2016年4月17日日曜日

「豊岡クラフト」ってどんな会社?浜松の匠・職人が作る木工芸品メーカー


豊岡クラフト 会社紹介

腕時計の高級感が際立つ、豊岡クラフトのウォッチスタンドに大満足!」という記事でご紹介した、豊岡クラフト。魅力的な製品ラインナップや、1969年から続く豊岡クラフトの歴史をまとめました。





木のぬくもりと高級感で人気の、豊岡クラフト

豊岡クラフトは、静岡県・浜松市にある木工品メーカー。1969年に創業し、セイコー時計の木枠をつくる会社としてスタートしました。1985年から続く自社ブランド「シニアコレクション」は、85以上もの製品をラインナップ。ANAやJALの機内誌、カタログハウス「通販生活」などの有名雑誌にも掲載される人気シリーズです。

中でも、腕時計を美しく飾ることができる「ウォッチスタンド」は非常に人気が高く、数百個の在庫が1週間足らずで尽きてしまうほど。下記の写真は、私が購入した豊岡クラフト・ウォッチスタンド。腕時計を掛けてディスプレイした姿が美しく、ふと目をやるとしばらく眺めてしまうほどのお気に入りです。

豊岡クラフト「ウォッチスタンド」



ウォッチスタンド

豊岡クラフトの人気商品、「ウォッチスタンド(SC81)」。3,000円程度で買えるのに高級感たっぷり。私も大変気に入っており、ディスプレイした腕時計に目をやる時間が増えました。腕時計への愛着もより深いものとなり、「買ってよかった」と思えるオススメの逸品です。人気商品であるため、品切れとなった場合には再販までに2~3週間を要することも。レビュー評価も高く、購入者のほとんどが複数個買い、リピート購入するほど愛されているウォッチスタンド。私も計3個購入しました。

豊岡クラフト・ウォッチスタンド(公式サイト)



ウォッチスタンドW

腕時計を2個掛けてディスプレイできる、「ウォッチスタンドW(SC91)」。2つの腕時計を使い分けている方はもちろん、ご夫婦やカップルで使うのにも最適。革とメタルバンドの腕時計を並べて飾ったり、色違いの腕時計をディスプレイして楽しむこともできます。

豊岡クラフト・ウォッチスタンドW(公式サイト)



ウォッチボックス

腕時計を4つディスプレイできる、「ウォッチボックス(SC114)」。木の風合い・落ち着き・高級感が、お気に入りの腕時計をより美しく演出。フタにはアクリルの透明板が埋め込まれているため、いつでも愛用の腕時計を眺めることができます。私は数年前に同タイプのウォッチボックス(4本収納)を使っていますが、高級感あふれる木製のウォッチスタンドは非常にオススメです。豊岡クラフト「ウォッチスタンド」をお持ちなら、おなじ豊岡クラフト製の「ウォッチボックス」を合わせて使うと、統一感がでて良いと思います。

豊岡クラフト・ウォッチボックス(公式サイト)



万年筆ケース

大切な万年筆を保管できる、2段重ねの「万年筆ケース(SC35)」。上段には筆記具5本分の仕切り。下段は仕切りナシで自由に使えるデザイン。起毛状の布が貼られているため、大事な万年筆やボールペンを保管するのに最適です。書斎・リビング・客間、どこに置いても馴染むぬくもりと高級感が特徴。

豊岡クラフト・万年筆ケース(公式サイト)



文具ドロワーズ、文具ケース

B5サイズの書類を収納できる整理棚、「文具ドロワーズ」。引き出し5段の「文具ドロワーズL(SC14)」と、3段の「文具ドロワーズM(SC15)」が用意されています。上面までトレーのように使うことができるようデザインされており、引き出しの一つひとつもトレーとして成り立つよう、丁寧に塗装されています。
A4サイズの書類に対応する「A4ドロワーズ」もラインナップ。引き出し5段の「A4ドロワーズ5(SC65)」、3段の「A4ドロワーズ3(SC66)」が販売されています。
同様のデザインを持つ「文具ケース3(SC22)」は、引き出し3段のミニ整理棚。上面には起毛布が貼られているため、腕時計やカギを置いても傷つきません。

