ロート製薬の目薬「ロートV11」を購入しました。価格は1,300円＋税。400円前後の目薬しか使ったことのない私にとって、信じられない価格です。キャッチコピーは「目を酷使する人の疲れ目に」。スマホやパソコンの長時間使用によって疲れ目のひどさを日々感じていたので、ロート製薬のフラッグシップに期待を寄せ、計1,404円を支払うことに。
「目薬の効果なんて疑わしい。気休めだ」くらいに思っていた私が、高級感たっぷりの製品デザインを画像で紹介すると共に、実際に使ってみた感想や、「ロートV11」の名前の由来でもある11の有効成分について、パッケージに書かれた「第2類医薬品」についても解説したいと思います。
1300円の目薬・ロートV11。香水のようなボトルデザイン
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| 香水のミニチュアボトルを思わせる、高級感たっぷりのデザイン |
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| コバルトブルーの本体に、イエローゴールドの美しいキャップ |
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| ロートV11の名前の由来でもある、11種類の有効成分が記載されている |
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| フリーアングルノズル機構により、どの角度からでもスムーズに点眼できる |
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| 持ち運びに便利なケースが付属 |
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| 金色に輝くパッケージが目印。「ロートV11」と大きく書かれている |
目の疲れに効く、ロートV11の有効成分
ロートV11には、疲れ目に効果的な「11の有効成分」が含まれています。1. 塩酸テトラヒドロゾリン
血管を収縮させて目の充血を抑える2. クロルフェニラミンマレイン酸塩
目のかゆみを抑える3. ネオスチグミンメチル硫酸塩
ピント調整機能を回復して目の疲れを改善4. ビタミンB6
新陳代謝を促進して目の疲れを改善5. 酢酸d-α-トコフェロール
血行を促進して目の疲れを改善6. L-アスパラギン酸カリウム
細胞呼吸を促進して目の疲れを改善7. アミノエチルスルホン酸
新陳代謝を促進して目の疲れを改善8. アラントイン
炎症症状（かゆみ・充血など）を鎮める9. 硫酸亜鉛水和物
紫外線などによる目の炎症を鎮める10. グリチルリチン酸二カリウム
炎症の原因となる物質の放出を抑え、かゆみ・充血を抑える11. コンドロイチン硫酸エステルナトリウム
角膜表面を保護して目の疲れを改善 |
| 休みたくても休めない疲れ目に効く、11の有効成分 |
なぜ1300円もする目薬ロートV11を買ったのか？
ふだん400円前後の目薬しか購入したことのない私が、なぜ1,300円のロートV11を購入したのか？その理由を5つ、ご紹介します。
1. 目薬の効果を信用していないからこそ、一番高いものを選んだ
今まで目薬を使ってきて、その効果を強く実感した記憶がありません。どれを買っても同じ、そう思っていました。それならば、陳列棚でもっとも高価な目薬を買ってみよう。これでダメなら、もう目薬なんて使わない。目薬を信用していない私にとって、「最後の戦い」でした。2. 無数にある商品から選ぶことが困難
ずらりと並んだ目薬、目薬、目薬。書かれているコピーはどれも似たようなものばかり。この中からピンポイントで正解の1本を導き出すことなど困難です。疲れ目の原因すら特定できないし、どのような症状が起きているかも判断できない。「どれを選べばいいのだろう？」と迷ったとき、強気な価格設定の目薬にすがるという選択肢は、私にとって非常にラクなものでした。3. 選ぶのが面倒だから店員さんに訊いた
オススメの目薬をたずねてみると、真っ先に「ロートV11」をすすめられました。高価であるにもかかわらず、売れているらしいです。場所柄、外国人旅行者にも売れていると言っていました。日本人に売れている製品なら信用できる、という理由から買っていくようです。製品サイトにも中国語ページが用意されていることから、ロートV11が外国人に人気というのは事実なのでしょう。4. 強烈な存在感を放つパッケージ
1,300円を支払うことへの迷い。それを振り切るには十分すぎるほどの高級感。「ロートV11」の金文字から放たれる、ロート製薬の自信。「11の有効成分が効く」と言われれば、反論できないほどの説得力。それらが一体となって押し寄せてくる、存在感たっぷりのパッケージ。買うしかありませんでした。5. Vロートは50年の歴史を持つ
Vロートの初代は1964年発売。50年の歴史がある老舗商品です。「ロートV11」は、現代の酷使された疲れ目に効く目薬。 1909年に初めて目薬を開発したロート製薬が、100年以上の研究で培った点し心地のノウハウを詰め込んだ「究極の一滴」でもあるのです。
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ひんやりクールなさし心地。疲れ目をしっかり癒す11の有効成分。【第2類医薬品】 ロート製薬 ロートV11 13mL
