2016年5月29日日曜日

XPERIA X Performanceはインカメラ1320万画素、ZL2から機種変すると…


XPERIA X PerformanceとXPERIA ZL2のインカメラ性能&機能&画質を比較解説

2014年8月末にXPERIA ZL2(SOL25)を購入しました。2016年6月にXPERIA X Performance(SOV33)が発売されます。インカメラ31万画素のXPERIA ZL2ユーザーが、XPERIA X Performanceに機種変更することで得られるメリットとは?画素数の大幅な向上(1320万画素)、超広角レンズで広く写し込める(焦点距離22mm)、暗い部屋でも明るく撮れる(Exmor RS for mobile)。

XPERIA X Performanceの魅力を、インカメラ(フロントカメラ・内側カメラ)機能に絞ってご紹介します。クソ画質のインカメラに辟易していたXPERIA ZL2(SOL25)ユーザーも歓喜の、XPERIA X Performance(SOV33)。自撮りを楽しみたいなら、機種変更する価値があると言えそうです。





XPERIA X Performanceは、インカメラ1320万画素

XPERIA X Performance(SOV33)のインカメラは、有効画素数約1320万画素。XPERIA ZL2(SOL25)は約31万画素。実に42倍もの差があります。XPERIA ZL2の発売日は2014年5月。2年縛りで使うなら、2016年5月まで「31万画素インカメラ」と付き合う必要があったにもかかわらず、インカメラの画素数を31万とした愚かな決定には、XPERIA ZL2ユーザーとして反吐が出るような思いでした。

自撮り文化が定着し、インスタグラムが台頭。他社がインカメラの画素数向上に着目し、それを追うようにしてXPERIAもインカメラの画素数をアップ。XPERIA Z3は220万画素。XPERIA Z4、XPERIA Z5は510万画素。こんな時代にもかかわらず、XPERIA ZL2はインカメラ31万画素。やっぱり反吐が出そうです。

XPERIA ZL2(SOL22)と同じタイミングで発売された、ドコモのXPERIA Z2(SO-03F)は、インカメラ220万画素。基本スペックはXPERIA ZL2とほぼ同じであるにもかかわらず、インカメラ画素数は約7倍。2014年5月発売のXPERIA ZL2は、2013年発売のXPERIA Z1(220万画素)にすら劣る、驚異のインカメラ31万画素。反吐しか出ません。

XPERIAのインカメラ画素数
XPERIA Z1: 220万画素
XPERIA ZL2: 31万画素
XPERIA Z3: 220万画素
XPERIA Z4: 510万画素
XPERIA Z5: 510万画素
XPERIA X Performance: 1320万画素



XPERIA ZL2ユーザー歓喜。やっとインカメラが使える!

XPERIA ZL2(SOL25)のインカメラは、使い物になりませんでした。照明写真の添付のために、一度だけ起動した覚えがあるくらいです。というのも、XPERIA ZL2インカメラの画素数は31万画素。画像サイズに直すと、640×480ドットなのです。XPERIA ZL2の画面サイズは、1920×1080。207万画素のディスプレイに対して、31万画素の写真を表示すれば、いかに見栄えの悪いものであるかはご想像の通りです。

2016年6月中旬発売のXPERIA X Performance(SOV33)は、インカメラ1320万画素。画像サイズに直すと、4160×3120ドット。640×480ドットのXPERIA ZL2(SOL25)と比較するまでもなく、圧倒的な精細感を期待できるものです。XPERIA X Performanceの画面サイズは1920×1080ドット。4160×3120ドットのインカメラで撮影された自撮り写真を、美しく表示することができます。

XPERIAインカメラの撮影サイズ(ドット)
XPERIA ZL2: 640×480
XPERIA Z3: 1728×1296
XPERIA Z4: 2592×1944
XPERIA Z5: 2592×1944
XPERIA X Performance: 4160×3120



女性に嬉しい、XPERIA X Performanceの1320万画素

インカメラ画素数が大幅に向上した、XPERIA X Performance(SOV33)。特に嬉しいのは、女性のXPERIA ZL2(SOL25)ユーザーではないでしょうか。インスタグラムに自撮り写真をアップしようにも、640×480ドットで撮影された不鮮明な写真ではインスタをとりまく“キラキラ感”や“オシャレ感”を演出することは困難です。ひょっとしたら、わざわざデジカメを持ち歩いて、撮影した写真をWi-Fiで転送、あるいはパソコンに取り込んでからアップロードといった、涙ぐましい努力をされてきたのかもしれません。

