2015年8月24日月曜日

モバイルバッテリーのおすすめ選び方が1発でわかる初心者入門



いつでも持ち歩くことができて、外出先や旅行先でスマホを充電できる「モバイルバッテリー」。初めて購入される方のために、購入する際のポイントを8つに分けてご紹介したいと思います。価格・容量の目安、「実効容量(実容量)」や「入力・出力」の意味、有名メーカーなどをわかりやすく解説しました。 ※ランキング順位や価格は2015年8月24現在のものです






1. スマホの電池容量を表す単位は、mAh

スマートフォンの電池容量を表す単位は「mAh」。milli-Ampere-hourを略したもので、「ミリ・アンペア・アワー」と読みます。2015年6月発売の「XPERIA Z4」は電池容量2,930mAh。2014年10月発売の「XPERIA Z3」は電池容量3,100mAh。iPhone 6 Plusは2,915mAh、iPhone 6は1,810mAh。このように、スマートフォンの電池容量は「mAh」で表記されます。


モバイルバッテリーの電池容量を表す単位も、mAh

モバイルバッテリーの電池容量を表す単位も「mAh」です。アマゾンでカテゴリ内ランキング1位を獲得した「Anker Astro E1」は電池容量5,200mAh。2位の「cheero Power Plus 3」は電池容量13,400mAh。3位の「cheero Power Plus 10400mAh DANBOARD Version」は電池容量10,400mAhです。このように、モバイルバッテリーの電池容量も「mAh」を用いて表記されます。

スマホとモバイルバッテリー、どちらも電池容量の単位は「mAh」。単位が共通しているため、数字だけを見比べることによって、必要なモバイルバッテリーを選ぶことができます。たとえば電池容量3,100mAhのXPERIA Z3をフル充電(0%⇒100%)したい場合、2,000mAhのモバイルバッテリーでは容量不足であることが分かると思います。電池容量5,200mAhの「Anker Astro E1」を使えば1回はフル充電できる、ということもご理解いただけるはずです。



2. モバイルバッテリーの実効容量は60%~70%

モバイルバッテリーは、記載容量すべてを使いきれるわけではありません。実際に使える容量(実効容量・実容量)は、60%~70%程度とされています。10,000mAh表記のモバイルバッテリーであれば、実際に使える電池容量は6,000mAh~7,000mAh程度。5,000mAh表記のモバイルバッテリーであれば、3,000mAh~3,500mAhが実効容量となります。
モバイルバッテリーの大手ブランド・cheero(チーロ)のホームページには、「変換ロスや熱損等、色々なロスが出て、実際は60-70%程が実効容量となります」と書かれています。製品やメーカーによって細かな違いはあるものの、「モバイルバッテリーの実効容量は60%~70%」と認識しておいてください。実容量を80%だとする説明もあったりはしますが、記載容量を100%無駄なく使えるモバイルバッテリーは存在しないという事実は揺らぎません。



売れ筋モバイルバッテリー TOP5 の実効容量をチェック

ランキング順位や価格は2015年8月24現在のものです。実効容量(実際に使える容量)を60%~70%として計算しました。

Anker Astro E1(Amazonランキング1位)
記載容量:5,200mAh
実効容量:3,120mAh~3,640mAh
cheero Power Plus 3(Amazonランキング2位)
記載容量:13,400mAh
実効容量:8,040mAh~9,380mAh
cheero Power Plus 10400mAh DANBOARD Version(Amazonランキング3位)
記載容量:10,400mAh
実効容量:6,240mAh~7,280mAh
EC Technology 第二世代 22400mAh モバイルバッテリー(Amazonランキング4位)
記載容量:22,400mAh
実効容量:13,400mAh~15,680mAh
Anker Astro M3(Amazonランキング5位)
記載容量:13,000mAh
実効容量:7,800mAh~9,100mAh


