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2016年4月29日金曜日

RAGE AGAINST THE MACHINE名曲おすすめ|怒り全開のラップメタル



Rage Against The Machine代表曲・名曲おおすすめ

強烈なラップメタルで90年代オルタナティブ・ロックを制した伝説的バンド・Rage Against The Machine(レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン)の代表曲・おすすめの人気曲を、サビから始まるYouTube動画でまとめてお聴き下さい。

■この記事で紹介した曲を連続視聴できるYouTubeプレイリストを作成しました。
YouTubeRage Against The Machine人気曲おすすめ






Guerrilla Radio(1999)




レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン(Rage Against The Machine)の代表曲として最も有名な作品のひとつ、「Guerrilla Radio(ゲリラ・レディオ)」。

サビで歌われる「Lights out!Guerrilla Radio(灯りを消せ、ゲリラ・レディオだ)」という歌詞がキャッチーかつインパクト大。

1999年リリースの3rdアルバム「The Battle of Los Angeles」2曲目に収録されました。グラミー賞・最優秀ハードロックパフォーマンス賞・受賞作品。総合格闘技「プライド-PRIDE」のオープニングテーマとしても有名な、Rage Against The Machineの名曲です。



Sleep Now In The Fire(1999)




強烈な怒りに満ちた歌詞と、それを伝えるヘヴィなサウンド。「炎のなかで眠れ」と題された楽曲「Sleep Now In The Fire(スリープ・ナウ・イン・ザ・ファイア)」は、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの中でも高い人気を誇る作品。

90年代のオルタナティブロックを牽引してきた王者・Rage Against The Machineの勢い、破壊力、規格外の音楽性がにじみ出た一曲。3rdアルバム「The Battle of Los Angeles」5曲目に収録されています。

「Sleep Now In The Fire」のミュージックビデオは、映画監督のMichael Moore(マイケル・ムーア)がディレクターを務め、ニューヨーク証券取引所前でゲリラ的に撮影されました。撮影直後にマイケル・ムーア監督がロサンゼルス市警によって逮捕されたという逸話があります。

映像の64秒あたりで掲げられたボードには、「Donald J Trump For President 2000」の文字。2016年のアメリカ大統領選挙に出馬したドナルド・トランプ氏を、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンが16年も前にネタにしていたことが話題となりました。



Wake Up (1992)




私が一番好きなレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのナンバー「Wake Up(ウェイク・アップ)」。

1999年公開の大ヒット映画「The Matrix(マトリックス)」のエンディングでも使用された楽曲です。

Zack de la Rocha(ザック・デ・ラ・ロッチャ)が繰り出す貫禄たっぷりのスローなラップ、うねるようなグルーヴがたまらないTom Morello(トム・モレロ)のギター。いつの時代も色褪せぬRage Against The Machineの名曲だと感じます。1stアルバム「Rage Against The Machine」に収録。

Marilyn Manson(マリリン・マンソン)が歌うメインテーマ「Rock Is Dead」、エンディングをクールに締めるRage Against The Machineの「Wake Up」、全世界をあっと言わせたワイヤーアクション。高校生の頃に劇場で観た映画「マトリックス」の衝撃は計り知れないものでした。監督のウォシャウスキー兄弟は「Wake Up」を聴きながら脚本の大部分を書き上げた、ということです。その後、ウォシャウスキー兄弟は2人とも性転換手術を行い、“ウォシャウスキー姉妹”となったことをつい最近知りました。

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Know Your Enemy(1992)




反戦・反権威主義について書かれた楽曲「Know Your Enemy(ノウ・ユア・エネミー)」。

“己の敵を知れ”と歌われる本作では、Compromise(妥協・和解)、Conformity(協調・服従)、Assimilation(同化)、The Elite(エリート)といった存在を“敵”とし、曲の最後で「All of which are American dreams(それらはつまり、アメリカン・ドリームのことだ)と繰り返しています。「アメリカは自由の国」であるとしながらも、一部のエリートによって操られるアメリカ政府を痛烈に皮肉った作品。

レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのデビューアルバム「Rage Against the Machine」6曲目に収録。ロックバンド・Tool(トゥール)のボーカル・Maynard James Keenan(メイナード・ジェームス・キーナン)がゲストボーカルで参加しています。



No Shelter(1998)




「ここに避難所など無い(There be no shelter here)」と繰り返される歌詞が印象的な「No Shelter(ノー・シェルター)」。

1998年公開の映画「Godzilla(ゴジラ)」のサウンドトラックに収録されました。曲中にも「Godzilla, pure motherfucking filler(ゴジラはおとり) Get your eyes off the real killer(本物の人殺しから目を背けるための)」という歌詞が登場。

ミュージックビデオの中に映り込むビルボードにも、映画「ゴジラ」の宣伝で使われたコピー「Size Does Matter(大きさがものを言う)」をもじったフレーズ(Justice does matter!/History does matter!/Inequality does matter!/Imperialism matters!)を見つけることができます。



Killing In The Name(1992)




1992年11月2日にリリースされたRage Against The Machineのデビューシングル「Killing In The Name(キリング・イン・ザ・ネーム)」。

警察による残虐行為・人種差別を痛烈に非難した楽曲です。

ロサンゼルス暴動に関与した4人の警官に対し無罪評決が下された6ヵ月後に「Killing In The Name」がリリースされたこともあり、歌詞の内容は「暴力を仕事とする警官連中のいくらかは“the same that burn crosses(白人至上主義団体のKKK)”である」といったような過激なものになっています。

Rage Against The Machineは、バンド名の“機械に対する怒り”が意味する通り、政治・権力・白人主義・大資本といった“機械のように冷徹な社会構造”に対し、音楽を通じて政治的主張を繰り返してきました。レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの政治的主張は楽曲だけにとどまらず、反戦コンサートの開催、ニューヨーク証券取引所の前でのゲリラライブなど、実際の政治活動にまで及んでいます。



Calm Like A Bomb(2000)




Zack de la Rocha(ザック・デ・ラ・ロッチャ)の破裂するようなラップ、繰り返される「What ya say, what ya say, what ya say, what?」のフレーズが印象的な「Calm Like A Bomb(カーム・ライク・ア・ボム)」。

映画・The Matrix Reloaded(マトリックス・リローデッド)のエンディングで使用され、サウンドトラックにも収録されました。

歌詞中で連呼される「Ignite(イグナイト)」は“発火する”という意味。爆弾のような静けさでだんまりを決め込む連中に対し、「何か言ってみろよ」とけしかけるかのようなザック・デ・ラ・ロッチャの挑発的なラップがたまりません。トム・モレロの変態的なギターサウンドからも、Rage Against The Machineの攻撃性、白人主義や大国アメリカに対する痛烈な批判・皮肉を反映した過激な政治的主張を垣間見ることができます。



Rise Up / Cypress Hill featuring Tom Morello




2010年にリリースされたCypress Hill(サイプレス・ヒル)の8thアルバム「Rise Up(ライズ・アップ)」。

アルバムタイトル曲である「Rise Up」に、Rage Against The Machineのギタリスト・Tom Morello(トム・モレロ)が参加。全体的にレイジ色の強いアッパーな作品に仕上がっています。

ヒップホップグループ・Cypress Hill(サイプレス・ヒル)は、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンと同じカリフォルニア出身。1991年結成という点でも共通しています。2000年発表の名曲「(Rap) Superstar」をプレイリストに入れてあるので、「Rise Up」が気に入った方は聴いてみて下さい。Rage Against The Machineはカバーアルバム「Renegades(レネゲイズ)」の中で、Cypress Hill「How I Could Just Kill a Man」をカバーしています。

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The Imperial March / Rage Against The Machine




