2千円で買える10000mAh大容量モバイルバッテリーOmaker S-X5

10000mAhの大容量モバイルバッテリー・Omaker S-X5を商品提供していただきました。スマホ・タブレットを2台同時充電できる、約2千円の低価格・大容量モバイルバッテリー。たっぷりの画像と共に、Omaker S-X5の長所（メリット）と短所（デメリット）をくわしくご紹介します。

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Omaker S-X5 商品概要

Omaker S-X5の魅力は、10,000mAhの大容量であるにもかかわらず約2千円という低価格で購入できる点にあります。「安くて大容量のモバイルバッテリーがほしい」というニーズを満たすにはピッタリの製品。2つのUSBポートを搭載しているので、スマホ・タブレットを2台同時に充電することが可能です。

「Omakerの製品は安心して使えるのか？」という疑問については、別記事をご参照ください（⇒激安モバイルバッテリーのOmakerってどんな会社？）。私もレビュー依頼を受ける前に、「安心して使える商品なのか。Omakerは信頼できるメーカーなのか」という点が気になり、詳しく聞き取りを行いました。

Omaker S-X5の短所（デメリット）は、製品サイズが大きめであること。高さ158mm×幅63mm×奥行き23mmです。5千円札の横幅とOmaker S-X5の高さはほぼ一緒であるため、けっしてコンパクトであるとは言えません。小型設計を追及したモバイルバッテリーではない点に注意が必要です。
以上の点を踏まえ、「Omaker S-X5はどのような人におすすめのモバイルバッテリーであるか」と問われば、「約2千円という安さで安心して使えるモバイルバッテリーがほしい（ただし大きさには目を瞑る）」という方におすすめの製品であるといえます。

シンプルなデザインとLEDインジケーターが特徴的な、Omaker S-X5 （10,000mAh）

セット内容

Omaker S-X5を購入して届く内容物をチェックします。

・モバイルバッテリー本体
・microUSBケーブル
・収納ポーチ
・取扱説明書（英語）
・お客様カード
・外箱

microUSBケーブルは充電のために使用します。この1本で「モバイルバッテリー本体の充電」と「スマホへの給電（充電）」の両方を担います。モバイルバッテリーを収納するためのポーチが付属しますので、バッテリー本体を傷つける心配がありません。持ち運びの際にもバッグの中身を傷つける心配はありません。収納ポーチが付属しない製品もある中で、手触りのよいポーチが付属する点は高く評価できるポイントです。

取扱説明書は日本語です。これを見れば使い方（充電方法・残量ランプの確認方法など）が分かります。低価格モバイルバッテリーの中には日本語説明書が付属せず、英語で書かれた製品も珍しくありません。コストのかかる日本語説明書をしっかりと用意している点も、Omakerが日本市場にかける意気込みを感じられるポイントだと感じています。

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Omaker S-X5 内容物。日本語説明書や収納ポーチが付属する

シンプルで美しいデザイン。買うならホワイト

デザインは非常にシンプルで、余計な装飾はありません。特徴的なのはLEDインジケーターのデザイン。波打つようにデザインされたLEDインジケーターによって、電池残量を確認することが可能です。Omaker S-X5のカラーバリエーションは2色。ブラック（黒）とホワイト（白）が用意されています。私のおすすめは断然ホワイト。さらさらの手触り、光沢のないマットな質感が特徴であり、ホワイト（白）のメリットです。

ブラック（黒）はマット加工のされていない光沢ボディであるため、指紋が目立ちやすいのがデメリットであると言えます。ホワイトの完成度（高級感・清潔感）が強く感じられるだけに、ブラックの光沢ボディは質感・使い勝手の面で劣ると評価せざるをえません。ホワイトボディの質感はcheero Power Plus 3 13400mAhと比較しても遜色ない美しさ、質感の高さです。チープさを感じることのない清潔感あふれるホワイトの購入を強くおすすめします。

【Amazon】 10000mAh大容量モバイルバッテリー Omaker S-X5 ホワイト

Omaker S-X5 （10,000mAh）ホワイト

マットな表面加工、さらさらした手触りが魅力的

Omaker S-X5 （10,000mAh）ブラック

光沢ボディであるため、指紋が目立ちやすいのが難点

電池残量を確認できるLEDインジケーター

波打つようにデザインされたLEDインジケーターによって、モバイルバッテリー本体の電池残量を確認することができます。確認方法はボディ側面にある電源ボタンを押すだけ。

Λを一つのエリアとして、4つのLED全部が発光していれば100-75%。3つなら75-50%、2つなら50-25%、1つなら25-0%の電池残量になります。モバイルバッテリー充電中も、このLEDインジケーターが発光して充電の程度をお知らせします。