上記が、実効容量(60%~70%)から導き出された「実際に使えるモバイルバッテリーの電池容量」の目安です。60%と70%とでは大きな差があり、70%以上使える(使えた)とする製品もあることを考えると、あくまで目安に過ぎず、これ以上使える可能性もあります。ただし、記載容量を100%フルに使える製品は存在しないことは頭に入れておいてください。電圧変換時のロスを避けることは出来ないため、かならず記載容量よりも実容量は減ってしまいます。

XPERIA Z3(電池容量3,100mAh)をフル充電したい場合、Amazonランキング1位「Anker Astro E1」を使用すれば良いことになります。Anker Astro E1の記載容量は5,200mAhですが、実容量は3,120mAh~3,640mAh程度。実容量で考えても、XPERIA Z3(電池容量3,100mAh)をしっかりフル充電できることが分かります。もしも記載容量3,100mAhのモバイルバッテリーを用意しても、実容量は1,860mAh~2,170mAh程度ですので、XPERIA Z3をフル充電(0%⇒100%)することは不可能です。

Anker アンカー
Astro E1
5,200mAhの小型軽量モバイルバッテリー。コンパクトなボディと18か月保証、セール時の安さが魅力。業界大手のAnkerによる大きな安心感。約1,999円
ANKER Astro E1 5200mAhモバイルバッテリー(18か月保証)



3. 高機能スマホは、電池容量3,000mAhが基準

5.0インチ前後の画面サイズを持つ、高機能スマートフォンの電池容量は3,000mAhが基準です。ハイエンドモデル(上位機種)ではないスマホ端末や4インチ台の中級モデルの場合、2,000mAh~2,500mAhが基準となります。

ARROWS NX F-04G:3,120mAh
AQUOS Xx:3,000mAh
AQUOS ZETA SH-03:3,000mAh
ZenFone 2:3,000mAh
URBANO V01:3,000mAh
isai VL LGV31:3,000mAh
XPERIA Z4:2,930mAh
iPhone 6 Plus:2,915mAh
TORQUE G02:2,910mAh
HTC J Butterfly HTV31:2,700mAh
Galaxy S6 edge:2,600mAh

お使いのスマートフォン電池容量を確認し、その容量を満たすモバイルバッテリーを購入する必要があります。電池容量3,120mAhのARROWS NX F-04Gをフル充電(0%⇒100%)したければ、記載容量5,200mAh(実容量3,120mAh~3,640mAh)の製品が必要になります。記載容量3,000mAhや2,000mAhを使用した場合はフル充電できず、継ぎ足し充電(残量50%⇒100%)に限られます。コンビニで2,500円程度で買えるモバイルバッテリーの多くは2500mAh前後の製品です。継ぎ足し充電は可能ですが、3,000mAhのスマホをフル充電(0%⇒100%)できない点に注意してください。



XPERIAフラッグシップモデルも、3,000mAhが基準

2014年5月以降発売のXPERIA最上位モデルは、電池容量3,000mAh前後が基準。記載容量5,000mAh以上(実容量3,000mAh以上)のモバイルバッテリーを購入すれば、フル充電が可能ということになります(⇒最強5200mAhモバイルバッテリーはどれ?Anker対cheero対Omaker)。

XPERIA Z4 2,930mAh(2015年6月発売)
XPERIA Z3 3,100mAh(2014年10月発売)
XPERIA Z2 3,200mAh(2014年5月発売)
XPERIA Z  2,330mAh(2013年2月発売)

近年発売のXPERIAは、モデルごとに電池容量が減っています。これはスマホ本体サイズが小さくなっているためです。また、搭載されるCPUの消費電力低下にともない「電池容量を削っても問題ない(旧モデルと同等のパフォーマンスを発揮できる)」との判断のようです。ただし実際にはXPERIA Z3(電池容量3,100mAh/CPU:スナップドラゴン801)とXPERIA Z4(2,930mAh/CPU:スナップドラゴン810)を比較した場合に、最新XPERIA Z4よりも旧製品XPERIA Z3のほうが電池持ちが良いとの検証結果も見られます。基本的には「記載されたバッテリー容量が大きいほど電池持ちが良い」とお考えください。今後CPUの性能が向上・安定すれば、3,000mAhを下回る製品であっても、3,000mAh以上の旧モデルを超える電池持ちを実現できる可能性はあります。