でも、もう大丈夫。XPERIA X Performance(SOV33)に機種変更すれば、4160×3120ドットという撮影サイズで自分撮り写真を撮ることができます。インスタグラムにも堂々と自分撮りをアップできるし、ツイッターのタイムラインを自分の顔写真で埋め尽くすことも可能。充実した生活をアピールしつつ、「今までXPERIA ZL2のインカメラをバカにしてきた女子どもに一泡吹かせてやるぜ」と言わんばかりに、1320万画素がもたらす圧倒的な解像感をもってして、女子会メンバーを屈服させることすら可能なのです。



男も嬉しい、XPERIA X Performanceの焦点距離22mm

XPERIA X Performanceのインカメラが1320万画素となって、嬉しいのは女性ばかりではありません。ふだん自分撮りをしない男性にこそ、気軽に高精細なセルフィーが楽しめるXPERIA X Performanceのインカメラは重宝すると思うのです。最も注目すべきは、XPERIA X Performanceのインカメラが焦点距離22mmという“超広角レンズ”であること。

旅先での一コマ、外出先でのメモとして、自分の姿を収めたくなる機会はままあることではありますが、31万画素のXPERIA ZL2はインカメラを起動しようという気にもならず、腕を必至に伸ばしながら背面カメラを自分のほうへ向け、顔がしっかり写り込んでいるのか・いないのか分からぬままシャッターボタンを押す、という苦行を強いられてきました。

XPERIA ZL2の背面カメラは、焦点距離が27mmという“中途半端な広角レンズ”であるため、短い腕を必至に伸ばしたところで肝心の顔が写り込んでいなかったり、背景に収めたい対象があったとしても、見切れているといった悲劇を連発してきました。XPERIA X Performanceのインカメラは、1320万という画素数に加えて、「22mmの焦点距離をもつ超広角レンズを搭載」していることがポイントです。腕を必死に伸ばす必要もなければ、短い腕にコンプレックスを抱くこともなく、安心して自分撮りを気軽に楽しめる。これは、ふだん自撮りをしない男性にこそ嬉しいポイントで、「たまにしかしない撮影」だからこそ、撮影における障壁が取り払われた快適な自撮り環境をもたらすXPERIA X Performanceが優秀であると判断できるポイントだとも思います。

XPERIA X Performanceのレンズは、焦点距離24mmで広く写せる

XPERIAインカメラの焦点距離
XPERIA ZL2: 31mm
XPERIA Z3: 25mm
XPERIA Z4: 25mm
XPERIA Z5: 24mm
XPERIA X Performance: 22mm



XPERIA X Performanceは、インカメラも Exmor RS for mobile

デジタルカメラの心臓部とも言える、イメージセンサー。XPERIA X Performanceは、「Exmor RS for mobile」と呼ばれる裏面照射積層型CMOSイメージセンサーを採用しています。XPERIA Z5以前のイメージセンサーは「Exmor R for mobile」という名の裏面照射型CMOSイメージセンサーを搭載してきました。ちなみにXPERIA ZL2のインカメラは、ただの「CMOSセンサー」であり、ソニーご自慢のExmor(エクスモア)さえ冠されていません。

「Exmor RS for mobile」搭載によるメリットは、暗い部屋や夜でもきれいに撮影ができること。インカメラ使用したムービー撮影においては、ダイナミックレンジの広い画像を生成することができます。つまり、白飛びや黒潰れといった問題を解消し、階調豊かで立体感のある写りを手にすることができるのです。近年のXPERIAは背面カメラに「Exmor RS for mobile」イメージセンサーを採用していましたが、XPERIA X Performanceはインカメラ、背面カメラの両方に「Exmor RS for mobile」を採用したことが画期的であると言えます。

 Performanceのインカメラは、F2.0のレンズを搭載。さらにISO感度は6400と高く、暗い場所でも明るく撮影することができます。XPERIA ZL2(SOL25)のインカメラはF値2.8なので、レンズの明るさでは向上が図られています。ISO感度に関してはXPERIA ZL2もインカメラのISO感度は6400ですので、ココは同じ。しかし搭載しているイメージセンサーに雲泥の差があるため、F値の向上&「Exmor RS for mobile」イメージセンサー採用によるダブルの効果によって、XPERIA ZL2ユーザーは確かなインカメラ画質の向上をXPERIA X Performance(SOV33)で味わうことが出来るはずです。

