メニュー

2015年5月15日金曜日

XPERIA A4は手のひらで愛せる小型・高機能なエクスペリア




XPERIA A4(SO-04G)が、ドコモより6月18日に発売されます。XPERIA Z3 Compact(SO-02G)と同じく、「手のひらに収まる4.6インチのハイスペックな小型端末」。ブルーとピンクの美しいボディを目にした時、新しいXPERIAのチャレンジを予感しました。そのことを中心に書いてみたいと思います。XPERIA A4 SO-04Gの仕様・スペックもご紹介します。

スポンサーリンク







XPERIA A4 SO-04G 仕様・スペック

■発売日:2015年6月18日
■大きさ:128mm×66mm ■厚さ:9.1mm ■重さ:129グラム
■画面サイズ:4.6インチ ■画面解像度:1280×720(HD)
■OS:Android 5.0 ■内蔵メモリRAM:2GB ■内蔵メモリROM:16GB ■外部メモリ:128GBまでのmicroSDXCカード対応
■電池容量:2,600mAh(スタミナモード対応) ■防水性能:IPX5/IPX8 ■防塵性能:IP6X
■背面カメラ:2070万画素、25mm F2.0、Gレンズ、ISO12800、Exmor RS for mobile、BIONZ for mobile
■正面カメラ(インカメラ):220万画素、Exmor R for mobile
■動画サイズ:4K(3840×2160)、フルHD(1920×1080)
■音楽:ハイレゾ音源再生、デジタルノイズキャンセリング(騒音最大98%カット)Clear Audio+、DSEE HX(通常音源をハイレゾ相当に変換)、フロントステレオスピーカー(前面に2個のスピーカーを配置)
■PS4リモートプレイ、VoLTE対応、NFC(ワンタッチ接続)、おサイフケータイ





XPERIA A4のブルーを目にした時、BMW Z3のブルーが思い浮かんだ

XPERIA A4のブルーを初めて目にした時、BMW Z3のブルーが頭に思い浮かんだのです。爽やかさと高級感の両立を果たした深みのある色合いは、それが“XPERIA BLUE”とでも表現すべき唯一無二の青となるよう計算されています。20年前発売のBMW Z3・ブルーと同じインパクトを与えてくれる存在だと直感しました。マットな質感、パールのきらめき。大人の男性やビジネスマンでも違和感なく使えるよう、ややくすんだ色合いによって落ち着きをもたらす工夫が成されています。スポーツカーのようなときめきをオーナーに与えてくれるXPERIA A4のブルーは、手のひらで所有する喜びを感じることができる特別なカラーだと思います。

BMW Z3は、ライトウエイト(軽量級)スポーツカーです。1996年に発売され、特徴的なブルーのボディとともに鮮烈デビューを飾りました。ともすればチープな印象、少年のような若々しさに留まってしまうであろうブルーに高級感を与え、小柄なボディに圧倒的な存在感を吹き込んだBMW Z3。たとえコンパクト・スポーツであっても、上位モデルと違わぬブランドイメージを伝え切ることが可能なBMWの一貫性。走りも工学もわからない中学生当時の私にとって、BMW Z3の考え抜かれたブルーは圧巻の一言に尽きるものでした。

レクサスやメルセデスのブラックから並々ならぬ高級感が漂うのは至極当然で、黒を用いてプレミアムを印象づけることの難易度はそう高くないはずです。低価格のスマホにも必ずといってよいほど黒はラインナップされており、「外さない色」「扱いやすい色」であることは間違いないでしょう。メルセデスAMGの風格を思わせるリッチなガラスボディとアルミフレーム、レクサス水研磨のような高い塗装技術がそこに加われば、XPERIA Z4 SO-03Gのブラックからラグジュアリー・テイストが感じられるのは当然の結果と言えます。XPERIA A4 SO-04Gのブルーがすごいと感じる理由は、コンパクトなボディにセンスの問われるブルーを採用し、高級感を伝えるというチャレンジに挑んだこと。マットな質感を与えることで、オトナも使えるブルーに仕上げたこと。BMW Z3がライトウエイトスポーツの名車となったように、XPERIA A4のブルーもまた、エクスペリアの新たな挑戦と可能性を予感させるものであると感じました。

XPERIA A4 blue



バッグから取り出すのが楽しくなるピンク。美しさと親しみやすさの両立

マット・ボディのXPERIA A4から漂う高級感は、かわいらしさの象徴的カラー・ピンクでも感じとることができます。派手でポップになりがちなピンクに落ち着きと親しみやすさを与えることができたのは、マットな質感、パール調のきらめき、スモーキーパステルと呼ばれる色味を採用したことに原因があると言えそうです。

