メニュー

2015年5月4日月曜日

ミニ三脚おすすめ1位~6位の良い点ダメな点を徹底解説します




スマホで使えるミニ三脚のおすすめ商品をご紹介します。長所・短所を解説しますので、どんな人が買うべきミニ三脚なのかが分かります。Amazonランキング1位~6位の商品を中心に、マンフロットやベルボンなどの人気メーカー、ゴリラポッドなどの人気ミニ三脚・小型三脚を特集します。

いずれの商品も、スマートフォンを取り付けるためにはスマホ用三脚アダプターが必要になります。持っていない方は、ミニ三脚と合わせてご購入ください(このような製品です⇒スマホ三脚アダプターのおすすめはこれ!信頼と安心で選ぶETSUMIスマートフォンアダプターL)。記載の価格、Amazonランキング順位などは2014年5月3日現在のデータです。





amazon人気1位 マンフロット PIXI



購入レビュー マンフロットPIXI購入レビュー。iPhoneスマホの動画撮影で使うミニ三脚

amazonベストセラー1位(卓上三脚・ミニ三脚カテゴリ)。約2,218円という安さで手に入れることができるミニ三脚、PIXI(ピクシー)。人気の大きな理由は、イタリア三脚メーカー・Manfrotto(マンフロット)の製品であるということ。赤いマンフロットのロゴマークが特徴的です。カラーバリエーションは4色。ブラック(黒)、ホワイト(白)、レッド(赤)、ピンク。

本格的なマンフロット三脚は高価なものですが、ミニ三脚であれば人気ブランドも低価格で買うことができます。YouTuberの方が紹介している動画を見た、という方もいるのではないでしょうか。近年のマンフロットはSNS(ソーシャルメディア)展開に注力しており、ネット上でマンフロット製品を目にする機会も増えています。


安くてオシャレ、人気1位のミニ三脚が欲しい人におすすめ

「三脚選びに頭を悩ませたくない」という方は、Amazonベストセラー1位のマンフロットPIXIを購入してOKだと思います。脚を折りたためばグリップのようにして握ることができるので、カメラを持ち歩きながら動画を撮影する、というスタイルで使用が可能です。耐荷重は1kgなので、ミラーレスカメラや軽量なデジタル一眼レフであれば十分に対応できます。マンフロット製品であるということも、所有する喜びを満たしてくれます。カメラ好きな年配の方に見せれば、「マンフロットってこんな製品も出してたのかあ」と驚かれるかもしれません。持ち歩きたくなるスタイリッシュなデザインもポイントの一つです。

マンフロット
ミニ三脚 PIXI
Amazonベストセラー1位の、イタリア・Manfrotto社のミニ三脚。耐荷重1kg。4色から選べます。Manfrotto ミニ三脚 PIXI ブラック MTPIXI-B

Manfrotto マンフロット
PIXI EVO ミニ三脚
耐荷重2kg。開脚角度2段階。脚の長さ5段階・調整可能。2015年10月発売の新製品。大人気PIXI後継機。マンフロットPIXI EVO


購入レビュー マンフロットPIXI購入レビュー。iPhoneスマホの動画撮影で使うミニ三脚



amazon人気2位 JOBY ゴリラポッド



Amazonミニ三脚カテゴリ2位の商品。クネクネと脚が曲がる三脚、ゴリラポッドという製品名を耳にしたことがある方は多いと思います。このクネクネ曲がる三脚の元祖がJOBY(ジョビー)のゴリラポッドなので、本物を買いたいという方はコレを購入して下さい。万人にはおすすめできませんので、「どんな人が買うべき?」の項をご参照ください。

脚がクネクネ曲がることのメリットですが、マイクスタンドやポール、木の幹などの棒状のものに脚を絡ませ巻き付けることで固定が可能。足場の悪いデコボコした場所でも、脚を曲げることで接地するポイントを見つけることができます。柵やフェンスなどに脚を巻き付けても使えます。

この製品は、脚の先にマグネットが付いたタイプです。磁石が付くような金属であれば、ミニ三脚を取り付けることが可能。クイックシュ―(部品の名前)が付属するので、カメラを素早くミニ三脚に装着することができます。クイックシュ―をカメラの三脚ねじ穴に取り付けておけば、三脚側の受け皿にカチっとはめるだけで装着ができます。くるくるとネジを回す必要がなくなるので快適です。


