サンディスク社のmicroSDカードを購入しました。『Sandisk microSDHCカード32GB Ultra（ウルトラ）class 10 UHS-I対応』です。「海外向けパッケージって安全？大丈夫？」と思い、国内保証の受けられない海外版（輸入品）の購入に初チャレンジ。数あるアマゾン出品の中からどのようにして安心できるお店に行き着いたのか？を含め、写真たっぷりでレビューしたいと思います。東芝やトランセンド製品との比較考察によるおすすめのショップ、買い方などもご紹介します。
※追記
サンディスクmicroSDカードのラインナップと選び方を解説しました↓
サンディスク microSDカードの選び方｜おすすめはExtreme PRO、注意点も
世界最高速！SanDisk Extreme PRO 64GB microSD購入レビュー
ウルトラハイスピードなSanDiskマイクロSDHCカード32GBを購入
私が購入したのは、「Sandisk microSDHC Ultra UHS-I NEW 48MB/s 32GB」。アマゾンで2,460円（送料無料）でした。海外パッケージ品のためメーカーサポートはありません。アマゾンの売上ランキング（microSDカテゴリ）で23位（2/4現在）。サンディスク製品でこれより上位のものは同32GB国内正規品（19位）、128GB海外向けパッケージ（18位）しかありません。比較的高価なサンディスク製品にあって、売れ筋なのが手軽に買える「Sandisk microSDHC Ultra UHS-I NEW 48MB/s 32GB」なのです。
超高速のUHS-I規格に対応。スピードクラスは10。UHS-I対応機器で使用すれば、最大で48MB/秒の転送スピードを実現させることができる製品です。UHS-I非対応機器で使用する場合でも、1秒間に最低10MBの転送速度が保証されています。スピードクラスやUHS-Iの用語の意味がわからない方は下記記事をご参照ください。わかりやすく解説しています。
スマホで使えるおすすめmicroSDカードの選び方5つのポイント。SDHCとSDXCの違い、UHS-I規格がわかる！
このようなパッケージに入っています。カード容量（32GB）や転送スピード（最大48MB/秒）が大きく書かれていてわかりやすいです。パッケージ裏には「海外向けパッケージ品」の文字。
内容物も一目で確認できます。microSDHCカード本体とSDアダプターカード。どちらも中国製（MADE IN CHINA）。カードを収納するケースは付属しません。
トランセンドmicroSDXCカード64GBとの比較。トランセンドには収納ケースが付属しています。複数枚のカードを持ち歩く際に活用しています。すでにケースを持っている方には不要ですが、1つあれば便利なアイテムです。初めてmicroSDカードを買う時には、収納ケースの有無を気にされたほうが良いと思います。今回のサンディスクmicroSDHCカード32GBには付属しません。
32GB microSDHCカード
業界大手・サンディスク32GBも、海外向けパッケージなら低価格。動画・音楽をたっぷり保存、ほどよい大容量。UHS-I対応スピードクラス10だから高速転送。約1,500円
【UHS-I対応】SanDisk Ultra 32GB 海外向け
64GB microSDXCカード
業界大手・サンディスク64GBも、海外向けパッケージなら低価格。動画・音楽をたっぷり保存。UHS-I対応・スピードクラス10の高速転送。約2,870円
サンディスク Ultra 64GB 海外向けパッケージ
128GB microSDXCカード
音楽や動画をたっぷり持ち歩きたい人のための大容量128GB。信頼と実績のサンディスク製品。【UHS-I対応】SanDisk Ultra 128GB
200GB microSDXCカード
世界最大200GBのmicroSDXCカード。信頼と実績のSanDisk。読み出し速度最大90MB/秒。サンディスク 200GB microSDXC UHS-I class10
microSDHCカード32GBをどう使うのか？
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| 実効容量は約29.7GB |
私が初めて購入したマイクロSDカードは、トランセンドのmicroSDXC 64GB。スマートフォンのXPERIA ZL2で使用しています。購入レビューも書いてあるのでよろしければご覧ください。
スマホおすすめmicroSDカードはトランセンドの超高速64GB。Amazon購入レポート