ポーチに収められたいくつもの化粧品。鮮やかな発色はハッピーな気分をもたらし、パステルカラーは女性の気持ちを落ち着かせてくれることでしょう。ピンクやローズ、オレンジやベージュといった無数のカラーバリエーションは、メイクと同じくらいに気分を高めてくれる存在だと思います。XPERIA A4が目指したのも、“女性が持ち歩きたくなるピンク”なのではないでしょうか。美しさと親しみやすさを兼ね備えたボディカラーは、毎日を共にするパートナーとしてふさわしい価値を与えてくれるはず。スモーキーパステルで可愛らしいピンクを包み込み、オトナの女性が持ち歩きたくなるカラーへと昇華させたXPERIA A4。バッグから取り出すたびにハッピーな気分がやってきて、毎日を楽しく過ごすことができるコンパクトデザインのスマートフォンだと思いました。

XPERIA A4 pink



XPERIA A4は、手のひらで愛せる優しいボディ

2015年6月発売のXPERIA A4 SO-04G。2014年11月発売のXPERIA Z3 Compact SO-02G。両者のスペックに大きな違いは見られません。性能差はほとんど感じられないため、色やデザイン、価格で選んでも良いと考えます。店頭に並んだXPERIA A4を手にして、それが自分にフィットするものだと直感できたなら、スペックの比較をするまでもなく即購入してしまえば良いと思います。XPERIA Z3 Compactのキラキラ輝く光沢ボディに「高級感」や「XPERIAらしさ」「ハイスペック」を連想するのであれば、価格的に買いやすくなったXPERIA Z3 Compactを買えば良いと思うのです。すでにXPERIA Z3 Compactを購入した方も、機能面でXPERIA A4を羨む必要はないと言えます。

似通った存在に見られがちな両端末ですが、XPERIA A4は手のひらに馴染むラウンドフォルムを採用していることが特徴的です。丸みを帯びた4.6インチ・コンパクトボディを握ってみれば、手のひらで愛せる優しいデザインを感じることができるはず。マットな質感がもたらす手触りの良さと、ラウンドフォルムの吸いつくようなフィット感。これらはXPERIA ZL2(SOL25)でも採用されており、ユーザーの私もその素晴らしさに惚れ込んでいます。「ガラスパネルでなければXPERIAと認めない」という意見の持ち主でもない限り、XPERIA A4は一度手にして感触を確かめる価値があると思いました。XPERIAの常識や伝統的イメージにとらわれることのない、意欲的なカラーとデザインです。

XPERIA Z3 Compact(オレンジ・グリーン) XPERIA A4(ピンク・ブルー)



スマホのスペック進化に“驚き”など期待しない。その理由

スマートフォンの新情報やスペックに目を光らせ、新・旧モデルに機能差がないことを嘆くガジェット好きな方にとって、XPERIA A4 SO-04Gの存在は「つまらないもの」として映るかもしれません。XPERIA A4を「XPERIA Z3 Compactの焼き直し」「無価値」などと評する意見も目にします。しかし、私にはそうした表現でXPERIA A4を切り捨てることはできません。ドコモ専売モデルというXPERIA Aシリーズの性格だったり、スマホ事業の収益確保という都合を考えれば、むしろ頑張っているとすら感じます。

XPERIAは半年ごとにフラッグシップが登場する異常事態を繰り返しており、新・旧モデルで大きな違いを示すことが難しい状況にあります。スマホ情報を追い続けている人ほど、スペック表から新鮮な驚きを得ることが困難な時代にあると認識されているのではないでしょうか。“XPERIA Z4 Compact”のような位置づけを期待していた方にとって、XPERIA A4はまさに“期待外れの端末”だと言えるかもしれません。XPERIA Z3 Compactとの性能差はほとんどありません。しかし、2年前に発売されたXPERIA A(SO-04E)からの買い替えを狙ったモデルであるとの認識が先行すれば、XPERIA Z3 Compactと比較すること自体が無意味であると思うのです。「Z3 CompactユーザーがXPERIA A4の存在を羨む必要はない」と考える理由もここにあります。XPERIA A4という端末が、“XPERIA Z4 Compact”として生まれてきた存在ではないと思うからです。

モノクロ液晶がカラー液晶に、300万画素だったカメラが2070万画素に。そんな時代ではありません。1920×1080ドットの画面解像度が2560×1440ドットに進化したからといって、過去のガラケー時代・スマホ黎明期で感じた驚きと同じものを感じることなど困難です。もしも次期XPERIAの背面カメラがPowerPhase FXと同じ1億3230万画素に進化すれば、私は目を丸くして驚くことと思います。ライカRC30(航空カメラシステム)と同じ8783万画素であれば、ドローン(小型無人飛行機)にくくりつけて空撮でも楽しんでやろうと思います。そのように極端な振れ幅のスペック進化が訪れないかぎり、私は性能面に驚きを期待することはありません。進化することを難しい今だからこそ、デザインやカラー、ユーザビリティ(使い勝手)といった部分への挑戦を見守り、そこに期待したいと思うのです。XPERIA A4という端末には、そうしたソニーの挑戦を感じることができます。