最強5200mAhモバイルバッテリーはどれ?Anker対cheero対Omaker



XPERIAの小型端末は、2,300mAh~2,600mAhが基準

4.3インチ~4.6インチディスプレイ搭載のXPERIA小型端末は、2,300mAh~2,600mAhが基準。

XPERIA A4 2,600mAh(2015年6月発売)
XPERIA Z3 Compact 2,600mAh(2014年11月発売)
XPERIA J1 Compact 2,300mAh(2015年4月発売)
XPERIA A2 2,300mAh(2014年6月発売)
XPERIA Z1 f 2,300mAh(2013年12月発売)

記載容量3,900mAh以上のモバイルバッテリー(実効容量2,340mAh~2,730mAh)を買えば、フル充電が1回できる計算になります。Amazonランキング12位の「cheero Power Plus 4200mAh DANBOARD version -plate-」を購入することで、フル充電1回が可能です。





4. モバイルバッテリーの「入力・出力」とは?

モバイルバッテリーの説明には「入力/出力」の記載があります。入力は入力電流、出力は出力電流を表し、単位はA(アンペア)が用いられます。「入力1A/出力2A」などと表記されます。むずかしい説明を避けるため、感覚的な説明をさせていただきます。

入力:どのくらいの時間でモバイルバッテリー本体を充電できるか?を知る目安となる数値。数値が高いほど、モバイルバッテリー本体をすばやく充電完了できる。
出力:どのくらいの時間でスマートフォンを充電できるか?を知る目安となる数値。数値が高いほど、スマホをすばやく充電完了できる。

入力」の基準値について。標準容量(10,000mAh以下)のモバイルバッテリーであれば入力1Aの製品が多く見られます。大容量モバイルバッテリー(10,000mAh以上)であれば入力2Aが基準。たとえば「cheero Power Plus 3(13,400mAh)」は入力2Aです。モバイルバッテリー本体の充電時間は約8時間。もしも入力1Aであった場合、約16時間を要します。大容量モバイルバッテリーを購入する際には、入力が2A以上であることを確認してください。
5200mAhの製品は、入力1Aであることがほとんど。約5~6時間でモバイルバッテリーを充電できます。入力2Aであれば3時間以内に充電が完了する計算ですが、cheeroやAnkerといった有名ブランド製品を見ても入力1A(充電時間5~6時間)であることがほとんどです。

出力」の基準値について。出力2A~2.4Aを目安としてください。出力1Aであれば少ない、という考え方です。私が使う「cheero Power Plus 3(13,400mAh)」という製品は2つのUSBポートを搭載しており、スマホ2台を同時充電することができます。1つは出力1A、もう一つは出力2.4A。出力2.4Aのほうがスマホをすばやく充電することができ、出力1Aのほうは2倍の時間が掛かってしまいます。出力2.4AのUSBポートを優先的に使用し、急ぐ必要のない機器を出力1AのUSBポートにつないで充電、という使い方をしています。出力1Aと書かれた製品ではスマホの充電完了に時間が掛かりますので、出力2A以上のモバイルバッテリーを選んでください。USBポートを2個以上搭載した製品であれば、それぞれのUSBポートの出力値を確認してください。どれも出力2A以上の製品もあれば、出力1AのUSB端子を含むモバイルバッテリーもあります。

Anker Astro E1 5200mAh(Amazonランキング1位)
入力:1A 出力:2A
cheero Power Plus 3 13400mAh(Amazonランキング2位)
入力:2A 出力:2.4A/1A(USBポート計2個)
cheero Power Plus 10400mAh DANBOARD Version(Amazonランキング3位)
入力:1A 出力:2.1A/1A(USBポート計2個)
EC Technology 第二世代 22400mAh モバイルバッテリー(Amazonランキング4位)
入力:2A 出力:2.4A/2.1A/1A(USBポート計3個)
Anker Astro M3 13000mAh(Amazonランキング5位)
入力:1.5A 出力:2.1A/1A(USBポート計2個)