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ロートV11を使ってみた感想。たしかな効果を実感できた！
ヒンヤリ冷気に優しく包まれる
点眼した瞬間、シロクマが舞い降りてきました。おそらく北極をイメージしたかったのだと思いますが、それを通り越して、シロクマが降ってきたのです。眼球全体がヒンヤリと冷気に包まれていくかのよう。ロートV11は清涼感レベル4（5段階中）の商品。「すっきり爽快なさし心地」と書かれています。このコピーに偽りなし、といった感じです。痛くない爽快感
爽快感を売りにした「キター！」な他社製品。私にとっては刺激が強く、爽快というより「痛い」と感じるものでした。一方、ロートV11の爽快感はまさに爽快そのもの。刺激で無理やり覚醒させるのではなく、冷たい真水でしっかりとクールダウンしてくれるような感覚です。ピリピリせずに冷たさと爽快感だけを感じることが出来たのは、おそらく目に優しい成分のおかげだとおもいます。一滴でじゅうぶん。眼球全体に沁みわたる幸せ
過去に使用した目薬は一滴さすだけでは物足りず、片目に2～3回点眼していました。薬局の店員さんに「一滴だけで十分ですよ」と言われ実践したところ、本当に一滴で十分でした。他の製品に比べて、一滴あたりの量がやや多めなのかもしれません。一滴垂らすだけで目の表面はもちろん、裏側にまでしっかりと沁みわたっていくのが感じられます。ロートV11はたしかに高価ですが、一滴で効果が得られることを考えれば、とてもコストパフォーマンスに優れた商品なのではと思いました。目の緊張がほぐれ、リラックスしているのを実感できた！
疲れを鎮め、忘れさせてくれる。すぐに効果を実感することができました。目の緊張がほぐれていくのも感じます。疲れている時に点眼すれば、一時的な「復活」はじゅうぶん可能。そう判断しました。継続使用して様子を見たいと思いますが、使い始めの感想としては「パッケージに書かれた効果がそのまま感じられる」、というものです。目薬なんて気休め程度のアイテムとしか考えていなかったのですが、そんな私でも悔しさを覚えるほどに効果が感じられました。良いかもしれない！朝起きて、目の奥のズッシリした疲れが消えた
ロートV11の効果は、朝起きたときにも実感することができました。目覚めるといつも、目の奥にズッシリとした疲れが残っていたのですが、まるでどこかに消えてしまったかのように、それを感じることがなくなりました。慢性化していた目の疲れに効いているようです。ピント調整機能を回復したり、血行を促進して目の疲れを解消する成分が含まれているので、それらによる効果だと考えられます。ロートV11
ひんやりクールなさし心地。疲れ目をしっかり癒す11の有効成分。【第2類医薬品】 ロート製薬 ロートV11 13mL
【効果・効能】
〇目の疲れ 〇結膜充血 〇目のかすみ 〇目のかゆみ 〇眼病予防 〇目瞼炎 〇 紫外線その他の光線による眼炎 〇ハードコンタクトレンズを装着しているときの不快感
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ロートV11を購入・使用する上で注意したいこと
1滴でじゅうぶん
すべての目薬に共通する事ですが、「1度にさす量は一滴で十分」ということです。薬局の方も仰っていました。眼科の先生も同意見でした。1滴で沁みわたるように作られているのです。「仕事前だから気合いを入れて3滴！」とかは良くありません。1日5～6回の使用にとどめる
1日の点眼回数は5～6回が目安。ロートV11の箱にもそう書かれています。目に効果的に作用する成分が含まれているわけですから、過度の摂取はおすすめできないということでしょう。ロートV11には充血をとり除くための血管収縮成分が含まれています。過剰摂取してしまうと、本来の目の働きを阻害してしまう可能性があります。それを避けるためにも、1度につき1滴、1日に5～6回の点眼が目安とされています。強い効き目のあるものに依存しすぎるのはよくない、ということで私も説明書に書かれた用法を守りながら使っています。目薬の基本的なさし方
最後に目薬のさし方について。私も眼病を患うまでは知らなかった（実践していなかった）のですが、下まぶたを抑えながら点眼するというのが正解です。眼だけをカッと見開いて点眼している方は、下まぶたを抑えることで成功率がアップするのではと思います。ロートV11の“第2類医薬品”とは？
ロートV11は「第2類医薬品」です。外箱やボトルにも「第2類医薬品」の表記。一体どのような意味なのでしょう？薬局やドラッグストアで処方せん無しに購入できる医薬品を、OTC医薬品と呼びます。OTC医薬品は、大きく4つにジャンル分けできます。
1. 要指導医薬品
取扱に十分な注意が必要。インターネット販売不可。店舗でもすぐには手の届かないところに陳列しなければなりません。販売する際には、薬剤師が需要者からの聞き取りを行います。2. 第1類医薬品
副作用、相互作用などの項目で安全性上、特に注意を要するもの。販売できるのは薬剤師に限られ、書面による情報提供が義務化されています。インターネット販売可。3. 第2類医薬品（ロートV11など）
副作用、相互作用などの項目で安全性上、注意を要するもの。薬剤師だけでなく登録販売者が販売でき、専門家による情報提供も「努力義務」とされています。インターネット販売可。かぜ薬や解熱剤、鎮痛剤など日常生活で必要性の高い製品の多くが「第2類医薬品」に分類されています。ロートV11もこれに該当します。
