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2016年1月16日土曜日

XPERIAで使えるmicroSDカード4枚(64/128/200GB/4K)おすすめの理由




XPERIAでメイン使用してきた4枚のマイクロSDカード。64GB、128GB、200GB、4K対応の64GB。各製品の魅力やメリットを語ってみたいと思います。

【2017/3追記】
XPERIA XZ Premium向けの4KマイクロSDおすすめ記事、XPERIA XZ Premiumで使える、マイクロSDカードのおすすめ7選|4K対応もご覧ください。






最初に64GBを購入。最後は200GBに行き着いた

私のmicroSDカード使用目的は「大量の音楽をスマホに入れて持ち歩くこと」。最初に購入したのは64GBのmicroSDカードでした。64GBを使用するうちに空き容量への限界を感じ、次に購入したのが128GBのマイクロSDカード。128GBで十分とも思いましたが、200GBモデルの低価格化が進行したため、“世界最大容量”のmicroSDカード200GBを購入し、現在愛用中です。4K対応の超高速64GBマイクロSDカードを併用しています。



1. Transcend 64GB microSDXCカード

Amazon実売価格:約2,680円 実容量:59GB


一番最初に購入したのが、Transcend(トランセンド)の64GB。決め手となったのは、大容量、低価格、メーカー知名度、Amazonランキング上位の実績、付属品の充実、永久保証など。64GBという大容量にもかかわらず、今なら2千円台で購入可能。トランセンドはAmazon売れ筋ランキング上位の常連としても有名で、2015年のランキング大賞ではTranscend microSDXCカード 64GBがパソコン周辺機器部門の第3位に入賞。2位に32GBのSDカード、1位に32GBのmicroSDカードを送り込むなど、ランキング上位を独占したメーカーでもあります。トランセンド製品の多くは「永久保証」の対象であり、規定の範囲内であれば修理または交換を受けることが可能です。

おすすめの理由は?
Transcend microSDXCカード 64GBをイチオシする理由として、付属品の充実が挙げられます。SDカード代わりに使える「SD変換アダプター」の付属はもちろん、microSDカードとSDカードの両方を収納可能なカードケースが付属します。カードケースが付属するのは「フラストレーション・フリー」タイプのみですので、Amazon購入時の商品選択画面にて「64GB(フラストレーション・フリー)」を選択してください。フラストレーション・フリーとは、簡素化されたパッケージにすることで価格を抑えた製品を意味します。「64GB(通常パッケージ)」はフラストレーション・フリーよりも500円ほど高く、カードケースも付属しません。価格控えめ・カードケース付属の「64GB(フラストレーション・フリー)」をおすすめします。

購入レビュー
スマホおすすめmicroSDカードはトランセンド高速64GB。購入レポートをご覧ください。

Transcend トランセンド
64GB microSDXCカード
安さと品質を両立させたAmazon人気1位のトランセンド64GB。私は最初の1枚にコレを選びました。スピードクラス10、UHS-I対応の安定した転送速度。スマホを大容量化できます。【Amazon限定】トランセンド 64GB microSDXC


対抗馬・競合メーカーは? サムスンとTeam
対抗馬となるのはSAMSUNG(サムスン)とTeam(チーム)。サムスンが発売する「SAMSUNG EVO microSDXCカード 64GB」は、トランセンド64GBと徹底対抗する形で価格競争を展開。トランセンドがAmazonタイムセールを行えば、サムスンもそれに対抗する形で価格を下げるなど、熾烈なプライス・バトルを展開しています。サムスンはNAND型フラッシュメモリ市場シェアで世界一。半導体の売上高ランキングにおいてもIntel(インテル)に次ぐ世界2位に君臨する巨大メーカー。私は128GB(SAMSUNG EVO)と32GB(SAMSUNG PRO)のmicroSDカードを使用していますが、どちらも転送速度のベンチマークテストでハイスコアを記録。低価格ながら高性能なメモリカードとして信頼を寄せています。

チームが発売する「Team microSDXCカード 64GB(COLOR CARDシリーズ)」は、実売価格・約2千円と圧倒的な低価格を実現。ベンチマークテストでも超高速の転送スピードを記録しており、おすすめできます。「COLOR CARDシリーズ」とあるように、microSDカード本体がカラフルにデザインされています。

