XPERIA ZL2(SOL25)から、XPERIA X Performance(SOV33)に機種変更するべきか?
私の場合、SOL25の電池劣化に耐えかねてSOV33へと機種変更したわけですが、買い替えによって「大きな満足」を得ることができました。
使い始めてから10日ほどなので、「気づいた点」はそれほど多くありませんが、ファーストインプレッションとして書き留めておこうと思います。
SOL25からSOV33に機種変更、その理由
XPERIA X Performance(SOV33)に機種変更することを決意した理由は、XPERIA ZL2(SOL25)の電池持ちがあまりにも悪くなったから。残量35%前後で突然のバッテリー切れ⇒電源落ちという事態が頻発したため、XPERIA X Performance(SOV33)への機種変更を余儀なくされた、というわけです。auの「安心ケータイサポートプラス」を利用してリフレッシュ品(外装新品・内部パーツはリユース品)を手に入れてしのぐ方法も考えましたが、XPERIA X Performanceの発売日が迫っていたため、結局は機種変更を決断しました。
「最新機種がほしい」、「XPERIA X Performanceという端末に惚れこんだ」といった理由ではありません。そのため、安ければXPERIA Z5(SOV32)などでも構わないというスタンスだったのですが、auのキャッシュバック・クーポンを使うことによって予想外に安くXPERIA X Performance(SOV33)へ機種変更することができるということを知り、最終的にはau Online Shopで予約手続きを完了するに至りました。
XPERIA X Performanceに機種変更して、良かったこと
1. カメラの進化がはっきりと感じられる
カメラ機能の進化については、ハッキリと実感することができます。31万画素の“使い物にならないインカメラ”は、1320万画素に進化。焦点距離22mmの「超広角レンズ」が搭載されたことで、インカメラを使った自撮りでは自分以外の被写体も広く写しこむことができます。
背面のメインカメラに関しても、進化を遂げたポイントが多数あります。焦点距離24mmの広角化、オートフォーカス(AF)速度の高速化、カメラ起動の高速化など。たった一度の使用でも違いを感じることができるくらい、これらの進化ポイントはわかりやすく“衝撃”を与えてくれるものです。「誰もがハッキリと体感できる進化」。XPERIA ZL2ユーザーに大きな驚きを与えてくれる「カメラ機能の進化」は、機種変更をおすすめできる理由の一つと言えます。
2. 高音質を実感できた
同じ設定で音楽を聴き比べたとき、XPERIA X Performanceのほうが高音質であることを実感できました。音の解像感が高まったことで、一つ一つの音がハッキリと分離して聴こえます。内蔵スピーカーで聴き比べてみても、XPERIA X Performanceから鳴る音には“解像感の高さ”を感じます。ただしXPERIA ZL2の音質が劣っているかと言えばそうではなく、「聴き比べ」でもしないかぎりは、どちらも高いレベルで満足できるものだと思います。音の「優劣」はさておいても、音の「違い」には簡単に気づくことができるほど、明らかな違いが感じられます。
3. ディスプレイ表示が美しく、指触りがヌルヌル
XPERIA ZL2はVA液晶だったため、斜めから見たときにディスプレイが白んで見えました。XPERIA X PerformanceはIPS方式の液晶を搭載しているため、視野角が広く、斜めから見てもディスプレイに表示された情報を確認しやすいというメリットがあります。高コントラスト、広色域を実現しているため、をXPERIA ZL2と見比べてみても、「高画質」であることを実感できます。
ディスプレイに触れたときの、「なめらかさ」にも驚かされました。XPERIA ZL2も快適な指触りでしたが、XPERIA X Performanceはさらにその上を行っています。まるで氷の上をすべるかのごとく、スムーズに指が動いていく感覚。「ヌルヌル」という音すら聞こえてきそうな、心地よい指触りのディスプレイ。小さいけれど、驚きの進化ポイントです。
4. 「電池持ちの悪さ」から抜け出せた
バッテリーが劣化したXPERIA ZL2と比べれば、「電池持ちがよい」と感じられるのは至極当然。しかし、この「当たり前」が嬉しく感じられるくらい、2年使い続けたXPERIA ZL2の電池持ちはヒドいものでした。「電池持ちの悪さ」から抜け出せたことは、大きな喜びです。
XPERIA ZL2と比較して、電池容量が430mAhも減ってしまったことに不安はあります。しかし、「2年使っても劣化しにくいバッテリー」を搭載しているという点にはメリットを感じます。「バッテリーの長寿命化」といううたい文句を信じれば、24回払いを終える2018年夏がやってきても、「深刻なバッテリー劣化」に悩まされることは無いはずです(そう信じたい)。
5. そのほかにも…
電源ボタンに触れるだけで「指紋認証」⇒「ロック解除」がスピーディーに完了。USBポートがキャップレス防水。本体の厚みが2.2mm減。ソニー純正のクリアカバー・SBC28を装着した状態でも、XPERIA ZL2(SOL25)より薄い。バックパネルの「メタル素材」が美しく、ヘアライン加工が醸し出す「プレミアムな質感」が最高。他いろいろ。
SOL25から買い替えるべきか?
