2016年6月14日火曜日

XPERIA X Performanceのレンズは、焦点距離24mmで広く写せる


XPERIA X Performanceのメインカメラは、レンズ焦点距離24mm

XPERIA X Performanceのメインカメラは、焦点距離24mmのGレンズを搭載。

焦点距離24mmという「超広角レンズ」によって、風景を広く写し込むことができたり、狭い室内や車内でもワイドに撮影することができます。

XPERIA ZL2、XPERIA Z2は焦点距離27mmなので、XPERIA X Performanceに機種変更することで、「よりワイドに写せる」というメリットを手にできます。





XPERIA X Performanceのメインカメラは、焦点距離24mm

XPERIA X Performanceのメインカメラ(背面カメラ)は、焦点距離24mmの「超広角レンズ」を搭載。機種変更のメインターゲットであるXPERIA ZL2(SOL25)、XPERIA Z2(SO-03F)は、どちらも焦点距離27mmの「広角レンズ」を搭載しています。

XPERIA Z3、XPERIA Z4では焦点距離25mmを採用、XPERIA Z5からは焦点距離24mmという“超広角”の世界へと突入しています。

XPERIA X Performanceの焦点距離(メインカメラ)
XPERIA Z1: 27mm
XPERIA Z2: 27mm
XPERIA ZL2: 27mm
XPERIA Z3: 25mm
XPERIA Z4: 25mm
XPERIA Z5: 24mm
XPERIA X Performance: 24mm



他社スマートフォンの焦点距離

Galaxy S7 edgeは、焦点距離26mm。iPhone 6s Plusは、焦点距離29mm。XPERIA X Performanceは焦点距離24mmなので、3機種の中では「最も広角撮影に強いスマートフォン」と言えます。

XPERIA X Performanceを凌ぐ“超広角レンズ”を搭載しているのが、富士通のarrows SV(F-03H)で、メインカメラの焦点距離は22mm。内側カメラも焦点距離24mm。総合的に「広角に強いスマートフォン」と言えます。XPERIA X Performanceがメインカメラ24mm、内側カメラ22mmとなっており、ソニーと富士通では、数値が逆転しています。「スマホ写真撮影に対する提案・考え方の違い」が見て取れる点は、とても興味深いと感じました。

各社スマートフォンの焦点距離(メインカメラ)
XPERIA X Performance 24mm
arrows SV(F-03H) 22mm
Galaxy S7 / S7 edge 26mm
iPhone 6s / 6s Plus / SE 29mm
iPhone 6 / 6 Plus / 5s 29mm
HTC10(HTV32) 26mm
AQUOS SERIE(SHV34) 26mm
AQUOS ZETA(SH-04H) 26mm



焦点距離24mmの“デメリット”を補う、2300万画素

超広角レンズは「ワイドに写せる」というメリットがある反面、「被写体が小さく写る」という“デメリット”が存在します。「離れた場所に立つ友人を、大きく写したい」、「公園を走り回るペットや、枝に止まった野鳥をできるだけ大きく写真に収めたい」といった場合に、超広角24mmレンズは不向きです。

そこで活躍するのが、XPERIA X Performanceの「クリアイメージズーム」機能。5倍ズームで撮影しても、解像感を保ったまま美しい写真が撮れる機能です。5倍ズームした場合、焦点距離が「120mm」となるため、遠くの被写体を撮影するのに適した“中望遠レンズ”として活用することができます。

2300万画素の高画素イメージセンサー「Exmor RS for mobile」、ノイズ低減などの役割を持つ画像処理エンジン「BIONZ for mobile」の組み合わせが、5倍ズーム(120mm相当)でもキレイに撮れる「クリアイメージズーム」を実現させました。

XPERIA X Performanceのカメラは2300万画素、解像度5520×4140

5倍ズームでもきれいに撮れる、「クリアイメージズーム」



スマホ撮影に嬉しい、焦点距離24mmの超広角レンズ

私が使ってきたXPERIA ZL2(SOL25)は、焦点距離27mm。画角の狭さが不満であり、「もう少し焦点距離の短いレンズを使ってほしい」という希望がありました。スマホ写真は、「せまい室内」、「外出先の風景」といった記録に使うことが多いため、焦点距離が短く、画角の広い「超広角レンズ」に分があります。

XPERIA Z5で「焦点距離24mm」を達成し、“広い画角”という分かりやすいメリットをユーザーに与えたことは、XPERIA撮影機能の大きな進化だと思います。2016年6月発売のXPERIA X Performanceでは「メインカメラの焦点距離24mm」を継承しているだけでなく、XPERIA Z5では24mmだったインカメラの焦点距離を「22mm」へと進化させています。

ご自身のスマホ写真を見返したり、撮影シーンを思い返してみると、「せまい室内で壁に背中をつけるようにして撮影した」という経験や、「せまい車内で身を引くようにして同乗者を撮影した」、「雄大な景色やおおきな建物を写真に収めたいのに見切れてしまった」という記憶があるかもしれません。XPERIA X Performanceのメインカメラは、焦点距離24mmがもたらす広い画角によって、撮影の苦労を軽減し、ワイドな写りの写真を手軽に撮影することができます。



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