(左から)文具ドロワーズL、文具ドロワーズM、文具ケース3
豊岡クラフト・文具ドロワーズL(公式サイト)



格子書見台

豊岡クラフトの原点にして看板商品でもある、「格子書見台」。長時間の読書をサポートしてくれる便利アイテムです。山崎肇氏(現会長)が通っていた塾で使われていた書見台にヒントを得て、「家庭用に」と作られたのが豊岡クラフトの格子書見台です。本立ての角度は4段階に調整可能。400グラムと軽量で、折り畳めばコンパクトに収納できます。

豊岡クラフト・格子書見台(公式サイト)



かばん置き

帰宅後のかばんの“専用席”として使える、「かばん置き(SC130)」。床に置けばホコリが気になり、引っ掛けてしまえば持ち手の負荷が気になる。そんな悩みを解消してくれるアイテムです。折り畳めば3cmの厚さになるコンパクト設計。木の風合いとバッグのコンビは相性ばっちり。お店をされている方であれば、お客様用としても活躍する、折り畳み可能なかばん置きです。

豊岡クラフト・かばん置き(公式サイト)



ほかにも多数の商品をラインナップ

今回ご紹介したのは、豊岡クラフトの「シニアコレクション」というシリーズに含まれる製品。公式サイトに掲載されているだけでも、実に85個の製品がラインナップされています。ブックエンド(本立て)、ペンケース、眼鏡置き、レタースタンド、印鑑スタンド、薬箱、卓上ミラー、名刺ケースなど、あらゆる木工品が作られているので、お気に入りのひとつを探すことが可能です。ライティングデスク(机)やハンガーワゴンといった本格的な家具もラインナップ。木のぬくもりと高級感の感じられる木工品をお探しなら、職人が作る豊岡クラフトのシニアシリーズがおすすめです。

「シニアコレクション」シリーズ以外にもラインナップ充実。木製小物シリーズ「波のコンチェルト」、丸善オリジナルブランドとして販売されている「森林楽(しんりんがく)」、カタログ通販「ライトアップショッピングクラブ」のオリジナル商品、全日空商事「ANA SKY SHOP」のオリジナル商品、カタログハウス「通販生活ピカイチ事典」掲載アイテムなど、豊岡クラフトの製品は大手通販サイトで購入することも可能です。

「通販生活」やANA機内誌、「GoodsPress」など有名雑誌にも多数掲載



豊岡クラフトは、セイコー時計の木枠づくりから始まった


1969年~
創業は1969年。セイコー(置き・掛け時計)の木枠を作る会社・豊岡木工所として事業がスタートしました。所在地は静岡県・浜松市。今日に至るまで、ずっと同じ場所で木製品を作り続けている会社です。創業者の山崎正治氏はYAMAHA(浜松市)で家具・楽器づくりに従事。定年退職後に豊岡木工所を創業しました。

二代目は山崎肇氏。日本電気(NEC)に入社するも、「父の背中を見ているうちに自分もやりたくなった」との理由により33歳で退職。父・正治氏の後を継ぎました。現在社長を務める山崎徹氏は三代目。会長となった二代目・肇氏は、2012年に「浜松ものづくりマイスター」に認定されています。


1980年~
1980年に大手書店・丸善との取引がスタート。書見台のクオリティと実力が認められ、1986年からは丸善ブランドとして「森林楽」を発売。販売開始から30年が経過した今なお続く、長寿ブランドです。1985年に自社ブランド「シニアコレクション」を開発。本記事でご紹介したウォッチスタンドも、豊岡クラフトの「シニアコレクション」から発売されているものです。

1989年に工場新築。社名を有限会社・豊岡クラフトへと変更します。1999年発売の「動く小机」がカタログハウス「通販生活」で大ヒット。2000年にソニーファミリークラブ(現ライトアップショッピングクラブ)から10種の製品を発売し、好評を得ます。


