2016年1月2日土曜日

新年のご挨拶。



あけましておめでとうございます。明日から平常運転でブログを更新していく予定です。ブログに対する日々の思いはこの記事で書き収めることにより、明日から普段通りの更新をしていきたいと思います。



ソニーがXPERIAでやっていること

ソニーにはα(デジタル一眼)、ブラビア(液晶テレビ)、ウォークマン、プレイステーションなど様々な機器がラインナップされています。音楽(ソニー・ミュージックエンタテインメント)、映画(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)、半導体(ソニーセミコンダクタ)などの事業もあります。これらの技術・サービスの一部はXPERIAスマートフォン・タブレットに一機能・コンテンツとして落とし込まれています。XPERIAのカメラを使えばソニーαの存在を無視することは出来ず、XPERIAで音楽を聴いていればウォークマンの機能・音質などの実力が気になってくる。4K動画撮影やXPERIA Z5 Premium搭載の4Kディスプレイを知れば、4Kブラビアも購入選択肢の候補として挙がってくる。といった具合に、XPERIAスマートフォンには沢山の出口が用意されています。言い換えれば、XPERIAにつながる沢山の入り口が用意されているわけです。



私がブログで実現したいこと

ブログではXPERIAの話題以外にも、音楽やmicroSDカードに関するコンテンツを数多く用意しています。それらの入り口からXPERIAという出口に誘導したいという思惑があるわけです。ここ半年間のアクセスを見ると、1日あたり1万人(UU)の訪問者数と1万5000ページビュー(PV)前後で安定しているのですが、そこには「EDM」というキーワードや歌手名で検索して辿りついてくださる方も数多く含まれています。XPERIAの話題だけで私が集客できる数には限りがあります。「XPERIAをもっと多くの人に使ってほしい」という願いを込めて叫んだところで(記事を書いたところで)、読者が少なければ実現に結びつくことはありません。読者の数が増えて定期的に訪れてもらうことができれば、私の計画は実現に近づく可能性があるのです。その入り口はEDMや洋楽、microSDカードといったキーワードであっても構いません。出口へと結びつけることのほうが大事です。なにより私はEDMや洋楽などが大好きですから、めちゃくちゃ都合のよいやり方であると思っています。XPERIAそのものを積極的に売り込む必要はなく、目に付く場所にXPERIA関連のコンテンツが設置されていれば、興味のある人は見てくれるだろう、XPERIAのことが気になってくるかもしれない、そんなスタンスを心がけています。



ソニーが大好き

って書くと、「盲信的」だと思われかねないですよね。適度に皮肉っておくことが正解なのかもしれません。それでも私は昔からソニー製品が大好き。CDジャケットを裏返せばそこにSony Music Entertainmentの文字を見ない日が無いというほど、ソニーという企業のやることなすことを身近に感じてきました。企業や製品、技術に限らないことですが、短期的視点で物事を判断してしまうのは早計だと常々思っています。大切な友人が失敗したり、失職したり、病んでしまっても、大騒ぎする必要は無いのです。長い付き合いなのだから「そんな時だってあるよね」と見守ってやればいい。ソニーは営利を目的とした企業なので、もしも不振に陥り長引けば事業として立ち行かなくなるのは当然です。しかし私は友人と接するときと変わらないスタイルでソニーを応援しているので、たとえ不振に陥ろうが、不具合を抱えようが、倒産というエンディングを迎えないかぎりはラフな感じで見守っていたいのです。XPERIA Z4ユーザーは発熱問題に対して憤るべきかもしれません。しかし私はXPERIA Z4ユーザーではないため、ソニーを責める道理はない。後継機で改善してくれればいい、といった考えです。





見るべき方向

最後に…。私は万事において「見るべき人」を定めることに意識を置いています。音楽というフィールドであれば、99のファンと語らい言い争うよりもアーティスト本人の動向・発言に集中する。スマートフォンであれば、スマホ好き同士で「クソ」や「最高」と声を挙げるのも悪くはありませんが、一番に見ていたいのは技術者・開発者・設計者の思いや行動です。99ではなく1のほう、群集よりもマイノリティ、“言ってる人”よりも“やってる人”の行動に注目しています。“言われている側”というのは常にマイノリティ(少数派)です。あらゆる創作、設計、製造、開発などの分野においても、それを評価(称賛・非難)しようとする人の数のほうが大勢で、評価される側のほうが少ないわけです。本気で絵を描いたり、文章を書いたり、音楽を作ったり、写真を撮ったり、モノを作っている人たちであれば強く実感されていることではないでしょうか。

私はこの“言われてる側”、もっとストレートに言えば“ケチをつけられる側”にいるマイノリティの人たちが「やっていること」「やっていないこと」に興味があります。自分にとっての得(メリット)を突き詰めて考えれば、そっちのほうが実りに繋がると信じているからです。亀田3兄弟の悪行は右ストレートで沈めてやりたいと思うほど反吐が出る一方で、ストリートファイト(路上喧嘩)ではなくリングの上に立っているという点、行いに対する報いをしっかり受けているという点において尊敬できるものです(尊敬は言い過ぎか…)。



今年も「XPERIAだけをレビューするブログ。」をよろしくお願いいたします。

ソニーの高音質microSDカード・SR-64HXAは、99の人々に嘲笑されました。しかし私は真顔のままで、「ソニーという大企業のカネを引っ張り出して製品化までこぎつける開発陣、サイコーに格好いいじゃないか」と笑っていました。嘲笑ではなく、スマイルのほうです。発売当時、SR-64HXAに関する記事も2~3書きました。高音質microSDカードはかなり限定的な購入者層を狙い撃ちすべく開発・販売された製品だと思うのですが、それでも世の中に登場するかぎりターゲットとしない99からの評価を避けることはできません。私にもあなたにも、本気で打ち込める趣味や仕事、好きなジャンルがあるはずです。そのフィールドで1のほうに立った瞬間、99から嘲笑されてしまう可能性が生じてしまうわけですが、たとえ少数であっても努力や姿勢を見てくれる人は存在する。というのが私の信じるところです。

私の好きな人たち(アーティスト・開発者たち)は、大体どこかで笑われています。小さな子どもからもダメ出しされる有様です。そんな姿を見てもなお、「カッコいい」、「自分も“向こう側”に行ってみたい」と思わせる魅力が、製品を生み出す人たちやアーティストの活動を通して感じられるのです。応援のカタチは様々ですが、私はブログという手段を活用したいと思います。たくさんの“入り口”を用意して、XPERIAという出口に繋げていく。そんなイメージで自分の好きなこと(音楽)・関心のあること(microSDカードやアクセサリ)、書きたいことを表現しつつ、私なりにソニーXPERIAを応援していければと思います。もしも私の買い替えた新機種が致命的な不具合を抱えたときは、亀田興毅ばりに吼えまくる予定なのでご期待ください。この文章からは想像もつかぬほどのテンションで勢いよく取り乱すことでしょう。そんなわけで、2016年も「XPERIAだけをレビューするブログ。」をどうぞよろしくお願いいたします。

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