サムスン
64GB microSDXCカード
48MB/秒のEVOシリーズ。UHS-I、スピードクラス10対応。約3,980円
SAMSUNG EVO 64GB microSDXCカード 10年保証

Team
64GB microSDXCカード
読み出し45MB/秒・書き込み15MB/秒。UHS-Iクラス1対応。10年間の長期保証。SD変換アダプター付属。




2. SAMSUNG 128GB microSDXCカード

Amazon実売価格:約7,480円 実容量:120GB


トランセンド64GBの次に購入したのが、サムスンの「SAMSUNG EVO microSDXCカード128GB」。64GBのmicroSDカードはすぐに音楽データで埋まってしまい、追加のデータ保存(音楽・写真・動画)のための空き容量を確保できずにいました。128GBへステップアップしたことで、保存できる容量が一気に倍増。空き容量を気にすることなくデータ追加が可能となり、1万曲以上の音楽と大容量の動画を保存しつつも、たっぷりの動画撮影・写真保存が楽しめるメリットを手に入れることができました。スマホを大容量のメディアプレイヤーとして使いたい方には128GBがおすすめです。1年半前なら1万4千円程度だったサムスン128GBも、今では7千円台で購入することができます。

おすすめの理由は?
日本サムスンが販売する正規品であり、日本国内での流通を目的とした「国内向けパッケージ」として販売されていることがオススメの理由です。「海外向けパッケージ(輸入品)」には安さという最大の魅力があるものの、メーカーサポート・保証を受けられない、偽物・粗悪品を掴まされるなどの不安材料が無いわけではありません。そのため信頼できるショップ・販売元を見極める必要があります。その点、サムスン128GBは日本サムスン正規品としてAmazonが販売・発送しているので安心です。10年間の長期保証も受けられます。そして何より、サムスンがNAND型フラッシュメモリ市場シェア世界一、半導体売上高世界2位の巨大メーカーであることも決め手の一つです。ベンチマークテストで転送速度を実測してみても、他社製品に比べて抜きん出た高速性能(特にSAMSUNG PROシリーズ)を誇っていることから、「低価格・高性能」を両立したメモリカードとして、サムスンをおすすめメーカーの一つとしてイチオシしております。

購入レビュー
夢の128GB microSDカード購入レビュー。スマホの大容量化を実現をご覧ください。

日本サムスン正規品
128GB microSDXCカード
手頃な値段と10年保証が魅力のサムスン128GB。防水・耐温度・耐衝撃など5つの安全性能。サムスンは東芝・サンディスクと並ぶフラッシュメモリ大手です。【日本サムスン正規品】128GB microSDXC 10年保証


対抗馬・競合メーカーは?
対抗馬となるのはTranscend(トランセンド)、Team(チーム)、そしてSanDisk(サンディスク)。Amazonにおける「トランセンドVSサムスン」の構図は明確なもので、販売価格はほぼ同じ。タイムセール(安売り)の頻度も両社一歩も譲らないといった感じで、徹底した価格競争を繰り広げています。2015年Amazonランキング(パソコン周辺機器部門)の1位・2位・3位を独占したトランセンド128GBを選ぶもよし。巨大半導体メーカーとしての信頼・実績、ベンチマークテスト(実測)におけるハイスピードな転送速度に魅力を感じてサムスン128GBを選ぶもよし。価格や性能はほぼ同等です。5千円台で買うことができるTeam(チーム)の128GBもおすすめ。カラフルなデザイン、低価格、ベンチマークテストによる確かな転送速度の証明など、イチオシできる要素が多々あります。Teamは1997年設立の台湾メーカーです。

信頼度の高いブランド・SanDisk
サンディスクは信頼度の高いメモリブランドとして有名。業界を牽引するリーディングカンパニーです。日本、アメリカ、欧州、世界中でメモリーカード市場シェア1位。核となる半導体部分は三重県・四日市市の東芝工場で製造しています。大容量の大切なデータを保存しておく128GBマイクロSDカードですから、信頼できるメーカーであることも大事なポイント。サンディスクはメモリーカードブランドの中でも圧倒的な信頼と人気・知名度を誇るトップブランドです。価格の安い「海外向けパッケージ(輸入品)」がおすすめですが、偽物の存在も報告されているため注意が必要。

