの大切な目を、インターネットの不確かな情報で惑わせてはいけません。目のことは、目の専門家である眼科医に訊いてみましょう。

私は網膜剥離を患ってから定期的に眼科で診察を受けています。そのときに「血管収縮剤(塩酸テトラヒドロゾリン)」の危険性について訊ねてみました。眼科医による回答は、「使いすぎるのは危険。血管収縮剤よりも市販の目薬に含まれる防腐剤のほうが問題ですので、よろしければ病院から防腐剤なしの目薬を処方します」というものでした。眼科医によって細かな部分での回答に違いはあると思いますが、事実として「防腐剤の含まれる市販目薬」「防腐剤を使用していない病院処方の目薬」という2つが存在します。両者には「防腐剤の有無」という大きな違いがあります。

眼疲労改善に効くビタミンB12とネオスチグミンメチル硫酸塩など、5つの成分を最大濃度配合



適度な使用で、じょうずに付き合いたい、サンテ・メディカル10

市販されている「疲れ目・充血に効く、塩酸テトラヒドロゾリン含有の目薬」。私なりに導いた結論は、「使いすぎないこと」「疲れ目を強く感じた時に使うこと」「外出前などの充血・赤目が気になる場面でのみ使用すること」です。私は「サンテ・メディカル10」と「ロートV11」を使用していますが、毎日常用しているわけではありません。塩酸テトラヒドロゾリン(血管収縮剤)が含まれている事実を知り、眼科医の先生にも相談しているくらいなので、世に言われる“危険性”については把握しています。そのため、ここぞという場面での使用に留めています。それでも、本当に目が疲れたとき、重すぎる疲れ目によって集中できない時には「サンテ・メディカル10」「ロートV11」の2つに助けられています。これら2製品は、疲れ目を感じた場面でピンポイント使用するのがおすすめで、毎日浴びるように常用する類の目薬ではないという認識のもと愛用しています。

サンテ・メディカル10は、充血・赤目の即解消を実感できました。女性の方におすすめです。ロートV11はさし心地が特徴的な目薬です。ヒリヒリするような刺激ではなく、まるでヒンヤリとした冷気にやさしく包まれるかのような爽快感があります。刺激ではない爽快感を求める男性におすすめいたします。2つの使い分けですが、外出前に充血・赤目が気になる場面で「サンテ・メディカル10」を使用しています。パソコン作業が長時間続いたときに、「ロートV11」をさして疲れ目を解消しています。冷たい真水でクールダウンするかのような爽快感が得られるさし心地なので、個人的には「ロートV11」のほうを重用しています。女性は赤目が気になる方が多いと思うので、「サンテ・メディカル10」の“5分で赤目解消”(私個人の感想)を試してみていただきたいと思います。

参天製薬
サンテメディカル10
重い疲れ目に効く目薬の代名詞。高価格帯(1,000円~)目薬のなかで特に人気の高い製品です。【第2類医薬品】サンテメディカル10 12mL

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