メジャーリーグ登場曲に使用された「盛り上がるロック」、メジャーリーガーたちのハートを鼓舞する「HR/HMの名曲」をご紹介します。
メジャーの選手、特にピッチャーは、熱いハードロックやヘヴィメタルを好んで登板曲に使用。サビから始まるYouTube動画でお聴きください。
Metallica - King Nothing
世界で最も成功したヘヴィメタルバンド、Metallica(メタリカ)。
ご紹介する曲は、「King Nothing(キング・ナッシング)」。マット・ムーア投手(ジャイアンツ)が登場曲に使用しています。
2017年のWBCで胴上げ投手となったデビッド・ロバートソン投手(ホワイトソックス)は、メタリカの「Wherever I May Roam」を登場曲にチョイス。
世界的なメタルバンドであり、ハートを鼓舞する楽曲が多いメタリカだけに、メジャーリーグの中にもMetallicaを登場曲として使用している選手が多数います。
Metallicaを登場曲に選んだ、メジャーリーグ選手
David Robertson - Wherever I May Roam
Sean Doolittle - For Whom The Bell Tolls
Alex Avila - Seek And Destroy
Clint Robinson - For Whom The Bell Tolls
Josh Fields - Wherever I May Roam
George Kontos - Harvester Of Sorrow
Matt Moore - King Nothing
Rage Against The Machine - Wake Up
90年代を代表するアメリカのロックバンド、Rage Against The Machine(レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン)。
MLB史上最速の169km/hを投げるアロルディス・チャップマン投手(ヤンキース)が登板曲に使用しているのは、「Wake Up(ウェイク・アップ)」。
カブス所属時代の2016年、恋人へのDV容疑で30試合出場停止処分を受けたチャップマン。球場DJがザ・プロディジー「Smack My Bitch Up」を流して解雇される、という事件が起きています。
2016年に20勝を挙げたJ.A.ハップ投手(ブルージェイズ)は、「Testify」を登板曲に使用。ほかにも多数のMLB選手が、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの楽曲を登場曲に選んでいます。
Rage Against The Machineを登場曲に選んだ、メジャーリーグ選手
J.A. Happ - Testify
Robbie Grossman - People Of The Sun
Aroldis Chapman - Wake Up
Drew VerHagen - Bulls On Parade
Gerrit Cole - Sleep Now In The Fire
Zach Davies - Bulls On Parade
Chad Qualls - Killing In The Name
Logan Forsythe - Know Your Enemy
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AC/DC - Thunderstruck
2億枚以上のレコード・CDを売り上げてきた世界的ロックバンド、AC/DC。
ご紹介する曲はAC/DCの代表曲、「Thunderstruck(サンダーストラック)」。
2015年に51セーブを記録して「最多セーブ」のタイトルを獲得したマーク・マランソン投手(サンフランシスコ・ジャイアンツ)のマウンド登板曲です。
アメリカ合衆国で10番目に売れているアーティスト・AC/DCを登場曲にしているメジャーリーガーは多く、2016年最多セーブ投手・ザック・ブリットン(オリオールズ)もAC/DC「For Those About To Rock」を登板時のテーマ曲に設定しています。
ドジャースから阪神タイガースに移籍して活躍したジェフ・ウィリアムス投手も、この曲「Thunderstruck」を登場曲に使用していました。AC/DCの曲は、守護神登場の期待感と高揚を煽り、敵チームに絶望を突きつけるハードロックの名曲です。
AC/DCを登場曲に選んだ、メジャーリーグ選手
Mark Melancon - Thunderstruck
Brad Brach - Thunderstruck
Zach Britton - For Those About To Rock
Brandon Moss - Can't Stop Rock N Roll
Liam Hendriks - Back In Black
Hunter Strickland - Shook Me All Night Long
Led Zeppelin - Kashmir
メジャーリーグ選手登場曲2017の中で、最も人気の高いロックソングの一つ、Led Zeppelin(レッド・ツェッペリン)の「Kashmir(カシミール)」。