信頼できるショップからの購入をおすすめ
Amazon購入時には信頼できるショップを見極めることがトラブル防止につながります。私が複数回購入し、信頼できると判断したショップは、秋葉Direct(創業60年以上の実店舗あり)、風見鶏(メモリ専門のオンラインショップが有名)、@memory(ヤフオクにも出品があり評価47000以上・99.8 %高評価)、以上の3店です。「Amazon.co.jpが販売・発送」と書かれていない商品に関してはショップ販売となり、複数のショップから1つを選択できるので、信頼できると判断したお店から購入してください。安全を最優先されるなら、Amazon販売・発送のサンディスク 128GBマイクロSDカードをおすすめします。

Transcend トランセンド
128GB microSDXCカード
UHS-Iクラス1に対応した、大容量128GBのmicroSDXCカード。安心の国内向け販売品を低価格で買えることが最大の魅力。
Transcend microSDXCカード 128GB UHS-I対応 (無期限保証)

Team
128GB microSDXCカード
読み出し60MB/秒・書き込み20MB/秒。UHS-Iクラス1対応。10年間の長期保証。SD変換アダプター付属。

サンディスク(海外向けパッケージ)
128GB microSDXCカード
信頼と実績のサンディスク製品。安さが魅力の海外向けパッケージ(輸入品)。【UHS-I対応】SanDisk Ultra 128GB

サンディスク(国内市場向け正規品)
128GB microSDXCカード
Amazonが販売・発送する「国内正規品」。安さよりも安心・安全を最優先したい方に。【UHS-I対応】SanDisk Ultra 128GB




3. SanDisk 200GB microSDXCカード

Amazon実売価格:約17,000円 実容量:183GB


64GBから128GBへとステップアップし、最後にたどり着いたのが200GBの超大容量。サンディスクが発売するSanDisk Ultra 200GB microSDXCカードは、世界最大の容量を持つマイクロSDカードです。2016年1月現在、他社による200GBマイクロSDカードの発売はありません。メモリカード業界の巨人・サンディスクだけが発売する唯一の製品です。200GBマイクロSDカードの実容量(実際に使える容量)は183GB。私は120GBを音楽データに、20GBを動画データに、残りの空き容量を動画撮影のためのスペースとして充てています。スマホを大容量メディアプレイヤーとして究極活用したい方に、200GBのマイクロSDカードをおすすめします。

購入レビュー
SanDisk Ultra 200GB microSDXCカードで得られる4つのメリットをご覧ください。

サンディスク
200GB microSDXCカード
世界最大200GBのmicroSDXCカード。信頼と実績のSanDisk。読み出し速度最大90MB/秒。サンディスク 200GB microSDXC UHS-I class10


対抗馬・競合メーカーは? 200GBの買い方おすすめ
200GBマイクロSDカードは、サンディスク発売のSanDisk Ultra 200GB microSDXCカードが唯一の製品となっています。他社からの発売はありません(2016年1月現在)。必然的にサンディスクからの購入となりますが、グローバル版(輸入品)と日本市場向け(いわゆる国内正規品)の2つの選択を迫られます。国内市場向けは4万2890円(ヨドバシ.comでの価格。Amazonでは取り扱い無し)。グローバル版(海外市場向け)は1万円台で購入することができます。前述のおすすめショップ(秋葉Direct・風見鶏・@memory)も1万7千円ほどで出品しています。商品ページにある「新品の出品:26¥ 17,070より」というような文字列のリンクをクリックすることで購入先ショップを選択できます。掲載されているショップ評価・出品者情報などをチェックして、信頼できる(スムーズなやり取りが期待できるショップ)を吟味してください。わずか数百円の違いであれば、出費をケチるよりもショップの信頼度を優先したほうが安心・安全な買い物ができるはずです。

サンディスク
200GB microSDXCカード
世界最大200GBのmicroSDXCカード。信頼と実績のSanDisk。読み出し速度最大90MB/秒。サンディスク 200GB microSDXC UHS-I class10




