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2015年2月17日火曜日

サムスン16GBマイクロSDカード購入レビュー 激安&10年保証




サムスンのマイクロSDカードをAmazonで購入しました。

UHS-I対応、スピードクラス10、SDカード変換アダプター付きの16GBが1,130円。アダプター無しのモデルなら1,080円で買うことができます。国内向けメーカー正規品がこの安さ。鮮やかなパッケージに惹かれ購入したSAMSUNGのmicroSDHCカード16GBをレビューしたいと思います。

128GB 購入レポ サムスン128GBマイクロSDカードの購入レポートはこちらをご覧ください
夢の128GB microSDカード購入レビュー。スマホの大容量化を実現






私が買ったサムスンEVO microSDHCカードとは?

サムスンEVOシリーズ

私が購入したマイクロSDカードは、サムスンのEVOシリーズ16GB(SD変換アダプター付き)。アマゾンで1,130円でした。アダプター無しのタイプなら1,080円。サムスンのマイクロSDカードには「EVO」と「PRO」、2種類のラインナップがあります。ハイパフォーマンスモデルの「EVO」シリーズ、プロフェッショナルモデルの「PRO」シリーズ。どちらもUHS-I対応、スピードクラス10の超高速モデルです(⇒SAMSUNG EVOとPROの違い。サムスンmicroSDカードの選び方)。

スマホで使えるmicroSDカードの選び方5つのポイント。SDHCとSDXCの違い、UHS-Iがわかる!

PROはEVOよりも高価ですが、読出90MB/秒・書込80MB/秒という驚異的な転送スピードを誇るプロ仕様(16GBのみ書込50MB/秒)。私には48MB/秒のEVOで十分でしたので、安価なEVOシリーズ16GBを購入しました。安さで選ぶなら「EVO」シリーズ、転送スピードで選ぶなら「PRO」シリーズが正解です。EVOでも十分な転送スピードが確保されているので、コストパフォーマンスに優れたEVOがおすすめです。

私がサムスンEVO microSDHC 16GBを購入するに至った5つの理由を、挙げてみたいと思います。

Amazonで1,130円。SDカードアダプターが付属している


1. 鮮やかなオレンジのmicroSDカード

サムスンEVOシリーズmicroSDカードの特徴は、目を惹くカラフルなデザイン。オレンジ色のマイクロSDはとにかく目立つ。AmazonのマイクロSDカテゴリを見ても、真っ黒な製品ばかり。その中で異彩を放つ、オレンジのカード。手に取ってみようという気持ちにさせてくれる、メーカーの工夫が感じられます。

Amazonでも一際目立っていた、オレンジの外観


2. 1,080円で手に入る、国内向け正規品

サムスンEVO 16GBは、Amazonで1,080円(SDカードアダプター無し)。国内向けに用意されたメーカー正規品を、たった1,080円で買えることは驚異。国内向けメーカー正規品なので保証を受けることが出来ます。SDカードアダプターが必要な場合は、1,130円のアダプター付きモデルを選択できます。
ミラーレスカメラで使うことが目的だったので、私はSDカードアダプター付きモデルを選択しました。Amazonの購入画面で「アダプタ無」「アダプタ付」のタブをクリックして選択できます。

日本サムスン正規品
16GB microSDHCカード
48MB/秒の高速転送。UHS-I対応、スピードクラス10。防水・耐衝撃など5つの安心、10年保証。メモリ大手・サムスンの国内正規品は安心できる低価格。約1,080円
【日本サムスン正規品】16GB microSDHC 10年保証

ペンタックスQで使用するためにSDカード変換アダプター付きモデル(1,130円)を選択

付属の変換アダプターを介して、SDカードとして使える

通常のマイクロSDカードとして、スマホで共用する使い方も


3. 10年間の長期保証。5つの安全性能

サムスンのマイクロSDカード(国内向け正規品)は、10年間の長期保証。防水・耐温度・耐衝撃・耐磁・耐X線を備える5つの安全性能に加え、保証が受けられる安心を手にすることができます。

海水に24時間浸けても動作する防水性能などを備える


4. UHS-I対応。48MB/秒のハイスピード転送

サムスンEVOシリーズはUHS-I対応。最大48MB/秒のウルトラハイスピードな転送速度を実現しています。スピードクラスは10。UHS-I非対応機器で使用した場合はスピードクラス10が優先されるので、10MB/秒以上の転送速度で使うことができます。

スマホで使えるmicroSDカードの選び方5つのポイント。SDHCとSDXCの違い、UHS-Iがわかる!

