2017年3月28日火曜日

Armin van Buurenの読み方・本人による発音・名前の意味



Armin Van Buurenの読み方は、アーミン・ヴァン・ブーレンなのか?

それとも、アーミン・ヴァン・ビューレンなのか?

Armin Van Buurenという名前の意味・由来についても調べました。



Armin van Buuren本人による発音




Armin van Buuren本人による発音を聞くかぎりでは、「アーミン・ヴァン・ビューレン」と聞こえます。

発音記号は、ˈɑrmɪn vɑn ˈbyːrə(n)

Armin Van Buurenはオランダ人DJです。オランダの人名であることを踏まえた上で、正しい読み方を理解する必要があります。

ちなみにArmin Van Buurenという名前はDJネームでもあり、birth name(生まれたときの名前)でもあります。





Armin van Buurenの読み方、日本での表記


Armin van Buurenの日本での表記、読み方は、「アーミン・ヴァン・ブーレン」が一般的。wikipediaやavexのアーティストページなどでも、「アーミン・ヴァン・ブーレン」と表記されています。

一方で、オランダ政府観光局の日本サイト・holland.comでは、Armin van Buuren紹介ページで「アーミン・ヴァン・ビューレン」と表記しています。オランダにおける発音を忠実に再現したカタカナ表記をしているものと思われます。Amazon、タワーレコードなども「アーミン・ヴァン・ビューレン」の表記がなされていました。



英語圏や、オランダ人による発音


オランダ人によるArmin van Buurenの発音ですが、「アーミン・ヴァン・ビューレン」と発音している人もいれば、「アーミン・ファン・ビューレン」と発音している人も多くいます。

FORVOというサイトでは、現地在住者による人名の発音を聞くことができます。Armin van Buuren本人による発音や、オランダ政府観光局の表記を見る限りでは、Armin van Buurenは「アーミン・ヴァン・ビューレン」と読むのが正しいと判断します。しかしオランダの在住地域によって、また、van(ファン)を起源とすることなどからも、「van Buuren」を「ファン・ビューレン」と発音するオランダ人が多いのは自然なことと思われます。

英語圏のインタビュアーの発音を聞くかぎりでも、「アーミン・ヴァン・ビューレン」と発音しており、「ブーレン」という読み方を見つけることはできませんでした。ただし、英語・オランダ語の発音と、日本におけるカタカナ表記が必ずしも一致するわけではありません。

David(デイヴィッド)をデヴィッド、デビッドなどと表記するように、「アーミン・ヴァン・ブーレン」という表記が間違いということではなく、「アーミン・ヴァン・ビューレン」が正解、というわけでもないと思います。



Armin van Buurenという名前の意味・由来


van Buren(ヴァン・ビューレン)が姓、Armin(アーミン)が名になります。van Burenという姓の意味は「ビューレン出身」。日本の「田中」「畑山」などと同じように、土地の名前が起源となっています。ただし、Armin van Buurenは南ホラント州・ライデンの出身であるため、あくまでも姓(van Buren)の意味が「ビューレン出身」ということになります。Armin van Buurenの先祖が、ビューレン出身だったのだと思われます。

Armin
Arminius:帝政ローマ初期のゲルマン系ケルスキ族の族長。ゲルマン諸部族のリーダーとして戦い、ローマによるゲルマニア征服を阻止。

van
「~出身」を意味するオランダ語の前置詞。英語のfrom、ofに相当。ドイツ語のフォン(von)と同起源。「ファン」が起源ではあるものの、移住などによって発音が「ヴァン」に変わる場合がある。

Buuren
オランダ東部に位置するヘルダーラント州の町・Buren(ビューレン)



まとめ


日本におけるArmin van Buurenの一般的な表記・発音は、「アーミン・ヴァン・ブーレン」、「アーミン・ヴァン・ビューレン」の2つが存在し、表記しているサイトも混在しています。

ウィキペディアやエイベックスでは「アーミン・ヴァン・ブーレン」と表記され、私のブログでもそれに倣っています。

しかし、アマゾンやタワレコ、オランダ政府観光局のサイトでは「アーミン・ヴァン・ビューレン」と表記されているため、「日本では2種類のカタカナ読みが存在する」というのが結論になります。

実際に声に出す機会は少ないと思いますが、Armin van Buuren本人の発音にならえば、「アーミン・ヴァン・ビューレン」と発音するのが正しい(近い)のかもしれません。

私のブログでは検索されやすさを考慮し、また、一般的な表記として馴染んでいる「アーミン・ヴァン・ブーレン」と表記しています。

アーミン・ヴァン・ブーレン表記
wikipedia、avex(日本公式サイト)

アーミン・ヴァン・ビューレン表記
Amazon、タワーレコード、holland.com(オランダ政府観光局)

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