注目の製品は、Amazonランキング4位の「EC Technology 第二世代 22400mAh モバイルバッテリー」。3つのUSBポートを搭載しているため、3台同時充電が可能。うち2つが2A以上の高出力であるため、高速充電が可能。入力も2Aであるため、22,400mAhの超大容量にもかかわらず10時間程度でモバイルバッテリー本体の充電が完了します。Amazonランキング3位の「cheero Power Plus 10400mAh DANBOARD Version」は電池容量10,400mAhですが、入力が1Aであるため、モバイルバッテリー本体の充電に11~13時間程度を要します。Amazonランキング2位の「cheero Power Plus 3 13400mAh」は、入力2Aなので約8時間でモバイルバッテリー本体の充電を完了できます。このように、大容量であればあるほど、入力の数値は重要です。1Aではなく2Aのものを選べば、短時間でモバイルバッテリー本体を満充電することができます。

cheero Power Plus 3に大満足!人気No.1の大容量13400mAh



5. スマホやモバイルバッテリーをどのように充電するの?

モバイルバッテリーを購入すると、付属品として「microUSBケーブル」が同梱されています。例外的に同梱されていない製品があるかもしれませんが、たいていは付属します。このmicroUSBケーブル1本を使って「スマートフォンの充電」と「モバイルバッテリー本体の充電」を行うことができます。

スマートフォンを充電する場合には、ケーブルのmicroUSB端子をスマホに挿し、反対側のUSB端子をモバイルバッテリーに挿し込みます。電源を押せば(あるいは自動的に)充電スタートです。
モバイルバッテリー本体を充電する場合には、ケーブルのmicroUSB端子をモバイルバッテリー本体のmicroUSBポートに挿し、反対側のUSB端子をパソコンのUSBポートに挿し込みます。自動的にモバイルバッテリーの充電がスタートします。多くの製品は「充電完了時の自動停止機能」を有しているため、過充電の心配はありません。

5200mAh 充電の仕方などを画像たっぷりで紹介しています
Omaker S-X3は高性能・低価格な5200mAhモバイルバッテリー



コンセント付き充電器は、「2A以上」「Quick Charge 2.0」で選ぶ

コンセントに挿してUSB経由でスマホを充電する充電器をお探しの場合、「出力2A(アンペア)以上」「Quick Charge 2.0(急速充電)対応」の2点を抑えることをおすすめします。Quick Charge 2.0対応機種XPERIAスマホまとめ 注意点


出力2A以上の充電器を選ぶ
なぜ2A以上である必要があるのか。1Aでは出力不足が原因でスマホを充電することができません(充電が開始されない)。もしお手持ちの充電器がガラケー時代(およそ5年以上前)に購入した充電器であれば、出力1Aの可能性が高いです。充電器の仕様表をチェックして、出力をお確かめください。私が7年前に購入した充電器は、出力1Aでした。コレをスマホに挿しても、出力不足で充電ができません。出力2A以上の充電器であれば、最近発売された大画面・高機能スマホでも問題なく充電できます。


Quick Charge 2.0(急速充電)対応の充電器を選ぶ
Quick Charge 2.0とは、クアルコム社の急速充電規格です。対応機種はQuick Charge 2.0対応機種XPERIAスマホまとめ 注意点でご確認ください。Quick Charge 2.0対応の充電器を使えば、従来の製品よりも速く充電ができます。この機能を利用するには、Quick Charge 2.0対応スマートフォン端末が必要になります。XPERIA Z3・Z4などはQuick Charge 2.0に対応しています。ドコモ端末であれば、「急速充電2」という説明されているスマートフォンがQuick Charge 2.0対応端末になります。au・ソフトバンクの端末であれば、そのまま「Quick Charge 2.0」の説明があります。お使いの端末がQuick Charge 2.0対応であるかどうかは、説明書や製品サイトでご確認ください。