巻きつけたり、絡ませて固定する撮影シーンにおすすめ

脚がクネクネ曲がることで柵やフェンス、棒状のものに巻きつける使い方を想定されている方にはおすすめしますが、一般的な三脚のスタイルで使いたい方にはおすすめしません。撮影のたびにクネクネしている脚を調整して水平を取る必要があり、手間に感じるからです。私もJOBYゴリラポッドを所有していますが、特殊な使い方(巻きつける)以外では積極的に使いたいとは思いません。ご自身の撮影がどのようなスタイルであるかを把握して、脚を巻きつける必要がある撮影ならば購入してみてください。

JOBY ジョビー
ゴリラポッド マグネティック
脚がクネクネ曲がるミニ三脚。巻き付けて固定することができます。脚先にマグネットが付いたタイプ。Amazonミニ三脚カテゴリ2位。約1,700円
JOBY ミニ三脚 ゴリラポッド マグネティック ブラック/レッド 001513



amazon人気3位 ベルボン CUBE



Amazonミニ三脚カテゴリ3位の商品。私も気になって目をつけていました。CUBE(キューブ)最大の特徴は、三脚を素早くセッティングできること。三本の脚を同時に、一気に引き出すことができるため、“世界最速セッティング”(Velbonによる)が可能です。しまう時も、三本の脚を同時に押し込むだけ。旅行先などで他の人を待たせることがありません。優れた機能性については、下記のYouTube動画を見ていただくほうが早いでしょう。



Amazon評価185件中113人が星5つを付けており、平均評価は4.4。非常に好評です。ただし、購入前に製品特性をよく理解しておく必要があります。まずこのVelbon(ベルボン)社・CUBEは、トラベル三脚と呼ばれるカテゴリに属する製品です。旅行用ミニ三脚として、場所をとらないコンパクトさ、携行性を最優先に作られています。当然、本格的な三脚とは作りが異なり、耐荷重は400グラム。コンパクトデジタルカメラや、スマホでの使用を前提として設計されています。この製品に本格的なデジタル一眼レフや重量級ミラーレスなど、400グラムを超えるカメラを取り付けることはできません。脚にも特徴があり、通常の三脚とは比にならないほど細いものです。細い脚をしならせて安定させるという特徴があるので、脚が貧弱であることにツッコミを入れてはいけません。旅行用三脚として、携行性、軽量であることを最優先した製品です。


小型軽量、即セッティングできる旅行用・ミニ三脚が必要な人におすすめ

携行性に優れたミニ三脚でありながら、ある程度の高さ(三脚の全高)がほしい方におすすめです。卓上タイプのミニ三脚では、高さを稼ぐことができません。Velbon(ベルボン)のトラベル三脚・CUBE(キューブ)は全高94cmなので、旅先での撮影に活躍させることができます。テーブルの上に置くような類の三脚ではないので、室内使用を目的とされる方の購入候補にはなりません。素早いセッティングが最大の特徴であるベルボン・CUBE(キューブ)は、面倒な三脚の組み立てから解放されたいという方、400グラムまでのコンパクトデジタルカメラやスマホを取り付けて撮影される方におすすめです(スマホへの取り付けは別途スマホ用の三脚アダプターを購入する必要があります)。Velbon(ベルボン)が日本の有名三脚メーカーであることも、信頼できるポイントの一つです。

Velbon ベルボン
CUBE(キューブ)
アルミ製(390g)の旅行用三脚。素早いセッティングが可能。耐荷重400g。全高94cm。約3,591円
Velbon 三脚 CUBE 8段 小型 自由雲台 アルミ製




amazon人気4位 ベルボン EX-Macro



製品名「EX-Macro(マクロ)」が示す通り、マクロ撮影などローポジションに特化したミニ三脚です。Amazonランキング4位の理由は、おそらくは約2,500円という低価格で販売されていることによるものと思われます(定価9,800円)。フル開脚ボタンを押すと、脚がベターっと伸びるので、ローポジション撮影が可能。花・植物の接写などに便利です。重量578グラムのアルミ製ミニ三脚なので持ち運びも苦になりません。

そこそこの大きさがあり、卓上三脚・ミニ三脚というよりは小型三脚と呼べるものです。テーブルに置いて撮影するには大きすぎるので、気軽に持ち運べるミニ三脚をお探しの方には不向きだと思います。脚が3段まで伸びて、高さが最大56.3cmになるので、三脚の高さ調整を必要とされる方が購入してください。耐荷重は約1.5kgなので、デジタル一眼レフも対応できます。