2008年~
2008年にJAL機内誌「JAL SHOP」にて4つの商品をリリース。ANA機内誌「ANA SKY SHOP」創刊20周年オリジナル商品を開発・販売。2008年初頭に「シニアコレクション・ウォッチスタンド」を発売開始。2010年9月、三代目の山崎徹氏が社長に就任。豊岡クラフトを率いて、浜松市から木製品の素晴らしさを日本全国に発信しています。


掲載歴
中日新聞、静岡新聞、日経流通新聞、日経MJ、毎日新聞、JAL「FLIGHIT SHOP」「JAL SHOP」「Agora」、ライトアップショッピングクラブ、小学館「サライ」「大人の逸品プラス」、ANA「ANAスカイショップ」、カタログハウス「通販生活」「ピカイチ事典」、世界文化社「家庭画報セレクション」、枻出版社「NOTE&DIARY Style Book」、徳間書店「GoodsPress」ほか多数

会社情報
所在地:静岡県浜松市北区根洗町1457-2
従業員数:15名
事業内容:木製机上製品、インテリア小物木工品、小型家具の企画製造
創業設立:1969年「(有)豊岡木工所創業」として創業。1989年「有限会社豊岡クラフト」に社名変更
オフィシャルサイト:豊岡クラフト
オフィシャルブログ:新人クラフトマンのチャレンジ日記





豊岡クラフトの“ものづくり”が分かる、職人による公式ブログ

私が豊岡クラフトの「ウォッチスタンド」を手に入れる際に、購入の決め手となったのが公式ブログ「新人クラフトマンのチャレンジ日記」。商品を実際に使用したイメージ写真が多数アップロードされているので、購入時の参考になります。また、製品ができあがるまでの工程写真、作業風景の様子も多数アップ。木材の搬入からNCルーターによる削り出し、仕上げの“塗り”に至るまで、クラフトマン(職人)が直々にブログで紹介しているので、「自分が使っている製品はこんなふうに作られているんだ」と愛着がわきます。

2007年11月から絶え間なく続くオフィシャルブログは、現社長の弟・山崎晃(あきら)さんが運営しています。職人として製品を作るクラフトマンならではの視点で語られる「作業の様子」「試作品の紹介」からは、ものづくりと同じ情熱があふれていて、豊岡クラフトの魅力をもっと多くの人たちに広めたいという切なる気持ちが伝わってきます。これから豊岡クラフトの製品を購入しようと考えている方、すでに豊岡クラフトの製品を愛用されている方には、ぜひ読んでいただきたいブログです。豊岡クラフト・公式ブログ「新人クラフトマンのチャレンジ日記」。

ウォッチスタンドについて書かれた、豊岡クラフトのブログ記事
2008年1月29日 「ウォッチスタンド」初登場ブログ記事
2008年3月28日 日経流通新聞(日経MJ)掲載
2008年5月26日 ブライトリング・ナビタイマーとの組みあわせ
2008年6月5日 「ウォッチスタンド」ができるまで・その1
2008年6月6日 「ウォッチスタンド」ができるまで・その2
2009年5月22日 特注”クリアー塗装仕上げ”&“無塗装木地仕上げ”
2016年3月15日 徳間書店「GoodsPress」掲載




豊岡クラフト「ウォッチスタンド」のレビューを書いています

「腕時計を美しくディスプレイできる便利アイテムがほしいなあ」と思い、Amazon(アマゾン)を検索して一番最初に目についたのが、豊岡クラフト・ウォッチスタンドでした。「腕時計の高級感が際立つ、豊岡クラフトのウォッチスタンドに大満足!」というレビュー記事を書いていますのでぜひご覧ください。美しい塗装、洗練されたデザイン、木工品ならではの温もりと落ち着き。職人による手作りであるにもかかわらず、3,240円(送料込み)という良心的な価格設定。ここ数年の買い物でもベストといえるほど心底気に入ったため、追加で2個、計3個を購入しました。腕時計を愛用している方、いつでも美しく飾っておきたいという方におすすめの製品です。詳しくはレビュー記事をご覧いただければ幸いです。

豊岡クラフト「ウォッチスタンド」使用レビュー|腕時計の魅力と高級感がアップ!

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