Quick Charge 2.0対応機種XPERIAスマホまとめ 注意点
急速充電Quick Charge 2.0は本当に速い?速度を検証してみた
Quick Charge 2.0で急速充電!おすすめできるOMAKERスマホ充電器
QuickCharge2.0急速充電15600mAhモバイルバッテリーCHOETECH B611Q

Omaker
Quick Charge 2.0対応 充電器
クアルコム社の高速充電規格・Quick Charge 2.0に対応。2つのUSBポートで2台同時充電可能。Omaker 急速充電(Quick Charge 2.0)充電器 2ポート

CHOETECH
6ポート USB急速充電器
6つのUSBポートで6台同時充電OK。クアルコム社・Quick Charge 2.0(急速充電)対応。60Wでパワフル充電。CHOETECH 6ポートUSB急速充電器・C0041Q

QC2で急速充電、6台同時の6ポートUSB充電器がスゴい!



Quick Charge 2.0対応充電は、ANKER(アンカー)が一番人気でおすすめ

モバイルバッテリーで1位・2位を争う人気のANKER(アンカー)製品。Quick Charge 2.0対応の充電器、モバイルバッテリーも売れています。大容量10500mAhのモバイルバッテリー・PowerCore+ 10500。USBポートを6つ搭載した急速充電器・PowerPort+ 6など、いずれもQuick Charge 2.0(急速充電2)に対応したANKERの人気商品です。

ANKER 急速充電モバイルバッテリー
PowerCore+ 10050
Quick Charge 2.0対応の急速充電モバイルバッテリー10500mAh。パナソニック製セル搭載。大容量とコンパクトを両立した人気商品 Anker PowerCore+ 10050

ANKER 急速充電ポート1個口
PowerPort+ 1
Quick Charge 2.0対応の急速充電器。Anker独自技術PowerIQ搭載であらゆる機器を高速充電。Anker PowerPort+ 1

ANKER 急速充電ポート6個口
PowerPort+ 6
Quick Charge 2.0対応の急速充電器。合計6個のUSBポートを搭載。あらゆるガジェットを同時に充電。Anker PowerPort+ 6

QC2で急速充電、6台同時の6ポートUSB充電器がスゴい!

Quick Charge 2.0対応XPERIAスマホ機種まとめ 注意点



6. 置くだけ充電!ワイヤレス充電・Qi(チー)は超便利!

Qi(チー)とは、ワイヤレス充電の国際標準規格です。「Qi対応充電器」と「Qi対応モバイルバッテリー」をセットで用意することによって、「置くだけ充電」が可能になります。いちいちケーブルを挿し込む必要がないから非常に便利。

Qi対応モバイルバッテリーとは?価格やおすすめ製品は?
Qi対応のモバイルバッテリーはPanasonic(パナソニック)が有名。パナソニック以外の国内大手メーカーはQi対応モバイルバッテリーを発売していないため、安心・安全な日本メーカーのQi対応モバイルバッテリーが欲しければパナソニックをおすすめします。私もパナソニック・QE-PL102を購入しました。容量2700mAhで1,800円ほど。5800mAhで3,100円。8700mAhで6680円が目安です。レビュー⇒Panasonicワイヤレス充電Qiモバイルバッテリーが超便利!

QE-PL102 約1,800円 2700mAh(iPhone 5s 約1回)
QE-PL103 約2,000円 2900mAh(iPhone 6 約1回)
QE-PL203 約3,100円 5800mAh(3000mAhのスマホ 約1回)
QE-PL302 約6,475円 8700mAh(3000mAhのスマホ 約2回)

パナソニック Qi対応
2700mAh
ワイヤレス充電・Qi対応モバイルバッテリー。2700mAh。パナソニック・QE-PL102

パナソニック Qi対応
5800mAh
ワイヤレス充電・Qi対応モバイルバッテリー。5800mAh。パナソニック・QE-PL203

パナソニック Qi対応
8700mAh
ワイヤレス充電・Qi対応モバイルバッテリー。5800mAh。パナソニック・QE-PL302

Panasonicワイヤレス充電Qiモバイルバッテリーが超便利!



