microSDカード国内正規品のメリット・長所・優れている点とは？

microSDカード「国内正規品」には、どのようなメリット・長所があるのかを解説します。

安さでは「並行輸入品」が圧倒的に有利ですが、安心・安全を重視するなら「国内正規品」を選ぶのが賢明です。

microSDカード｜国内正規品のメリット

「国内正規品」のmicroSDカードが優れている点は、おもに3つ。メーカー保証が受けられる「安心感」や、ニセモノの心配がない「安全」は、大きなメリットです。

メリット① メーカー保証が受けられる

国内正規品のmicroSDカードには、メーカー保証があります。

東芝のmicroSDカード「EXCERIA」シリーズは、「製品お買い上げ日より5年間」の保証期間があります。並行輸入品（海外パッケージ）には、メーカー保証がありません。

メーカーサポートについても同様で、国内正規品であれば製品不良などの際に電話対応などのサポートを受けることができます。しかし並行輸入品については、「メーカーが正規に販売していない商品」にあたるため、電話対応などのサポートは基本的に受けられません。

東芝（TOSHIBA）製microSDカードの場合、国内正規品のパッケージ裏面には「サポートセンターの電話番号」が記載されています。

並行輸入品のパッケージには、「特定の海外国/地域向け製品のため、日本国内でのサポートは受けられません」と記載されています。

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メリット② ニセモノをつかむ恐れがない

国内正規品のmicroSDカードは、正規の流通経路を通じて販売されます。そのため、ニセモノを掴まされる恐れがありません。

ヨドバシカメラの売り場で、「これはホンモノ？」と心配したことがあるでしょうか。私はありません。並行輸入品と比較すれば高価な「国内正規品」ですが、ニセモノを掴まされるリスクが無いことは大きな安心。大きなメリットです。

価格の安い「並行輸入品」は、ニセモノを掴んでしまうリスクが存在します。microSDカードの偽物で代表的なものは、「容量偽装」。128GBのmicroSDカードを購入したにもかかわらず、実際には4GBしか無かった、というのは典型例です。

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microSDカードの偽物を回避するためには「ショップ選び」が重要ですが、「信頼できるショップ」を見つけるのは手間と時間を要します。ヨドバシカメラなどの有名店で「国内正規品」を購入したほうが、リスク回避と時間節約のメリットがあります。

楽天市場では「ビックカメラ」と「カメラのキタムラ」、「Joshin web（ジョーシン）」が安くて有名です。特にカメラのキタムラは「カメラ専門店」という性質上、記録メディアが他社よりも安価。microSDカードの国内正規品を安く買うなら、「カメラのキタムラ」がオススメです。

メリット③ ショップ選びに悩む必要がない

ヨドバシカメラなどの家電量販店に足を運べば、「国内正規品」のmicroSDカードが販売されています。楽天市場やamazonなどの通販サイトにも有名量販店が出店しているケースは多く、「国内正規品」を購入することができます。「知っているお店」「しっかりしたお店」が購入の決め手となるため、ショップ選びに悩む必要がありません。

それに対して、正規流通ルートを介していない「並行輸入品」は、ショップ選びに気を遣います。あなたは「風見鶏」や「秋葉Direct」といったショップをご存知でしょうか？いずれも、microSDカードの並行輸入品を販売する有名店です。

これらのショップについて知識がなければ、まずは「信頼できるお店なのか」を調べなくてはいけません。店舗情報、購入者の評判、価格.comやネット上におけるレビューなど。インターネットにある程度精通していれば調べることは容易ですが、ネットに詳しくなければ一苦労です。

並行輸入品を販売するショップの有名店は、風見鶏（かざみどり）。メモリ専門店として高い知名度を誇り、圧倒的な品揃えと、新製品への対応の早さでオススメ。私も幾度となく購入しています。

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まとめ｜国内正規品のメリットは、安心＆安全

並行輸入品と比べれば、「国内正規品」のmicroSDカードは高価です。しかし、メーカー保証が受けられるので安心。正規の流通ルートを通じて販売されるため安全。ニセモノのmicroSDカードを掴まされるリスクを回避できます。

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東芝やサンディスクは国内正規品と並行輸入品の価格差が大きいですが、サムスン（SAMSUNG）はその差がほとんど無いので、「メーカー保証（10年間）つきの国内正規品を安く手に入れたい」ということであれば、非常にオススメ。

パナソニック（Panasonic）のmicroSDカードは、海外ネット通販では一般発売されていない様子（SMGA/SMGB）。さらには販売価格も、国内外の差がありません。購入するなら「並行輸入品」という選択肢はなく、「国内正規品」一択となります。

留意しておきたいのは、「国内正規品＝MADE IN JAPAN（日本製）とは限らない」という点。メモリーカードの多くは、「MADE IN CHINA（中国製）」や「MADE IN TAIWAN（台湾製）」が一般的。サンディスクや東芝、ソニーなどの有名企業であっても、MADE IN JAPAN以外であることが一般的です。

「国内正規品」というのは、あくまでも「流通経路が国内正規」であることを指した言葉です。

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