マクロ撮影もできる、低価格な三脚が欲しい人におすすめ

製品名「EX-Macro」のとおり、花や植物などのマクロ撮影が目的の方に向けた製品です。しかしそれは機能の一部にすぎないので、マクロ撮影をしない方であっても2,500円という安さで買ってもOKだと思います。ただし三脚の作り自体は高級なものではありませんので、本格的な撮影、三脚を必要とされるなら後ほどご紹介するSLIK(スリック)のミニ三脚、Velbon(ベルボン)のミニ三脚を購入してください。ベルボン・EX-Macroの特徴は、ある程度の作りの小型三脚を2,500円という安さで手に入れられる事だと思います。

Velbon ベルボン
EX-Macro
マクロ撮影に適したローポジションが可能なミニ三脚。Amazonミニ三脚カテゴリ4位。そこそこの作りの小型三脚を安く手に入れたい方に。約2,500円
Velbon EX-Macro 3段 3Way雲台クイックシュー付き アルミ製



amazon人気6位 METRIX 卓上ミニ三脚


METRIXミニ三脚の特徴は、折りたたんだ時にカメラグリップのように握ることができる形状です。ピストルのように握ることができるため(ピストルグリップ)、歩きながらの動画撮影で活躍させることができます。

ピストルグリップを握って動画撮影したい人におすすめ

METRIX(メトリックス)ミニ三脚・最大のポイントは、折りたたんだ時にピストルグリップ形状になること。したがって、屋外でビデオを回しながら歩き撮りしたいという方に適した製品です。角度調整が可能な点も好評を博しています。Amazonレビューでは「若干のガタがあるため、歩きながらの動画撮影でカタカタして気になる」という意見がいくつか見られました。精度の高い作りではなく、値段相応の作りなのでしょう。個体差による当たり外れも考えられそうです。気軽な動画撮影であれば活躍しそうですが、本格的に使い倒そうとなると作りの甘さが気になるかもしれません。私が歩行録画で使うミニ三脚を購入するならば、多少高くても他の製品を検討するかもしれません。レビュー評価に目を通して購入されることをおすすめします。

METRIX メトリックス
卓上ミニ三脚
折りたたむとピストルグリップ形状になり、歩行ビデオ録画などに活用できます。耐荷重800g。Amazonミニ三脚カテゴリ6位。約960円
METRIX カメラグリップにもなる 卓上ミニ三脚





私のおすすめミニ三脚は、ベルボン ULTRA 353 mini



購入レビュー Velbon本気のミニ三脚ULTRA MAXi miniはスマホやミラーレスに最適
353/453/553の違い Velbonミニ三脚 ベルボンUltra 353・453・553 miniの違い

ミラーレスカメラやデジタル一眼レフ(軽量モデル)でも本格的に使える、Velbon(ベルボン)の人気商品・ULTRA mini(ウルトラ・ミニ)。シリーズ最小の353です(他に453、553などのモデルがあります)。Amazon価格は10,620円と高価ですが、定価15,700円に見合った堅牢な作りのミニ三脚です。耐荷重1.5kg。折りたためば500mlペットボトルよりも低くなり、コンパクトに持ち運べるミニ三脚です。マクロ撮影可能なローポジションに対応。

私はVelbon(ベルボン)のULTRA MAXi miniというミニ三脚を所有していますが、一般的な大きさの三脚をそのまま小型化したかのような高精度な作り、堅牢な作りが気に入って長年愛用しています。ULTRA 353 miniも、この記事でご紹介する商品の中では最も本格的なミニ三脚と言えます。ULTRA 353 miniは2015年3月発売のニューモデルですが、2011年発売・ULTRA MAXi mini IIIはほぼ同じスペック・外観を持つミニ三脚です。型落ちモデルとして安く買うことが出来るので、発売時期にこだわりがなければ、ほぼ同等性能のULTRA MAXi mini IIIもおすすめです(製品画像たっぷりでULTRA MAXi miniをレビューしています⇒Velbon本気のミニ三脚ULTRA MAXi miniはスマホやミラーレスに最適)。

スマホ・ミラーレス・一眼レフで本格的な撮影を楽しみたい人におすすめ

Velbon(ベルボン)は、日本の三脚メーカーとして実績・信頼のある企業です。ULTRA mini(ウルトラ・ミニ)は同社の人気ミニ三脚シリーズ。手にした時の質感が、ほかのミニ三脚とは明らかに違います。スマートフォンでの撮影はもちろん、1.5kgまでのミラーレスやデジタル一眼レフを用いた本格的な撮影にも対応できます。安くて作りの不安定なミニ三脚を使うよりも、高い人気と信頼性を誇るVelbon ULTRA miniシリーズを購入されることを私はおすすめします。スマホでの撮影のみを考えている方にはオーバースペックとなりそうなので、他の製品(Manfrotto PIXIなど)をおすすめします。