Qi対応充電器とは?価格やおすすめ製品は?
Qi対応モバイルバッテリーの充電には、Qi対応の充電器が必要です。国内大手メーカーからはパナソニック・QE-TM102が発売されており、3200円ほどで購入できます。私がレビューしたCHOETECH T517は2300円台で入手可能。デザイン性が高く、ブルーのLEDがおしゃれ。充電器としての性能も良いので、CHOETECH T517はおすすめできるQi対応充電器です。レビュー⇒ワイヤレスQi充電器CHOETECH T517は高性能&キレイでおすすめ

パナソニック Qi対応
QE-TM102(充電パッド)
Qi対応のワイヤレス充電パッド。パナソニックQE-TM102

CHOETECH
Qi 充電器 T517
無接点充電(Qi)対応のワイヤレス充電器。美しいデザイン、ブルーのLED、買いやすい価格。CHOETECH T517

ワイヤレスQi充電器CHOETECH T517は高性能&キレイでおすすめ


Qiワイヤレス充電が可能なスマホ・タブレット対応機種は?
対応機種はワイヤレス充電Qi対応スマホ・タブレット機種一覧まとめでご確認ください。国内ではドコモが「置くだけ充電」に力を入れており、対応機種が充実しています。海外スマホはSamsung(サムスン)とNokia(ノキア)が注力しています。「Qi対応端末」であってもレシーバーが必要だったり、専用ケースが必要な機種もあります。お持ちの端末のユーザーマニュアルなどでご確認ください。

ワイヤレス充電Qi対応スマホ・タブレット機種一覧まとめ



7. 有名なモバイルバッテリーのメーカーは?

AmazonではAnker(アンカー)とcheero(チーロ)の2社が有名です。Amazonランキング20位圏内のモバイルバッテリー12製品は、この2強メーカーによって独占されています(2015年8月24日現在)。実売データに基づくBCNアワード(モバイルバッテリー・充電器部門)では1位エレコム、2位パナソニック、3位バッファローとなっています。

Anker(アンカー)
米グーグル出身の若者によって創立されたアメリカの会社。Googleで働いていたエリートによって立ち上げられたベンチャー企業です。
Anker Astro E1 5200mAh(Amazonランキング1位)
Anker Astro M3 13000mAh(Amazonランキング5位)
Anker Astro E4 第2世代 13000mAh ブラック(Amazonランキング7位)
Anker Astro E4 第2世代 13000mAh ホワイト(Amazonランキング8位)

cheero(チーロ)
昭和58年創業の日本企業(ティ・アール・エイ株式会社)が販売するブランド。「ダンボー」や「イングレス」とコラボを図るなど、トレンドを取り入れる柔軟性によって揺るぎない人気・知名度を獲得しています。
cheero Power Plus 3 13400mAh(Amazonランキング2位)
cheero Power Plus 10400mAh DANBOARD Version(Amazonランキング3位)
cheero Power Plus 4200mAh DANBOARD version -plate-(Amazonランキング12位)

チーロ
cheero Power Plus 3
13400mAh大容量。2つのUSBで2台同時充電。日本製電池。ダンボーバッテリーで有名なチーロ製。私も毎日快適に使っています。cheero Power Plus 3 13400mAh 大容量

チーロ
cheero Power Plus 3 Premium
20100mAh超大容量。3つのUSBで3台同時充電。日本製電池。2015年9月発売の新製品。cheero Power Plus 3 Premium 20100mAh 超大容量




8. モバイルバッテリー容量・価格の目安は?