青く発光するLEDインジケーター。電池残量の確認ができる

ボディ側面に電源ボタン。microUSB端子にケーブル（付属）を挿して充電できる

充電方法はカンタン

モバイルバッテリー本体にケーブルを挿し、スマートフォン側の端子にもケーブルの反対側（microUSB端子）を挿し込みます。これだけで充電できます。私のXPERIA ZL2では自動的に充電がスタートしますが、スマホ端末によっては自動充電が開始されない場合もあります。電源ボタンを押して充電を開始して下さい。フル充電（100%）が完了したら、ケーブルを抜きます。モバイルバッテリー不使用時は、自動的にオフ（節電状態）になります。電源の切り忘れを心配する必要はありません。

スマートフォン充電中の様子

USBポート2つ。スマホ・タブレットの2台同時充電ができる

Omaker S-X5は、2つのUSBポートを搭載した10,000mAh大容量モバイルバッテリー。スマホ・タブレットを2台同時充電することができます。出力2.1Aですので、ハイパワー・短時間で充電が完了します。出力1Aの製品は充電完了までに2倍の時間が掛かってしまうため注意が必要。Omaker S-X5はどちらのUSBポートも出力2.1Aです。

2台同時充電が可能なUSBポート×2個。出力は2.1A

懐中電灯になる、強力発光のLEDライト

Omaker S-X5は懐中電灯として使える「LED照明ライト」を搭載しています。電源ボタンを素早く2回、カチカチッと押してください。1WのLEDライトが発光します。光の程度は十分なもので、簡易の懐中電灯として実用できるレベルです。足元を照らすには十分な光の強さです。

電源ボタンを3秒以上長押しすると、SOSモールス信号になります。夜釣りをされる方であれば、手元を照らすためのライトとしても活用できるモバイルバッテリーです。約2千円という安さで気軽に買うことができる製品ですので、汚したくないモバイルバッテリー（メイン使用）とは別に10,000mAhの大容量モバイルバッテリー・Omaker S-X5をガンガン活用するのも良いと思います。

1WのLEDライトを搭載。明るく光るので懐中電灯として実用できる

収納ポーチが付属

Omaker S-X5には収納ポーチが付属します。モバイルバッテリーがすっぽり収まるジャストサイズ。充電のためのmicroUSBケーブルをまとめて収納・携帯することができます。収納ポーチが付属していない製品を買うと、持ち運びの際に苦労します。ちょうど良いサイズの収納ポーチを探すのも一苦労。あらかじめメーカーがジャストサイズのポーチを用意していることは評価できるポイントだと感じます。

落ち着きあるグレーのポーチ。手触りの良いベルベット調の素材が使われており、手にした時に感じられる質感も抜群。こうした小さな付属品からも、チープさを感じさせない努力とこだわりが伝わってきます。

傷つけずに持ち運べる、収納ポーチが付属

サイズと重量にだけ注意が必要

10,000mAhの大容量、約2千円の低価格、2台同時充電が可能な出力2.1AのUSBポート×2個搭載が長所（メリット）のOmaker S-X5。あえて短所（デメリット）を挙げるならば、「大きさと重量に注意が必要」です。重量は290グラム。大容量モバイルバッテリーの宿命ゆえ重くなることは避けられないのですが、cheero Power Plus 3（13,400mAh）は重さ245グラムに抑えられています。比較すると本体重量に魅力は感じられません。本体サイズは、高さ158mm×ヨコ幅63mm×奥行き23mm。特筆すべきは158mmの高さで、五千円札（156mm）と変わらない縦幅を持っています。

cheero Power Plus 3は、高さ92mm×ヨコ幅80mm。手のひらに馴染むサイズで、すっぽり隠れる程ではないものの、13,400mAhの大容量を考えれば抑えられたサイズであるといえます。10,000mAhのOmaker S-X5は、158mmの高さ（縦幅）を許容できるかがポイントになるでしょう。手のひらに収まるコンパクト設計の大容量モバイルバッテリーをお探しの場合、残念ながらOmaker S-X5はその要求を満たしません。

cheero Power Plus 3とのサイズ比較。ヨコ幅は狭いが、タテ幅（高さ）が目立つ

Omaker S-X5は「大容量・低価格・2台同時充電」が長所の10000mAhモバイルバッテリー

Omaker S-X5のメリット・買うべき理由は、「10,000mAhの大容量」「約2千円の低価格」「2台同時充電可能なUSBポート×2個」「出力2.1Aで短時間の充電が可能」という点にあります。コンパクトを追求した設計ではありませんので、本体サイズ・重量を確認したうえで購入を検討してください。

Omaker S-X5 モバイルバッテリー
■電池容量：10,000mAh　■高さ158mm×ヨコ63mm×奥行23mm　■重さ290グラム
■入力：DC 5V 1A　■出力：DC 5V 2.1A（USBポート2個ともに）
■内容物：モバイルバッテリー本体、microUSBケーブル、収納ポーチ、取扱説明書（日本語）、お客様カード、外箱