4. 第3類医薬品
副作用、相互作用などの項目で、第1類医薬品や第2類医薬品に相当するもの以外のOTC医薬品。薬剤師だけでなく登録販売者が販売でき、専門家による情報提供も法律上の規定がありません。数字が大きくなるほど簡単に購入できる、と考えてください。もっとも厳しく規制されているのが「要指導医薬品」で、もっとも手軽に販売・入手できるのが、第3類医薬品です。
第2類医薬品であるロートV11を購入する際には、薬剤師・販売者の方に副作用・相互作用について訊ねてみると良いかもしれません。
パソコン・スマホの疲れ目に、目の覚める価格のロートV11を
1300円。安くはありません。私も値段を見たときは、「ありえない」「買える値段じゃない」と思いました。それでも、もしこれで疲れ目が解消されて、1300円以上の利益が得られるとしたら…。そう考えたのも事実です。私はパソコンに向かう時間が長く、日々疲れ目を実感しています。目の炎症によって、網膜剥離まで経験したことがあります。疲れ目のプロかもしれません。もしあなたが、目を休めても引くことのない疲れ目を実感されているのなら…それは炎症によるものかもしれません。
・スマホの画面を最大限まで暗くできるアプリを使って、目の疲れを軽減してください
まぶしいを解消！スマホ画面の明るさを下げて暗くするスゴ技アプリ
ロートV11シリーズは抗炎症成分を配合
「ロートV11シリーズ」は、ロート製薬の目薬で唯一、抗炎症成分を3種配合した目薬です。炎症の恐ろしさを体験した私は、ここに注目し、期待を寄せています。目薬をさしても改善されないようなら、できるだけ早期に病院に行くべきでしょう。炎症は恐ろしい。疲れ目のプロは言っています。1300円という驚くべき値段の目薬を購入した興奮から、勢いでこの記事を書いてみました。実は眼科に行ってきた帰りです。たいへん高価なので、おすすめできるものかはわかりません。もしかしたら数百円の商品を無理なく使い続けることがベストなのかもしれません。いずれにしても、目の健康には注意したいものです。
目薬に否定的だった“疲れ目のプロ”を驚かせた、ロートV11
冒頭でもお伝えしたとおり、私は目薬の効果・効能に対して疑心に満ちたままロートV11を購入しました。また、目の炎症による眼病で入院経験もあるほどの“疲れ目のプロ”でもあります（少なくともハイアマくらいには思っています）。「目薬なんてどれも変わらないし、効果を実感できたこともない。一番高いやつを買ってダメなら、もう目薬なんて信じない！」。結果として、ロートV11は期待を遥かに超える効果を発揮してくれました。目薬をさす時だけでなく、疲れ目になりそうな時も「ロートV11があるんだ」という安心感が大きいのです。
薬局・ドラッグストアで見つけてください
ここまで読んでいただいた方はきっと目薬への関心が強く、疲れ目を実感されている方だと思いますので、会社帰りや学校帰りにドラッグストアの陳列棚を覗いてみてください。1300円のありえない値付けがされたロートV11の雄姿を見ることが出来るでしょう。笑ってやってください。もしも心が動いたら、買ってみてください。直接的な効能だけでなく、1300円を支払うことで「元を取ってやる」という気持ちになれるので、仕事や勉強で結果がほしいという方は買ってみてもおもしろいのでは、と思います。
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ロートV11
やっぱり高い…！でも効果は強く実感できます。約1,384円
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【効果・効能】
〇目の疲れ 〇結膜充血 〇目のかすみ 〇目のかゆみ 〇眼病予防 〇目瞼炎 〇 紫外線その他の光線による眼炎 〇ハードコンタクトレンズを装着しているときの不快感
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追記
企業サイトの問い合わせフォームにて感想を申し伝えたところ、ロート製薬の方から直接お電話をいただきました。とても細かなところまでブログ記事を見ていただき、目薬について10分ほどお話しさせていただきました。私がレビューを書いた理由に、｢この小さな感動体験を誰かに伝えたい｣という思いがあったので、お電話で直接お話しできたことは大きな喜びでした。レビューを見てくださったという事実だけでも感激です。お客様サポートのMさん、真摯に対応していただき、どうもありがとうございました。ふとこぼれ出た関西なまりを耳にして、「そういえば、ロート製薬って大阪やったんやもんな…」と思い出しました。あまり長く話してはいけないと思い、しゃべりたい気持ちはグッと抑えましたが、XPERIAについての記事にも目を通していただいた優しさを忘れません。できれば、今季の阪神タイガースの展望について（主にゴメス来日2年目の活躍について）もお話したかったです。
開発・販売を担当される方はもちろん、お客様サポートの方々も一体となってユーザーに向き合うロート製薬さまの姿勢を、これからも応援させていただきたいと思います。どうもありがとうございました！
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