モバイルバッテリーにはどのような容量がラインナップされているのか。メリット(長所)とデメリット(短所)は? イメージを掴んでいただくために、以下の分類をおこないました。ざっくりと把握するためのものですので、例外・当てはまらないケースもあります。モバイルバッテリーの電池容量は、4つに分類することができます。

小容量…2,000mAh前後 〇安い 〇軽くて小さい ×フル充電するには物足りない容量
中容量…5,200mAh前後 〇そこそこ安い 〇ほどよい重量・大きさ 〇フル充電もしっかりこなす
大容量…10,000mAh以上 〇複数回のフル充電OK ×大きくて重い ×やや高い
超大容量…16,000mAh以上 〇3~4回以上のフル充電OK ×超デカくて重い ×高い


小容量 (2,000mAh前後) 安さが最大の魅力

コンビニで2,500円前後で売られている製品の多くは、2,000mAh台の小容量モバイルバッテリー。当然ながら3,100mAhのXPERIA Z3をフル充電することは不可能です。スマホの電池残量50%から「継ぎ足し充電」という形で100%まで充電させるための補助的な容量です。メリットはサイズが小さく、重量が軽いこと。そして何より安いこと。Amazonなら1,500円以下で買える製品もラインナップされています。



中容量 (5,200mAh前後) バランスのとれた優等生

5,200mAhのモバイルバッテリーは、「中容量」「ほどよい大容量」であると言えます。スマホを余裕でフル充電(0%→100%)することができる上、+α充電できてしまうくらいの電池残量が確保されています。XPERIA Z3(電池容量3,100mAh)のような大画面スマホでも、余裕でフル充電が可能です。5,200mAhモバイルバッテリーのメリットは、大容量(10,000mAh以上)と比較して買い求めやすい価格(Amazonで1,800円~2,500円)であるということ。本体重量・サイズが抑えられるため、持ち運びに苦労しないということ。

Anker Astro E1 5200mAh(Amazonランキング1位)
cheero Grip 3 5200mAh
Omaker S-X3 5200mAh

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5200mAh対決 最強5200mAhモバイルバッテリーは?cheero対Anker対Omaker



大容量 (10,000mAh以上) 何度もフル充電できる強力助っ人

10,000mAhの製品は「大容量モバイルバッテリー」に分類されます。大容量のメリットは、たった1度の本体充電でスマホへ何度も給電できること。泊りがけの旅行や、バッテリー消費の激しいスマホ動画撮影などをする際に、2~5回のフル充電をサポートしてくれる強力な味方に成り得ます。デメリットは、サイズが大きく、重量もヘヴィー級になってしまうということ。価格も3,500円~4,000円となっており、小容量(2,000mAh台)~中容量(5,200mAh)に比べるとワンランク高価です。

cheero Power Plus 3 13400mAh(Amazonランキング2位)
Anker Astro M3 13000mAh(Amazonランキング5位)

購入レポ cheero Power Plus 3は買って大正解!13400mAh大容量モバイルバッテリー購入レビュー

レビュー 2千円で買える10000mAh大容量モバイルバッテリーOmaker S-X5



超大容量 (16,000mAh以上) モンスター級の容量

16,000mAhを超えるモバイルバッテリーは、「超大容量」であると言えます。最近では20,000mAhを超えるモバイルバッテリーも出現。フル充電を何度もこなす事ができるうえ、下記2製品はUSBポートを3個搭載しているため、3台同時充電も可能。スマホとカメラ、携帯ゲーム機を同時に充電することもできます。20,000mAh以上のモバイルバッテリー定価は6000円前後と高価ですが、セール価格4000円台で購入することができます。

EC Technology 第二世代 22400mAh(Amazonランキング4位)
Anker Astro E6 超大容量 20800mAh(Amazonランキング16位)