今回のサンディスク32GBは、2枚目のマイクロSDになります。動画撮影時のサブとして購入しました。トランセンド64GB（実効容量は約59GB）は、音楽データなどで40GBが埋まっている状態。XPERIAで4K動画撮影を行うと、3分間で約1.2GBを消費します。19GBの空き容量もすぐに埋まってしまうのです。
3分で1.2GB！XPERIA Z3・Z2・ZL2の4K動画撮影ファイル容量まとめ
もう一つの目的は、ソニーNEX-7での使用。付属のSDカードアダプターにマイクロSDを挿して、SDカードとして使います。カメラ用にSDではなくマイクロSDカードを選ぶことで、XPERIAなどで使えるというメリットがあります。特にデメリットは思い浮かびませんが、SDカードには512GBが存在する一方で、マイクロSDカードの最大容量は128GB。大容量が必要な場合には、アダプターを介したマイクロSDでは対応し切れません。
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| （左から）サンディスク512GB、トランセンド256GBのSDカード、サンディスク128GB、32GBのマイクロSD |
サンディスク SDXCカード512GB Extreme PRO SDSDXPA-512G 約119,800円
トランセンド SDXCカード256GB UHS-I U3対応 TS256GSDU3 約32,200円
サンディスク Ultra 128GB microSDXCカード UHS-I 約12,480円
このように、SDカードアダプターを挿した状態で使います。問題なく使うことができました。一眼レフやミラーレスカメラを所有しているスマホユーザーの方は、マイクロSDカードをアダプターで使う方法もオススメです。
ソニーNEX-7は動画もキレイに撮影できるので、32GBの容量もすぐにいっぱいになりました。所有する64GBと32GBをうまく使い分けることで、大容量の動画撮影にもうまく対応することができそうです。
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2枚以上のカードを持ち歩くには、マイクロSD専用のアルミ製収納ケースがおすすめです。マイクロSDカードを6枚、SDカードアダプターを1枚収納することができます。
Digio2 microSDカードケース(丈夫なアルミ素材) ブラック MCC-802BK 約449円
Digio2 microSDカードケース(丈夫なアルミ素材) レッド MCC-802R 約439円
なぜサンディスクを選ぶのか？
サンディスクはフラッシュメモリーカード業界シェア・ナンバーワン。世界で最も流通しているメモリーカードブランドです。本社のあるアメリカでのシェアは45パーセント。日本国内シェアは29パーセントです（2012年販売シェア・金額ベース）。プロカメラマンの85パーセント以上がサンディスク製品を「安心のブランド」と回答しています（サンディスク社調べ）。研究・開発・製造・販売のすべてを自社で行っているのも特徴。サンディスクのメモリー半導体は三重県四日市市で製造されています。日本の最先端技術が、世界で販売されるサンディスク製品に使われているのです。この工場は東芝との共同出資によるものです。SDカードの規格を開発したのも、東芝、パナソニック、そしてサンディスクなのです。2000年に誕生したSDカードアソシエーションのボードメンバー（取締役会役員）に名を連ねるサンディスク。その他にもキヤノンやソニー、モトローラ、サムスンなど、名だたる大企業18社がリストされています。エグゼクティブメンバー（執行委員）は66社、トランセンドやTeamなど千数百社がゼネラルメンバー（一般会員）。サンディスクが業界をけん引するリーディングカンパニーであることがわかります。
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| 東芝四日市工場・第5製造棟。サンディスクと共同出資 |
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なぜ正規保証のない海外パッケージを買ったのか？
海外向けパッケージを購入した理由。「平行輸入品はキケン。安心できない」という思い込みにも似た考えを改めるべく、挑戦してみたかったからです。賭けであり、冒険でした。失敗したくはないので、購入前のリサーチは欠かしません。「取引件数・評価が多い」「評判が良い」「企業サイトがあれば所在地・創業年などを確認する」など。これは輸入品に限ったことではないのですが、製品購入前に必ず行っています。 |
| 浜田電機。ツクモパソコン本店や秋葉原神タワーが立ち並ぶコアエリアに位置する |
昭和23年創業。信頼と実績の浜田電機
