夏の終わりにピッタリはまる、センチメンタルなEDMのおすすめ曲をご紹介。夏の暑さや、海での思い出、生ぬるい潮風や波音の心地よさを感じさせつつも、初秋のせつなさを誘い出してくれるEDMソングを集めました。8月の終わりから9月にかけてが良く似合う、涼しげでせつないEDMの名曲をお聴き下さい。
■この記事で紹介した曲を連続視聴できるYouTubeプレイリストを作成しました。
YouTube：夏の終わりに聴く、EDMのおすすめ
パリピの夏を盛り上げるEDM人気曲｜チャラいEDMの定番曲まとめ
Hey / Afrojack
オランダのDJ・アフロジャック（Afrojack）と、友人のシンガー・Fais（フェイス）によるコラボ曲「Hey」。歌詞中で使われている「Hey（ヘイ）」という呼びかけは、ガールフレンドに対するもの。しかし、センチメンタルなAfrojackのサウンドもあいまって、過ぎ去る夏の思い出に「Hey」と呼びかけているかのような切なさも感じられる一曲です。8月の終わりから9月にかけてがピッタリはまる、哀愁のEDM。
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Bring Back The Summer / Rain Man
姉妹DJ・クルーウェラ（Krewella）のプロデューサー兼DJとして活躍した、Rain Man（レインマン）が、クルーウェラ脱退後にリリースした楽曲、「Bring Back The Summer」。
“あの夏をもう一度”と歌うOly（オリー）のせつないボーカルと、ドラマチックなEDMサウンドが、夏の記憶をあざやかに蘇らせてくれます。
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Cold Water / Major Lazer
2015年にリリースした「Lean On」が世界規模の大ヒットを記録したメジャー・レイザー（Major Lazer）。2016年7月リリースの「Cold Water」は、ジャスティン・ビーバー（Justin Bieber）とのコラボ作品。「Lean On」でおなじみの女性シンガー・MØ（ムー）も加わり、2016年最強コラボソングの一つと言える力強さを解き放っています。
冷水のようにヒンヤリとしたトーンで歌い上げる、ジャスティンのボーカル。深海のようにディープなMajor Lazerのサウンドが重なり合うことによって、夏の終わりと秋の訪れ、恋の終わりや始まりを予感させる一曲に仕上がっています。
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Closer / The Chainsmokers
「Roses」や「Don't Let Me Down」など、大ヒットソングを連発している2人組DJ・The Chainsmokers（ザ・チェインスモーカーズ）。2016年7月に発表された「Closer」は、夏のビーチと思い出を喚起させるメロウな一曲。
ミュージックビデオ公開から1ヵ月で1億回再生を達成している、サマーEDMの新定番。全米1位・全英1位を獲得。物寂しげで憂いを帯びたメロディは、夏の終わりにもフィットします。
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I Wanna Know / Alesso
スウェーデンのDJ・アレッソ（Alesso）が2016年4月にリリースした、「I Wanna Know」。トロピカルなギターサウンドが、浜辺に吹き抜けるそよ風のように優しく響き渡る作品。
海水浴やビーチパーティーの帰り道、疲れきった車内で「I Wanna Know」が流れたら…、たちまち“心地よい疲れ”に変わるくらい、癒しにあふれたサマーソング。9月開催の「ULTRA JAPAN 2016」の帰り道で聴けば、EDMに彩られた夏の思い出が美しく刻まれそうと思える一曲です。
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Freak (Sam Feldt Remix) / R3HAB & Quintino
EDMシーンきっての盛り上げ役・R3HAB（リハブ）とQuintino（クインティーノ）のコラボソング、「Freak」。この曲をリミックスしたのは、オランダ出身の若手DJ・Sam Feldt（サム・フェルド）。
オリジナルの「Freak」は虚無感さえ漂うせつない作品ですが、サム・フェルドが手掛ける「Freak (Sam Feldt Remix)」では、せつなさにトロピカルな要素が加わることで、夏の終わりにピッタリの哀愁サマーソングへと姿を変えています。1993年生まれのサム・フェルドは、2016年8月1日に23歳の誕生日を迎えます。
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Middle / DJ Snake
DJ Snake（DJ・スネーク）のヒット曲「Middle」を聴くと、子どもの頃のなつかしさ、暗くなるまで外で遊んだ夏休みの記憶が思い出されるようで、センチメンタルな気分に浸れます。
「時間を巻き戻して、すべてがうまくいくようにもう一度やり直せたら…」。サビの手前で歌われる“嘆きの歌詞”が、感傷的な秋の気分にフィットする、追憶のバラード。夏の暑さも落ち着いた、秋の夜長にじっくり聴きたい、DJスネークの名曲です。
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Summer / Marshmello
マシュマロのかぶりものをした謎多きDJ、Marshmello（マシュメロ）。彼のデビューアルバムに収録された「Summer」は、電子音が併せ持つ美しさとせつなさを見事に反映させた“サマーEDM”。しんみりし過ぎることはなく、かと言ってハジけるような盛り上がりもない、生温いそよかぜのような作品。
「Summer」と名の付くEDMトラックと言えばカルヴィン・ハリスが有名ですが、今もっとも勢いのあるDJのひとり、マシュメロの「Summer」がひっそりとその座に食らいつこうとしています。
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Is This Love / Vicetone
2人組DJユニット・Vicetone（ヴァイストーン）がリミックスしたのは、Bob Marley & The Wailersの名曲「Is This Love」。原曲は、1978年リリース。「きみを愛したい。大事にしたい」というストレートな愛情表現で始まる歌詞が、ひと夏の淡い恋を思い出させる哀愁の一曲。
EDMとの調和も見事ではありますが、この曲に関しては、レゲエの神様・ボブ・マーリーの歌声がすべて、と言い切れるほどに、彼のおだやかなボーカルが作品の全部を持っていっているような気がします。
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Stay / Kygo
EDMの中でも特に勢いを増している人気ジャンル、「トロピカル・ハウス」。その代表的なアーティストが、ノルウェー出身のDJ・カイゴ（Kygo）です。2016年2月リリースの「Stay」は、カリフォルニア出身の女性シンガー・Maty Noyes（マティ・ノイエス）をフィーチャーした作品。聴けば即座にリゾート気分、南国風のEDMで人気を博すKygoの魅力がたっぷりと詰まった一曲に仕上がっています。
Kygoの楽曲はいずれもトロピカルで暖かく、「浜辺」や「そよ風」を連想させる優しさと穏やかさに満ちています。夏の思い出を彩る最高のBGM。厳しい秋冬の寒さが訪れても、Kygoを聴けば、“楽しかった夏の思い出”が鮮やかに蘇り、心をあたたかく照らしてくれることでしょう。
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Waves (Robin Schulz Remix) / Mr. Probz
せつなさをたっぷり閉じ込めた“トロピカル・ハウス”で独自の世界観を築き上げた、ドイツのDJ・Robin Schulz（ロビン・シュルツ）。デビューアルバム「Prayer」からの1stシングル「Waves (Robin Schulz Remix)」は、全英1位・全米14位の大ヒットを記録。Mr Probz（ミスター・プロブズ）が歌うオリジナルをはるかに上回るYouTube再生数を叩き出しています（2本のMVで計3億回）。
EDM特有の、爆発的な盛り上がりとは無縁の「Waves (Robin Schulz Remix)」。波のようにただただ漂うばかりのメロディですが、“起伏のなさ”が穏やかな波音のように響き渡り、クールダウンとリラクゼーションを誘い出してくれる一曲です。
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