QuickCharge2.0急速充電15600mAhモバイルバッテリーCHOETECH B611Q



私のおすすめは、5200mAhと10000mAh~の2台持ち

私はXPERIA ZL2(電池容量3,000mAh)を使っています。メイン使用のモバイルバッテリーは、cheero Power Plus 3(13400mAh)とOmaker S-X3(5200mAh)の2台。cheero Power Plus 3は大容量13400mAhなので、XPERIA ZL2を2~3回フル充電できます。モバイルバッテリー本体をこまめに充電する必要もないため、たいへん重宝しています。cheero(チーロ)というブランドの人気、知名度、日本製電池採用の安心感が購入の決め手です。ただし重量が245グラムあるため、ポケットに入れるには重く、小さなバッグに入れて持ち運ぶ際にも「すごく軽い」とはいえません。フル充電2~3回が必要ないのであれば、容量をおさえた軽量コンパクト設計のモバイルバッテリーが欲しいところ。そんなニーズに合致した製品が、「Omaker S-X3」です。電池容量5200mAhと控えめながら、フル充電1回が可能。重さ118グラム、大きさもcheero Power Plus 3の半分程度ですので、ポケットに入れても重さや違和感を感じません。

持ち歩くなら5200mAhのOmaker S-X3、宿泊やバッテリー消費の激しいスマホ動画撮影などをする際には大容量13400mAhのcheero Power Plus 3を持ち歩く、という使い分けをしています。Omaker S-X3は約1,899円という安さで手に入るのもポイント。5200mAhモバイルバッテリーにはAmazonランキング1位獲得の「Anker Astro E1 5200mAh」や「cheero Grip 3 5200mAh」など、人気メーカーの製品が多数存在しています。大容量が必要であれば、フル充電2~3回が可能な10000mAh~15000mAhの製品を購入してください。ポケットでも重量を感じない、ほどよい大容量(フル充電1回)が欲しければ、5200mAhが狙い目です。

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Omaker S-X3は高性能・低価格な5200mAhモバイルバッテリー

Omaker オーメイカー
モバイルバッテリー S-X3
5,200mAhの小型軽量モバイルバッテリー。パワフルな出力2.1Aでスマートフォンを高速充電。iPhone 6ならフル充電が2回可能。約1,899円
Omaker S-X3 5200mAhモバイルバッテリー(2.1A出力)ブラック×グレー

Anker アンカー
Astro E1
5,200mAhの小型軽量モバイルバッテリー。コンパクトなボディと18か月保証、セール時の安さが魅力。業界大手のAnkerによる大きな安心感。約1,999円
ANKER Astro E1 5200mAhモバイルバッテリー(18か月保証)

cheero チーロ
cheero Grip 3
5,200mAhの小型軽量モバイルバッテリー。2個のUSBポートで2台同時充電可能。本体収納ポーチも付属。人気のcheero製です。約2,350円
cheero Grip 3 5200mAhモバイルバッテリー(2台同時充電OK)

チーロ
cheero Power Plus 3
13400mAh大容量。2つのUSBで2台同時充電。日本製電池。ダンボーバッテリーで有名なチーロ製。私も毎日快適に使っています。cheero Power Plus 3 13400mAh 大容量

チーロ
cheero Power Plus 3 Premium
20100mAh超大容量。3つのUSBで3台同時充電。日本製電池。2015年9月発売の新製品。cheero Power Plus 3 Premium 20100mAh 超大容量




microSD 64GB
一番売れてる64GB。安さで人気のTranscend製。アマゾンで2015年最も売れたマイクロSDカード

microSD 128GB
大容量128GBマイクロSDカード。「安心」で選ぶなら、高信頼&高品質のトップブランド・SanDisk製

microSD 200GB
音楽・動画を大量保存できる200GB。トップブランド・SanDisk製の安心感。私もコレを使っています

MDR-NWNC33
SONY純正・ノイズキャンセリングイヤホン。XPERIA・WALKMANで使えるスタンダードな低価格イヤホン

MDR-EX31BN
SONY純正・ワイヤレス&ノイズキャンセリングイヤホン。快適なbluetooth無線

バンカーリング
スマホの落下を防ぎ、動画スタンドにもなる便利アイテム。i&PLUS社の正規品。カラーは全7色