UHS-I対応機器で使えば最大48MB/秒の転送スピード。スピードクラス10


5. 日本語で書かれた、日本向けパッケージ

サムスン製マイクロSDカードはパッケージまで日本向け仕様。説明書きなども日本語です。SanDisk(サンディスク)やTranscend(トランセンド)のパッケージは英語表記のみ。とても基本的なことですが、「日本語で書かれている」という安心感は、注文時のハードルを下げてくれるものです。マイクロSDの事は詳しくないという方が、製品を手に取るための動機にも繋がるのではないでしょうか。

※追記 パッケージの美しさと日本語説明の丁寧さに惚れ込み、「このアイデアがサムスンによるものなのか、ITGマーケティング社によるものなのか」を問い合わせてみました。パッケージデザイ ンについては公開情報ではなく、詳細をつたえることは出来ないとのことでしたが、即日ご返答いただいたことに感謝しております。サポートセンターの対応も迅速・丁寧だと感じました。

日本サムスン正規品 SAMSUNG EVO 16GB microSDHC 約1,080円

パッケージは両面どちらも日本語で書かれている

日本サムスン正規品
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サムスンって、マイクロSDカードも作ってたんだ

SAMSUNG(サムスン)が日本市場にマイクロSDカードを投入したのは、2014年5月。日本サムスンの販売特約店「ITGマーケティング」が製品を販売しています。「日本向けのマイクロSD」においてはいわば新勢力ですが、「NAND型フラッシュメモリ(※)」の分野では、サンディスク(米国)や東芝(日本)と世界シェアを争うトップ企業なのです。

※NAND型フラッシュメモリ=大容量データの記録に適したメモリ。1984年に東芝が開発。マイクロSDやSDカード、USBメモリなどのストレージデバイス、SSD(ソリッド・ステート・ドライブ)などがある。



日本市場に殴り込みをかける姿勢が気に入った

マイクロSDカードの海外有名メーカーといえば、トップブランドのSanDisk(サンディスク)や、アマゾンランキング上位常連のTranscend(トランセンド)。私もトランセンド64GBを最初に購入し、次にサンディスク32GBを買いました。サムスンは私の中で一番手でも二番手でもありませんでした。

3枚目となるマイクロSDはどのメーカーにしようか。そう迷った時に、心を動かしたのはオレンジのカラフルなデザインでした。容量の小さな16GBとはいえ、1,080円という圧倒的な安さ。スピードクラス10かつUHS-I対応(48MB/秒)の超高速仕様。10年間の保証があって、パッケージも日本市場を意識した美麗な作り。

さらには、すべて日本語による説明書き。「日本市場で勝ちに行く」という、明確な意気込みを感じました。買ってもらうために出来ることを、惜しげもなく追及する姿勢。そこに心を動かされて、サムスンのマイクロSDカードを購入した次第です。どんなに素晴らしい製品であっても、売れなくては無意味。サムスンの貪欲さは「面白い」と感じました。

Amazonでの販売価格も、トランセンドと思いきりかぶってます。16GB(UHS-I対応)は両社ともに1,080円。32GBも1,980円でまったく同じ。ただしトランセンドにはSD変換カードアダプターが付属し、サムスンには付属しません。64GBはトランセンドが100円安い3,880円となっていますが、サムスンが同社の販売価格を意識していることは明らかです。価格競争は大歓迎。私たちユーザーが安く製品を買えるなら、どんどんケンカしてほしいと思っています。