Velbon ベルボン
ULTRA 353 mini
ベルボンのミニ三脚。ユーザーに愛され続ける高い信頼性、高い人気を誇る製品です。2015年3月発売の新製品。定価16,956円。約10,620円
Velbon ULTRA 353 mini 5段・自由雲台付 アルミ製

353/453/553の違い Velbonミニ三脚 ベルボンUltra 353・453・553 miniの違い

Velbon本気のミニ三脚ULTRA MAXi miniはスマホやミラーレスに最適



※ミニ三脚にスマホを取り付けるには、アダプターが必要です

ご紹介した三脚をスマートフォン撮影で使用する場合、スマートフォンを取り付けるアダプターが必要になります。どれを選んでも良いのですが、私は写真用品メーカー・ETSUMI(エツミ)の「スマートフォンアダプター」をおすすめしています。詳しい製品レビューを行っておりますので、ぜひご覧ください。スマホ用・三脚アダプターは中国製ばかりなので、信頼できる輸入元を見極めることがカギとなります。ETSUMIは1955年設立の歴史ある写真用品メーカーであり、フィルムカメラの時代から愛されてきた企業です。アダプター自体は中国製ですが、Amazon出店の中では唯一知名度のある会社なので、ETSUMI(エツミ)をおすすめしております。

■スマホ三脚固定ホルダーのおすすめ商品をまとめました
スマホを三脚に固定するためのホルダーおすすめ3選

■詳しくレビューしています
スマホ三脚アダプターのおすすめはこれ!信頼と安心で選ぶETSUMIスマートフォンアダプターL

■Manfrotto製のアダプター
マンフロットSMART Clamp使用レビュー スマホで使う三脚ホルダー

【Amazonオリジナル】 ETSUMI エツミ
スマートフォン三脚アダプターL
長時間の動画撮影、自撮り、ブツ撮りに便利なスマホ三脚ホルダー。幅48~68mmのスマートフォンで使えます。
【Amazon.co.jp】 ETSUMI スマートフォンアダプターL(E-6451)

【Amazonオリジナル】 ETSUMI エツミ
スマートフォン三脚アダプターLL
幅65~98mmの大きめスマートフォンで使えます。XPERIA Z UltraやiPhone 6 Plusにも対応する大型タイプです。
【Amazon.co.jp】 ETSUMI スマートフォンアダプターLL(E-6610)

マンフロット
SMART Clamp
三脚にスマートフォンを固定するためのホルダー。Manfrotto PIXIなどのミニ三脚と相性ばっちり。強力ホールド&滑り止めラバー



まとめ。Manfrotto PIXIと、Velbon ULTRA 353 miniがおすすめです

合計7個のミニ三脚をご紹介しました。結論としては、安さ重視で人気の高いミニ三脚が欲しい方にはManfrotto PIXIをおすすめします。約2,218円というロープライスで、デザイン性に富んだイタリア三脚メーカーの製品を手に入れることができます。
ミラーレスやデジタル一眼レフでも使える堅牢・上質な作りの本格ミニ三脚が欲しい方にはVelbon ULTRA 353をおすすめします。2015年3月に発売されたばかりの新製品です。私もULTRAシリーズの初代をずっと愛用しており、精度、信頼性などにおいて大満足しています。スマホ撮影はもちろん、ミラーレスや一眼レフの撮影でもバンバン活用しています。(Velbon本気のミニ三脚ULTRA MAXi miniはスマホやミラーレスに最適)。

マンフロット
ミニ三脚 PIXI
Amazonベストセラー1位の、イタリア・Manfrotto社のミニ三脚。耐荷重1kg。4色から選べます。約2,218円
Manfrotto ミニ三脚 PIXI ブラック MTPIXI-B

Manfrotto マンフロット
PIXI EVO ミニ三脚
耐荷重2kg。開脚角度2段階。脚の長さ5段階・調整可能。2015年10月発売の新製品。大人気PIXI後継機。マンフロットPIXI EVO


購入レビュー マンフロットPIXI購入レビュー。iPhoneスマホの動画撮影で使うミニ三脚

マンフロット三脚ホルダー マンフロットSMART Clamp使用レビュー スマホで使う三脚ホルダー

ベルボン三脚ホルダー Velbonスマートフォンホルダー|安心感で選ばれる三脚固定アダプター

ソニーα7RII、α7SII、α7II、どれを買えば正解なのか?