4. SanDisk Extreme PRO 64GB microSDXCカード

Amazon実売価格:約6,000円 実容量:59GB


この製品は「番外」的な位置づけかもしれません。SanDisk Extreme PRO 64GB microSDXCカードは、4K動画の撮影・保存に対応したハイスピードな転送速度を持つマイクロSDカードです。公称値は書き込み速度90MB/秒・読み出し速度95MB/秒となっており、いずれもウルトラハイスピードと呼べる転送速度です。ベンチマークテスト(実測)においても公称値とほぼ同じ数値を叩き出し、スマホに挿した状態で計測してみても、他社4K対応マイクロSDカードより一歩抜きん出たハイスピードを記録しました。

近年発売のXPERIAスマートフォンは4K動画撮影が可能。4K動画を楽しみたい方は、書き込み速度の速い「4K対応マイクロSDカード」の使用をおすすめします。特に、信頼性と品質に定評のあるサンディスクの最上位シリーズ・SanDisk Extreme PRO 64GB microSDXCカードはおすすめです。64GBモデルは容量たっぷり。私は動画撮影を主目的として本製品を使用していますが、選りすぐった音楽データ数GB分も入れて持ち歩いています。XPERIAで4K動画を撮影すると3分間で約1.2GBを消費。すぐに容量を使い果たしてしまう可能性があるため、32GBよりも64GBがおすすめです。

購入レビュー
サンディスクエクストリームプロmicroSD64GB購入レビューをご覧ください。

サンディスク Extreme PRO
64GB microSDXCカード
UHS-Iクラス3爆速ハイスピード。大容量64GB。信頼と実績のサンディスク製microSDカードで4K撮影を思う存分楽しめます。
【UHSクラス3】SanDisk Extreme PRO 64GB


対抗馬・競合メーカーは?
対抗馬にはトランセンド Ultimate 633x 64GBを挙げたいと思います。この製品の特徴は、SanDisk Extreme PRO 64GB microSDXCカードと同等の転送速度(書き込み85MB/秒・読み出し95MB/秒)を実現していること。そして、信頼性・耐久性の高いMLCチップを採用したという点が、他製品にはないポイントです。SLC>MLC>TLCの順番で信頼性・耐久性が高いとされていますが、ほとんどのmicroSDカードはTLC。MLC採用の製品はごく一部であることから、MLCチップ採用のトランセンド Ultimate 633x 64GBは信頼度の高い4K対応・超高速マイクロSDカードとして人気を集めています。国内市場向けでありながら低価格で購入できることも、全トランセンド製品に共通した人気の理由です。

トランセンド
64GB Ultimate 633x
UHS-Iスピードクラス3対応の64GBマイクロSDカード。最大書込速度85MB/秒、読出速度95MB/秒。
トランセンド 64GB microSDXCカード 4K対応 UHS-I U3



microSDカード容量選びのコツ

microSDカードの容量は、16GB・32GB・64GB・128GB・200GBの5つがメイン。8GB以下もありますが、昨今の高機能スマホで使うにはあまりに小容量と判断し、ここでは8GB以下の存在は切り捨てて考えます。microSDカードの最大容量は200GBです(2016年1月現在)。

32GBか?64GBか?
多くの方が頭を悩ませるのは32GB・64GBのどちらにすべきか?という選択だと思います。1年前の相場であれば、トランセンド64GBは4千円、32GBは2千円。2倍の価格差がありました。今では64GBが2千円台、32GBなら1000円台前半で買うことができます。私は64GBウォークマンを使用していたので、音楽データをそのまま移行させるべく64GBマイクロSDカードを購入しました。スマホを音楽プレイヤーとして使用したい方は、今お持ちのプレイヤー容量から移行するイメージを基本線としてください。
スマートフォンは音楽プレイヤーとは異なり、コンテンツが追加・蓄積されていきます。写真や動画など、スマホならではのコンテンツ保存を考慮してmicroSDカード容量を決める必要があります。スマホを音楽プレイヤーとしてガンガン使い倒したいなら、私のおすすめは64GB以上の容量です。32GBは安価ですが、64GBとの価格差が縮まり、音楽・写真・動画…増え続けるコンテンツ保存に対応するには心もとない感じがします。