Canon 5Ds・5Ds R(約5060万画素) SONY XPERIA A4 SO-04G(約2070万画素)
スポンサーリンク




スマホのスペック競争が落ち着いた今こそ、XPERIAの挑戦を面白いと感じられる

スペック競争が頭打ちとなり、ユーザーの期待値が上がりすぎた今、スペック面の進化に期待こそすれど「驚き」や「新鮮さ」は求めません。それよりも、この難しい状況の中でいかに他社との差別化を図るのか、XPERIAであることの価値を高め続けていこうとするのか。そのことに期待を寄せています。だからこそ、この小さなボディに親しみやすさと高級感を共存させ、XPERIA Z3 Compactのカラーバリエーションとは異なる方向性で勝負してきたXPERIAの挑戦を面白いと感じるのです。スペック競争に振り回され、疲弊し、食傷気味だと感じる方々にとって、手のひらで愛せるXPERIA A4の存在は新鮮に映るものだと思います。

XPERIA A4 SO-04Gは決してカラバリ(色)に逃げた端末などではなく、しっかりとハイスペックを詰め込んだスマートフォンに仕上がっています。我々ユーザーが期待することをやめたとしても、スマートフォン設計者・開発者がスペックの進化をやめる・諦める事は有ってはならないと思います。どんなに困難であろうとも、たとえ微々たる進化であろうとも、メーカー各社がその歩みを止めることはないでしょう。目新しいスペックで勝負する乱打戦のような派手さはありませんが、制限の中で必死に戦いを続けるソニーのファイティングスピリットがXPERIA A4には感じられます。柔和な見た目とやさしいデザインをもって泥臭く戦おうとするXPERIA A4の姿に、指揮官のトリッキーな戦術を見ているかのような気分です。

高機能・高性能であることはもはや当たり前。それ以外の部分で、いかにして価値を提案することができるのか。ソニー・XPERIAの挑戦を見守っていきたいと思います。XPERIA A4 SO-04G、コンパクトでありながら力強く、非常に面白い端末だと感じました。

スポンサーリンク



SONY ソニー
XPERIA Z3
au SOL26の白ロム。amazonベストセラー1位(携帯電話カテゴリにおいて2015/4/29現在)
【au】XPERIA Z3 SOL26 白ロム

SONY ソニー
XPERIA Z3 Compact
Z3コンパクト(SO-02G)の白ロム。利用制限無期限保証
XPERIA Z3 Compact 白ロム

SONY ソニー
XPERIA Z3
エクスペリアZ3の白ロム、グローバルモデル(D6653)海外版
【SIMフリー】XPERIA Z3 海外版

SONY ソニー
XPERIA ZL2
5型フルHD液晶、2070万画素、RAM3GBでサクサク動作
【au】XPERIA ZL2 SOL25 黒

SONY ソニー
XPERIA Z3
au SOL26の白ロム。amazonベストセラー1位(携帯電話カテゴリにおいて2015/4/29現在)
【au】XPERIA Z3 SOL26 白ロム

SONY ソニー
XPERIA Z3 Compact
Z3コンパクト(SO-02G)の白ロム。利用制限無期限保証
XPERIA Z3 Compact 白ロム

SONY ソニー
XPERIA Z3
エクスペリアZ3の白ロム、グローバルモデル(D6653)海外版
【SIMフリー】XPERIA Z3 海外版

SONY ソニー
XPERIA ZL2
5型フルHD液晶、2070万画素、RAM3GBでサクサク動作
【au】XPERIA ZL2 SOL25 黒
【Amazon.co.jp限定】 Transcend トランセンド
microSDXCカード 64GB UHS-I
安さと品質を両立させたAmazon人気1位のトランセンド製64GB。私はコレを買いました。4K動画もたっぷり保存、高速転送できるウルトラハイスピードなUHS-I規格。スマホを大容量化できます。約3,880円
【Amazon.co.jp限定】トランセンド 64GB microSDXCカード UHS-I class10

【日本サムスン正規品】 SAMSUNG サムスン
microSDXCカード 128GB UHS-I
1万円台前半で買える、10年保証の国内正規品128GB。防水・耐温度・耐衝撃など5つの安全性能を持つSAMSUNG製。サムスンは東芝・サンディスクと並ぶフラッシュメモリ大手企業です。約13,800円
【日本サムスン正規品】128GB microSDXCカード 10年保証 UHS-I class10

XPERIAのブログ記事まとめ。XPERIA Z3,Z3 Compact,Z4 Tablet

マイクロSDカードがよくわかる、microSDの記事まとめ。

【 全記事タイトルをまとめて見ませんか 】

投稿された全記事タイトルを見る
トップページに戻る