私が注目したショップは「秋葉Direct」。昭和23年創業の浜田電機が運営するネットショップです。浜田電機は創業当時から東京・秋葉原にお店を構え、アキバなアイテムを販売し続ける老舗。アマゾン出店サイトでは9,225件の取引評価、98パーセントの「高い評価」を獲得しています。老舗ならではの取引実績、ネットショップだけでなく実店舗を構える実体性。「秋葉原」と聞けば、わかりやすく「パソコンパーツ」を思い浮かべることができるという単純な理由もあって、秋葉Directでの購入を決意しました。海外向けパッケージは国内メーカー保証を受けることができませんが、秋葉Directが販売する商品には1年間のショップ独自保証が付いています。販売者は秋葉Direct（浜田電機）ですが、発送はアマゾンが代行して行うのでスムーズに配送が完了します。注文から2日後に商品を受け取ることができました。
マイクロSDカード輸入品を販売するネットショップのおすすめ
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| 販売者は浜田電機。アマゾン出店サイト「秋葉Direct」の運営者 |
32GB microSDHCカード
業界大手・サンディスク32GBも、海外向けパッケージなら低価格。動画・音楽をたっぷり保存、ほどよい大容量。UHS-I対応スピードクラス10だから高速転送。約1,500円
【UHS-I対応】SanDisk Ultra 32GB 海外向けパッケージ
64GB microSDXCカード
業界大手・サンディスク64GBも、海外向けパッケージなら低価格。動画・音楽をたっぷり保存。UHS-I対応・スピードクラス10の高速転送。約2,870円
サンディスク Ultra 64GB 海外向けパッケージ
128GB microSDXCカード
音楽や動画をたっぷり持ち歩きたい人のための大容量128GB。信頼と実績のサンディスク製品。【UHS-I対応】SanDisk Ultra 128GB
200GB microSDXCカード
世界最大200GBのmicroSDXCカード。信頼と実績のSanDisk。読み出し速度最大90MB/秒。サンディスク 200GB microSDXC UHS-I class10
安くて安心ならTranscend。高価なSanDiskは海外向けがオススメ
手頃な値段で買える32GBは、マイクロSDの中でも人気の容量。選択肢も豊富です。アマゾンの売上ランキング（microSDHCカード32GB）を見ると、トランセンド（1位、4位）、Team（2位）、東芝（3位）などのメーカー品が勢揃い。最安はTeamの1,588円。東芝の32GB（UHS-I・海外向け）が1,599円。全体1位のトランセンド32GBは1,750円、4位の32GB（UHS-I対応）は1,980円。いずれも千円台で買える安さが魅力です。スマホおすすめmicroSDカードはトランセンドの超高速64GB。Amazon購入レポート
サンディスクの32GB（国内正規品）は4,289円とやや高価です。私が購入した海外向けパッケージは2,460円。1,800円ほど安く手に入れることができました。それでも他社の32GBに比べると、500円ほど高価です。この価格差をどうとらえるかは人それぞれです。当初はトランセンド製（1,980円）の購入を予定していましたが、「業界最大手の製品を安く買ってみよう」ということで、少しだけ高価な「Sandisk microSDHC Ultra UHS-I NEW 48MB/s 32GB 海外向けパッケージ」を購入するに至りました。
おすすめショップは、秋葉Direct
サンディスク32GB海外向けパッケージの購入は、秋葉Directでのお買い物をおすすめします。昭和23年創業の浜田電機が運営する、Amazonマーケットプレイス出店ショップです。その他にも信頼できるショップはあると思いますので、Amazonマーケットプレイスの「出品者情報」をチェックしてください。「風見鶏」というショップもメモリ製品の販売で有名です。メモリーカードを買うなら「風見鶏」がおすすめ！安くて送料無料
海外向けパッケージは安心・安全に買うことが重要です。基本的には安さを重視して冒険を冒すことはしたくないのですが、今回は「高価なサンディスク製品を安く、安心して買うには？」という目的のもと、海外向けパッケージの購入にチャレンジした次第です。
結果は大満足。信頼と実績のサンディスク製品を安く、スムーズに購入することができました。マイクロSDHCカード32GBの購入を検討されている方の選択肢のひとつとしてお考えいただければ幸いです。
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