サムスンの失敗を笑うのか、見守るのか

日本におけるスマホ事業の苦戦が報じられたばかりのサムスン。このニュースを見て、業績不振という名の失敗を笑うことは簡単です。ネットニュースを見てもそのような声が目立っていたように思います。しかし、挑戦者なき市場というのはつまらない。競争がなければ私たちユーザーが新しい価値や価格を手にすることは困難だと思うのです。

繰り返しになりますが、一番手ではありません。三番手です。会社紹介の記事まで書いたように、私のファースト・チョイスはTranscend(トランセンド)。次に、信頼と実績のあるサンディスク。アマゾンの販売ページをチェックするまで、サムスンがマイクロSDカードを販売している事実すら知りませんでした。ニコンがようかんを販売している事実を知ったとき以来の、ちいさな衝撃です。

ニコンDf Special Gold Editionと、2千円前後で買えるニコンようかん


Galaxy Note Edgeに見る、サムスンの挑戦

サムスンという企業に対する思い入れは一切ありません。自分の好きな企業(ソニー!)以外に関しては、知識もなければ関心もないのです。好きだと叫ぶ情熱はあっても、叩くほどの熱意と時間までは持ち合わせていません。

サムスン製品には心を惹かれる事のなかった私も、Galaxy Note Edgeの曲面ディスプレイには魅力を感じました。あっと言わせる外観のスマホが久々に登場したな、と。近年のソニーXPERIAは初代Z(SO-02E)で「おっ」と思わせるデザインを示してくれましたが、その後のZ2、Z3は正常進化どまりだと感じています。洗練されている、というのが正しいのでしょうが、ドキドキは少なくなった。

そんな中で、サムスンをはじめとする他社がアクセルを踏み込み、320km/hで暴走するかのように奇抜なデザインの新製品を発表している様は、とても新鮮に映るのです。ソニーももっと攻めてほしい、と思ったりするわけです。

曲面ディスプレイ採用のサムスンGalaxy Note Edge


失敗しても、嫌われても、攻め続けてほしい

このギャラクシー・ノート・エッジ。日米など数カ国のみで発売された限定機種のようです。世界で最初に販売開始されたのが、日本。報道によれば、「日本では数万台しか売れていない」との事で、事実ならば成功とは言い難い結果でしょう。

「おもしろい。だけど実用するにはどうなんだろう」。これが私の本音であり、GalaXy Note Edgeのチャレンジを見守る方々の一般的な意見ではないかと思います。だからこそ、ソニーも堅実な進化を望み、デザインに大きな変更を加えることなくZシリーズを進化させているのでしょう。そのようなことをインタビュー記事で見た覚えもあります。

高級感を漂わせるソニー・XPERIA。誰もが認めるデザインのアップル・iPhone。ブランドイメージも手伝って、日本では2社の存在感が群を抜いています。2014年のスマホ販売台数シェアは1位アップル(55.8パーセント)、2位ソニーモバイルコミュニケーションズ(12.7パーセント)、3位シャープ(10.8パーセント)。今後数年でこの構図が大きく崩れることはあるのでしょうか。1位のアップルは圧倒的だとしても、2位以下にその可能性は残されているように思います。そして、ここに食い込むためには大きなチャレンジと、ユーザーが真に望んでいる価値の提供が必要だと感じます。

失敗しても攻め続けてほしい。嫌われても、貫いてほしい。そう思うのは、亀田三兄弟のような嫌われ者を応援したくなる者の性(さが)なのかもしれません。



Good luck, SAMSUNG.

スマホ市場ではチャレンジを続け、成功と失敗を繰り返してきたサムスン。マイクロSDカードの日本市場への挑戦は、果たしてどのような結果が待っているのでしょうか。ソニーXPERIAユーザーであり、トランセンドとサンディスクをmicroSDカードのファーストチョイスしてきた私は、サムスンの挑戦を見守りたいと思います。

購入したSAMSUNG EVO microSDHC 16GBは何の問題もなく使用できており、愛用のPENTAX Qでさっそく活躍しています。Good luck, SAMSUNG. 挑戦する姿勢を応援しています。

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