映画Star Wars(スター・ウォーズ)の象徴的音楽「The Imperial March(インペリアル・マーチ)」。

ご紹介するのは、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンによってカバーされたバージョンです。Metallica(メタリカ)やGreen Day(グリーン・デイ)といった大御所バンドによってもカバーされてきた名曲「インペリアル・マーチ」。原曲はアメリカの作曲家・John Williams(ジョン・ウィリアムズ)によって書かれました。

Rage Against The Machineのギタリスト・Tom Morello(トム・モレロ)は、2006年にStreet Sweeper Social Club(ストリート・スウィーパー・ソーシャル・クラブ)を結成。そのライブ中でRage Against The Machineバージョンの「The Imperial March」をプレイし、オーディエンスを盛り上げています。



Bombtrack(1992)




レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの代表曲「Bombtrack(ボムトラック)」。

1992年にリリースされたデビューアルバム「Rage Against The Machine」のオープニングを飾る1曲目に収録されました。

アルバムのアートワークには焼身自殺した僧侶の写真が使われていますが、シングル「Bombtrack」のジャケットには革命家チェ・ゲバラの有名な写真“Guerrillero Heroico(英雄的ゲリラ)”が使用されています。

私も大学生のときにチェ・ゲバラのポスターを部屋に貼り、教科書にはRage Against The Machineのステッカーを貼っていた思い出があります。Linkin ParkやLimp Bizkitといったオルタナティブ・メタルがシーンを賑わせていた90年代ですが、Rage Against The Machineが放つヘヴィなサウンド、マシンガンのように繰り出されるラップ、怒りに満ちた強烈なメッセージは異次元の存在であったように思います。

■この記事で紹介した曲を連続視聴できるYouTubeプレイリストを作成しました。
YouTubeRage Against The Machine人気曲おすすめ




Rage Against The Machine アルバムCD・ディスコグラフィ

レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンは、3枚のオリジナルアルバムと1枚のカバーアルバムをリリースしています。

残念ながら、ベストアルバムは発売されていません

Rage Against The Machineのおすすめアルバムは、1992年発表のデビューアルバム「Rage Against The Machine」。代表曲の「Bombtrack」「Killing in the Name」「Bullet in the Head」、私も大好きな「Wake Up」「Know Your Enemy」も収録。バンド名を冠した「レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン」は1stアルバムにして最強の名盤、最初に聴く一枚としておすすめできるアルバムです。

Rage Against The Machine
Rage Against The Machine
1992年発表のデビューアルバム。「Bombtrack」「Wake Up」「Know Your Enemy」


2ndアルバム「Evil Empire」は1996年リリース。「People of the Sun」「Bulls on Parade」「Down Rodeo」などの人気曲が収録されています。1999年リリースの3rdアルバム「The Battle of Los Angeles」には「Guerrilla Radio」「Calm Like a Bomb」「Sleep Now in the Fire」などの名曲が収録されています。2ndアルバム、3rdアルバムは共に全米アルバムチャート1位を獲得。

Rage Against The Machine
Evil Empire
1996年発表の2ndアルバム。「People of the Sun」「Bulls on Parade」「Down Rodeo」


Rage Against The Machine
The Battle of Los Angeles
「Guerrilla Radio」「Calm Like a Bomb」「Sleep Now in the Fire」


2000年に発表されたカバーアルバム「Renegades」には、The Rolling Stones(ローリング・ストーンズ)やBruce Springsteen(ブルース・スプリングスティーン)、 Bob Dylan(ボブ・ディラン)の楽曲カバーが収録されています。私のおすすめはMC5「Kick Out the Jams」、Cypress Hill「How I Could Just Kill a Man」のカバー。

Rage Against The Machine
Renegades
2000年発表のカバーアルバム。The Rolling Stones、Bob Dylan、Bruce Springsteen、MC5、Cypress Hillらのカバーソングを収録

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