Panasonic パナソニック microSDカードの選び方をご紹介します。
黒×ゴールドの「SMGB」と、赤い「SMGA」シリーズの違いについて解説。
あなたの用途にピッタリな、Panasonic製マイクロSDカードが見つかります。
Panasonic(パナソニック)製マイクロSDカード選びの「基本」
・Panasonic(パナソニック)microSDカードの特徴は、「MLC」搭載
・書き換えに強い「MLC NANDフラッシュメモリ」を使用している
・スタンダードモデルは、「SMGA」シリーズ(赤いパッケージ)
・ハイスペックモデルは、「SMGB」シリーズ(黒×ゴールド)
・PanasonicマイクロSDカードの最大容量は、64GB(RP-SMGB64GJK)
・最高スペックは、読み出し95MB/秒・書き込み90MB/秒・U3
・「MLC」と7つの安全性能によって、「安心」「信頼」を前面に打ち出している
・防水/耐温度/耐衝撃/耐X線/耐磁石/耐静電気/ヒューズ内蔵
① SMGAシリーズ|標準性能モデル
「SMGA」シリーズは、パナソニック製microSDカードのスタンダードな商品。
転送速度は、読み出し45MB/秒・書き込み12MB/秒。スピードクラス10。UHS-Iクラス1(U1)。読み出しスピードは標準的ながら、書き込みは低速。転送速度を期待する製品ではなく、「MLC搭載の信頼できるmicroSDカード」として選ぶべき製品です。
容量は、32GB/16GB/8GB/4GBの4種類(32GBと16GBは生産終了)。すべて「microSDHC」なので、microSDXC非対応のスマートフォンやフィーチャーフォン(ガラケー)で使用するmicroSDカードとしても適しています。
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32GB|16GB|8GB|4GB
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32GB|16GB|8GB|4GB
MLCが使われているマイクロSDカードまとめ|高耐久&高信頼の目安
② SMGBシリーズ|高性能モデル
★★★★★ 圧倒的ハイスピードでおすすめ「SMGB」シリーズは、高性能なPanasonic(パナソニック)製マイクロSDカード。
転送速度は、読み出し95MB/秒・書き込み90MB/秒。スピードクラス10。UHS-Iクラス3(U3)。「16GB」のみ、書き込み45MB/秒。スマホ・アクションカムなどの4K動画撮影に適した「U3対応」である点が、ハイスペックの証です。
私は、「SMGB」のmicroSDHCカード 32GBを購入。「転送速度がハイスピードかつ安定している」ことや「書き換えに強いMLC」である点は、パナソニック製マイクロSDカードの大きなメリットであり、「Panasonicを選ぶべき理由」でもあります。
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64GB|32GB|16GB
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パナソニック microSDHC 32GB レビュー|超高速&高耐久MLCの安心が決め手
選び方|SMGAとSMGB、どちらを買えばいいか?
パナソニックのmicroSDカードは、「SMGA」と「SMGB」の2種類です。
ハイスペックな「SMGB」
XPERIAやGalaxyなどの高機能スマートフォン端末をお持ちならば、高性能な「SMGB」シリーズを選んでください。金色×黒のパッケージが目印です。64GB/32GB/16GBの3種類ありますが、「64GB」「32GB」がオススメ。私は32GBを購入しました。
高性能な「SMGB」は、読み出し95MB/秒・書き込み90MB/秒・U3対応の最強フルスペック。他社のmicroSD最上位モデルと比較しても、トップクラスの転送速度です。ただし「16GB」のみ書き込み速度が45MB/秒となっているため、90MB/秒の「64GB」「32GB」がオススメです。
パナソニックのウェアラブルカメラ「HX-A1H」「HX-A500」は、どちらも「microSDXC」対応。SMGBシリーズ「64GB」「32GB」microSDXCカードが使えます。特に4K撮影ができる「A500」には、パナソニック製マイクロSDカードの上位モデル「SMGB」シリーズを使うのがおすすめ。
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64GB|32GB
パナソニック microSDHC 32GB レビュー|超高速&高耐久MLCの安心が決め手
スタンダードな「SMGA」
標準性能の「SMGA」シリーズは、「MLCチップ採用なのに安価なPanasonic製マイクロSDカード」として検討すべきモデルです。書き込み速度が遅いため、スピードが要求される最新スマホ端末などには不向き。
32GB/16GB/8GB/4GBの4種類。すべて「microSDHC」規格なので、ほとんどの機器に対応できるのが優れたポイントです。ガラケーやドライブレコーダーのような「microSDXCに対応していない、microSDHC対応製品」での使用にも向いています。
パナソニックのICレコーダー「RR-XS460」「RR-X360」は、どちらも「microSDHC」対応。書き込みの速さも求められないので、「SMGA」シリーズから予算に応じて選べばOK。内蔵4GBからのメモリ容量アップが図れるため、保存できるファイル容量が増えます。
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32GB|16GB|8GB|4GB
MLCの安心と、Panasonicの信頼で選ぶメモリーカード
パナソニックは、東芝、サンディスクとともに「SDカード」を開発した企業です。規格団体「SDアソシエーション」には1000以上の企業が参加していますが、14社のみが名を連ねる「ボードメンバー(役員企業)」の1社でもあります。
D-snap(ディー・スナップ)の名称で知られる、Panasonic製オーディオプレイヤーやSDマルチカメラを使っていた方も多いかもしれません。浜崎あゆみさんがCMキャラクターを務めていたことでも有名なD-snapは、「SDカードが使える」拡張性によって人気を博しました。
D-snap初号機であるSDマルチカメラ「SV-AV10」に付属していたSDカードは、たったの8MB。ムービースタイルで動画が撮れるガラケーの名機「P2102V」は、最大カード容量128MB。私は64MBのSDカードを挿して使用していました。
SDカード規格の策定に携わったパナソニックは、2000年代初頭から「SDカード」および対応製品をリリース。2016年の現在は「SDカード」3製品と「microSDカード」2製品を発売し、うち4製品が「MLC NANDフラッシュメモリ」を搭載した耐久性の高いメモリーカードとなっています。
パナソニックのmicroSDカードは決して安くはありません。しかし、SDカードの開発に携わった実力と実績、SDカード普及に貢献してきた歴史、ほぼ全てのモデルで書き換えに強い「MLC NAND」を使用している安心と安全性能があります。
過去にSDカード使用のPanasonic製オーディオプレイヤーを使用した経験がある方や、現在LUMIXデジタルカメラなどのPanasonic製品を愛用されている方は、スマートフォンなどで使うmicroSDカードも「パナソニック製の信頼と安心」で選んでみてはいかがでしょうか。
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