128GBや200GBは必要か?
容量選びにおけるポイントは、「いま所有しているコンテンツ容量」と「今後増えていくであろうコンテンツの容量」の2点を見極めることです。現在あなたが64GBウォークマンをお使いであれば、そのまま64GBのmicroSDカードへと音楽データを移行するイメージができるはずです。しかしスマートフォンの場合には「撮影写真」「撮影動画」の保存を視野に入れなくてはなりません。スマホの写真・動画撮影機能を常用している方は、音楽データ(64GBぶん)にプラスして「撮影データのための空き容量」を用意しておく必要があります。64GBのマイクロSDカードを買えば音楽データをそのまま移行することは可能ですが、空き容量がゼロであるため、撮影した写真・動画データを保存するためのスペースがありません。その場合、128GBを視野に入れる必要がありそうです。同様に、128GBの音楽データをお持ちの場合でも、スマホで写真・動画撮影をされる方は200GBマイクロSDカードの購入によって、空き容量に余裕をもたせる工夫が必要になります。

実容量(実際に使える容量)
16GB…約14GB
32GB…約29GB
64GB…約59GB
128GB…約120GB
200GB…約183GB

音楽は何曲保存できる?
個々のデータによって容量は異なるため一概には言えませんが、私の音楽データは60GBで6680曲、120GBで1万3千曲以上を保存することができました。192kbps~320kbpsのmp3(CDから抽出)やmoraダウンロード楽曲が中心です。ハイレゾ音源や収録時間の長い楽曲など、大容量データを多数保存するのであれば128GBまたは200GBのマイクロSDカードを検討する必要があります。空き容量に余裕があれば音源の追加もラクにこなせます。1時間のラジオ音源・ポッドキャスト、語学学習CDなどの長時間音源を保存する場合にも、大容量のマイクロSDカードが必要となります。

写真は何枚保存できる?
スマホ撮影写真(800万画素)で1枚あたり2~4MB程度。1000枚保存しても2GB~4GBほど。写真保存のための容量に関しては、あまり神経質に考える必要がないと思います。16GBや32GBのマイクロSDカードであれば、数GBの写真が容量を圧迫する可能性もあるかもしれません。しかし64GB以上の大容量マイクロSDカードであれば、まして数千枚以上の写真を保存する目的でもなければ、1枚あたり数MBの写真を気にする必要はなさそうです。女性の方は「スマホの撮影写真だけ保存できれば良い」という方が多いかもしれません。そのような目的であれば16GBで十分だと思います。写真だけなら1万枚以上保存できるとお考えください。動画も、音楽も、、と欲が出ると、32GBあるいはそれ以上の大容量マイクロSDカードを見据える必要があります。



まとめ。 迷ったら大容量を選ぶのが正解

以上、私がXPERIAでメイン使用してきた4枚のmicroSDカードについてメリットや特徴などをご紹介しました。最後に…、「32GBと64GBのどちらを買うべきか」「64GBあれば音楽は十分だけど、128GBなら動画もたくさん保存できる…」といった具合に、2つの選択肢で迷っている方も多いかと思います。microSDカードの差し替えは手間のかかる行為なので、32GBを2枚で64GBの代用としたり、64GB×2枚で128GBの代用とするやり方は現実的ではありません。また、「1枚に音楽、もう1枚に動画」などの使い分けも、最終的にはmicroSDカードの差し替えが面倒になり現実的な手段ではないと思います。

いま60GBぶんの音楽データを所有されている方は、「今後音源データを追加する予定はあるか?」「スマホで動画・写真撮影をたくさんおこなうか?」といったポイントを予測して、容量を選んでください。私の場合、音楽データだけであれば128GBマイクロSDカードで十分でしたが、XPERIAスマートフォンの動画撮影が思いのほか楽しく、これから撮影する動画データ+今まで撮影した動画データを保存するための空き容量を考慮した結果、200GBマイクロSDカードの購入に踏み切りました。「マイクロSDカードとしては世界最大容量」というオタク心をくすぐるスペックに惹かれたことも一つの決め手ではあります。

1年前と比べて、マイクロSDカードの価格相場は半分ほどになっています。64GBなら2千円台から、128GBの大容量ですら7千円程度で購入することが可能。私が現在使用している200GBも1万円台で購入できました。1年前であれば容量間の価格差が大きかったため、大容量を選択しづらい事情がありました。低価格化が進んだ今は、大容量マイクロSDカードも手の出しやすい値段に落ち着いています。「迷ったら大容量を選ぶ」というのが後悔のない買い方だと思います。



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