XPERIAインカメラのイメージセンサー
XPERIA ZL2: CMOSセンサー
XPERIA Z3: 裏面照射型CMOSイメージセンサー Exmor R for mobile
XPERIA Z4: 裏面照射型CMOSイメージセンサー Exmor R for mobile
XPERIA Z5: 裏面照射型CMOSイメージセンサー Exmor R for mobile
XPERIA X Performance: 裏面照射積層型CMOSイメージセンサー Exmor RS for mobile



まとめ。「インカメラの画質がクソだ」と嘆き続けるXPERIA ZL2ユーザーは、XPERIA X Performanceに機種変更しよう

レスター・シティFCが優勝し、DAIGOと北川景子が結婚、オバマ大統領が広島を訪問した、激動の2016年。それでも我々XPERIA ZL2(SOL25)ユーザーは、画素数31万、撮影サイズ640×480ドットのインカメラを使い続けるという苦行を強いられてきました。

イングランドにある人口30万の小都市・レスターが歓喜に沸き立ってもなお、私たちXPERIA ZL2ユーザーは苦虫を噛み潰したような顔のまま、31万画素のカメラを使い続ける…あるいは使わないという手段を余儀なくされてきたわけですが、XPERIA X Performance(SOV33)の登場によって、ようやく「インカメラの画質がクソ」問題にも終止符が打たれようとしています。

2014年5月の発売からおよそ2年。XPERIA ZL2(SOL25)を購入した私たちが、ふたたび笑顔を取り戻す時がやってきました。凝り固まった表情筋を解きほぐし、インカメラ1320万画素のXPERIA X Performanceで自撮りを楽しみましょう!最高の笑顔を浮かべながら、「裏面照射積層型CMOSイメージセンサー Exmor RS for mobile」の実力を見せつけてやりましょう!

「○○ちゃんのスマホって可愛いけど、インカメラの画質がクソだよね…」と陰口を叩かれてきたXPERIA ZL2ユーザーの女性の皆さんは、ここぞとばかりにXPERIA X Performanceで撮影した自撮り画像をツイッター、インスタグラム、フェイスブックに投稿。自信と笑顔を取り戻してください。ついでに2~3発食らわせてやっても神様は見逃してくれるでしょう。1320万画素、超広角22mm、優秀なイメージセンサーを搭載したXPERIA X Performanceであれば、インカメラの写りで火花を散らす女性同士の争いにピリオドを打つことができるはずです。



XPERIA X Performance発売日は、6月中旬。3社が取り扱い

XPERIA X Performanceの発売日は、2016年6月中旬を予定。NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクの3社から発売されます。ドコモは「SO-04H」、auは「SOV33」、ソフトバンクは「502SO」の型番で販売。「自分撮りを楽しみたい」、「インスタグラムを活用したい」という方にピッタリの、進化したインカメラが大きな魅力です。



XPERIA X Performanceで使えるマイクロSDカードのおすすめ
XPERIA X Performanceの発売日が6月24日に決定!
XPERIA X Performance(au SOV33)は9万2880円。54680円割引の条件は?
XPERIA X Performance(ドコモSO-04H)は4万2768円で機種変更できる
XPERIA X Performanceは電池容量2570mAh、電池持ちが不安だけど…
XPERIA X Performanceのカメラは2300万画素、解像度5520×4140
XPERIA X Performanceのレンズは、焦点距離24mmで広く写せる
XPERIA X Performanceは重さ165g。XPERIA Z5やS7 edgeより重い
XPERIA X Performanceのカラーは4色、女子待望のローズゴールドも
XPERIA X Performanceは厚さ8.6mm。SOL25勢歓喜!Z2組は不満
XPERIA X Performanceは防水対応。XPERIA XとXAは防水非対応
XPERIA X Performanceは、急速充電ができるQuick Charge 2.0対応
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XPERIA X Performanceは、200GBのmicroSDカードが使える
XPERIA X Performanceで使えるマイクロSDカードのおすすめ
手帳型カバーSCR56は、閉じたままXPERIA X Performanceを操作できる
手帳型カバーSCR58は、開閉にあわせて自動で画面ON/OFFができる
クリアケースSBC28は薄くてやわらか、透明度の高い0.8mm TPU素材
背面カバーSBC30は、XPERIA X Performanceと同じカラバリ全4色
XPERIA X Performance純正カバー4種類はどれを選べばよいか?

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XPERIA Performance 保護フィルム
XPERIA Performance ケース&カバー
マイクロSDカード 200GB

ソニー公式サイト
XPERIA X Performance(ドコモSO-04H
XPERIA X Performance(au SOV33
XPERIA X Performance(ソフトバンク502SO



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