XPERIA X Performanceに対する評価、感想はさまざま聞かれます。「大きく進化した」と評価する声もあれば、「進化があまり感じられない」と答える人もいる。XPERIA Z5からの進化点は、それほど多くないようにも感じられます。しかし、XPERIA ZL2と比較すれば、ハッキリとした進化点があり、「すぐには気づきにくいけれど改良された点」が多数存在します。
機種変更した直後は「こんなものか」と拍子抜けした感もありました。しかし2週間ほど使い込むうちに、「XPERIA ZL2より進化している」「便利だな」と気づかされるポイントが何個もあり、XPERIA X Performanceの良さがジワジワと伝わっている、といった具合です。
XPERIAの主だった機能はすでに成熟しつつあるので、「ZL2で十分満足」という方も少なくないはず。私もその一人で、バッテリー劣化が深刻でなければ、この先1年は使い続けていた可能性があります。お使いのXPERIA ZL2に深刻なトラブルや不満が見当たらないのであれば、買い替える意味はないでしょう。しかし「電池劣化」のトラブルや、「31万画素インカメラ」などの欠点にストレスを感じているのであれば、XPERIA X Performanceがそれを解決し、期待以上の「パフォーマンス」を発揮してくれる可能性はあると言えます。
「大きな感動」はないが、「小さな進化」が詰め込まれたスマートフォン
「大きな感動」こそ無いものの、「小さな進化」が積もり積もって「便利なスマートフォン」であることを感じさせてくれる端末。それがXPERIA X Performanceに対する評価です。日々使っていくなかで、「この先2年は大きな不満を感じることなく使い続けられるだろう」と予感することができます。書ききれない「小さな進化」も、いくつも見られます。
「大きな感動」や「劇的な変化」は感じられませんが、そう思えるくらい、XPERIA ZL2が「一定レベルの完成度を有した端末」であり、「じゅうぶんな満足度を与えてくれるスマートフォン」であったとも判断できそうです。スマホオタクを満足させられるだけの「尖った機能」や進化は見られません。そこを目指したスマートフォンでもなさそうです。一般的なユーザーでさえその価値に気づきにくい「小さな進化」にこそ、XPERIA X Performanceの真髄が込められている。そのように思います。
強くおすすめはしませんが…
XPERIA ZL2という端末を選び、XPERIA Z3、Z4、Z5などの新機種に目移りもせず、2年使い続けてきたタフなユーザーに対して、XPERIA X Performanceを積極的にオススメする理由は見当たりません。ただ一つ、「XPERIA X Performanceに買い替えて満足している」という事実だけはお伝えすることができます。
もしも機種変更される場合。こまかな設定やデータの移行、プリインストールされたアプリの無効化といった作業にはとても時間がかかるため、週末に買い替えて、土日で設定の絞込みやデータ移動を完了させる、というスケジュールをおすすめします。au Online Shopで購入の場合、土日は発送手続きが行われないようなので、この点にもお気をつけください。私の場合、au Online Shopで金曜日に購入手続きをおこない、月曜日に発送がおこなわれました。
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手帳型カバーSCR58は、開閉にあわせて自動で画面ON/OFFができる
クリアケースSBC28は薄くてやわらか、透明度の高い0.8mm TPU素材
背面カバーSBC30は、XPERIA X Performanceと同じカラバリ全4色
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