2005年のア・リーグ新人王 ヒューストン・ストリート投手(エンゼルス)、2007年の奪三振王 スコット・カズミアー投手(ドジャース)らが、レッド・ツェッペリンの代表曲「Kashmir」をマウンド登板曲に使用しています。
ラッパーのパフ・ダディーが1998年に「Kashmir」をカバー。ジミー・ペイジ(Led Zeppelin)とトム・モレロ(Rage Against The Machine)がギターを演奏した「Come With Me」は、映画・GODZILLA(ゴジラ)のサントラにも収録され、全米4位・全英2位のヒットを記録しました。
Led Zeppelinを登場曲に選んだ、メジャーリーグ選手
Chase Utley - Kashmir
Scott Kazmir - Kashmir
Scott Van Slyke - When The Levee Breaks
Luke Maile - Kashmir
Huston Street - Kashmir
Joey Wendle - Whole Lotta Love
Lynyrd Skynyrd - Simple Man
「スウィート・ホーム・アラバマ」「フリー・バード」をヒットさせながら、1977年にボーカルとギタリストを飛行機事故で亡くし、2015年にはドラマーが交通事故で亡くなった悲劇のバンド、Lynyrd Skynyrd(レーナード・スキナード)。
ご紹介する曲は、1973年にリリースされた代表的なバラード名曲「Simple Man(シンプル・マン)」。この曲を打席登場曲にしているのは、エンゼルスのダニー・エスピノーサ選手。
Deftones(デフトーンズ)によるカバーが非常にオススメです。
アラバマ出身のジョシュ・ラットリッジ選手(レッドソックス)、ケンドール・グレーブマン投手(アスレチックス)は、アラバマ州の非公式な州歌としても有名な「Sweet Home Alabama」を登場曲に選んでいます。
Lynyrd Skynyrdを登場曲に選んだ、メジャーリーグ選手
Josh Rutledge - Sweet Home Alabama
Kendall Graveman - Sweet Home Alabama
Danny Espinosa - Simple Man
Zach Eflin - Free Bird
Drew Hutchison - Saturday Night Special
Guns N' Roses - Welcome To The Jungle
世界売上1億枚のモンスターバンド、Guns N' Roses(ガンズ・アンド・ローゼズ)。
通算421本塁打の高い打撃力、ゴールドグラブ 3度受賞の高い守備力を備えた5ツールプレイヤー、カルロス・ベルトラン選手(アストロズ)が打席登場曲に選んだのは、ロック史に残る名曲「Welcome To The Jungle(ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングル)」。
クリス・ヘストン投手(マリナーズ)も、ガンズの「Welcome To The Jungle」をチョイス。4年連続40セーブのクレイグ・キンブレル投手(レッドソックス)は、「Paradise City」を登板曲に選んでいます。
Guns N' Rosesを登場曲に選んだ、メジャーリーグ選手
Craig Kimbrel - Paradise City
Chris Heston - Welcome To The Jungle
Carlos Beltran - Welcome To The Jungle
Nickelback - Burn It to the Ground
カナダを代表するロックバンド、Nickelback(ニッケルバック)。
ご紹介する曲は、2009年のヒット曲「Burn It To The Ground(バーン・イット・トゥ・グラウンド)」。シアトル・マリナーズ所属のディロン・オーバートン投手が、マウンド登場曲として使用しています。
Nickelbackを登場曲に選んだ、メジャーリーグ選手
Dillon Overton - Burn It To The Ground
Avenged Sevenfold - Hail To The King
2013年発売のアルバム「Hail to the King」が全米1位・全英1位を獲得したヘヴィメタルバンド、Avenged Sevenfold(アヴェンジド・セヴンフォールド)。
ご紹介する曲は、アルバムタイトル曲の「Hail to the King(ヘイル・トゥ・ザ・キング)」。
最多勝利、最優秀防御率、サイ・ヤング賞など、数々の栄光を勝ち取ってきたシアトル・マリナーズのフェリックス・ヘルナンデス投手が登場曲に使用。
ケン・ジャイルズ投手(アストロズ)やキャム・ベドローシアン投手(エンゼルス)も、アヴェンジド・セヴンフォールドの「Hail to the King」を登板曲に使用しています。
Avenged Sevenfoldを登場曲に選んだ、メジャーリーグ選手
Felix Hernandez - Hail To The King
Ken Giles - Hail To The King
Cam Bedrosian - Hail To The King
Justin Miller - Shepherd Of Fire
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